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クラス名の歴史を振り返ります

皆さまお久しぶりです。

お元気でしょうか。

カッシーは元気です。

ずっと忘れていたのですが、ブログに出てくる広告を消すためFC2に月に300円を払っていることに気づきまして、無性に悔しくなったため何か書きます。

テーマは、そうですね…一部界隈でクラスの話が盛り上がっているようなので、アントレのクラス名について少し語りますね。


まずはアントレのクラス名の歴史から振り返ってみましょう。


元々21年前に創設した時には「御三家」「有名中」という2クラスでスタートしました。


しかしこの頃のことはよく知りません。(カッシーいなかったし)


カッシーがドラフト1位(契約金:なし)で入った12年前には、すでに6年生は「御三家」「有名中A」「有名中B」の3クラス体制となっておりました。

そして、その頃の5年生の人数が多かったため、クラス増設案が出ました。

その案というのは2つありました。


「御三家A」「御三家B」「有名中A」「有名中B」

にするか

「御三家」「有名中A」「有名中B」「有名中C」


という構成にするかです。

しかし、生徒とのやりとりの中で


「このままだと有名中Bに落ちちゃうよー」

「いやいや、有名中Bで止まらんでしょ」

「え、それってどういう…」

「専用の特別クラス有名中Cを作って1:1でやろう^^」

「それはキツいわー^^;」


などと冗談で話したりしていたので


まさか冗談が現実になるとは


という事態になってしまいます。

また全体的にクラスを落としていかないといけないので、結局「御三家B」案を採用しました。

そして4年前、とうとう変革の時が来ました。

クラス名を現在の「S」「A」「B」「C」に変えたのです。

そうなるにいたる様々なエピソードを紹介します。


「カッシー」

「ん?」

「クラス名でいつも思うことあるんだけどさ」

「おう」

「有名じゃない中学を受ける人はどうすんの」

「無名中Aを作る時がきたか」

「そのクラス入りたくないんだけど…」

「誰も入りたくないだろ」



「カッシー」

「ん?」

「クラス名でいつも思うことあるんだけどさ」

「おう」

「御三家Bって誰も御三家受けてなくない?」

「…自分の心の中の御三家を受けてるから大丈夫」

「意味不明だわ」



「カッシー」

「ん?」

「クラス名でいつも思うことあるんだけどさ」

「おう」

「長いわ」

「それはみんな思ってる」



…お分かりいただけたでしょうか。



ABCの難易度順が他塾と逆なのは別に深い意味があるわけではなく、有名中A、有名中Bの時代から引き継いだものです。

一番上のクラスをGにするという案もあったのですが、アントレが大人気になりサピックスばりにクラス数が増えたら困ってしまうとのことで、Sにしました。

今のところその気配が微塵もないので、別にGでも良かったかなと思います。


4年生がSABではなくABCなのは、4年生のうちはある程度ご家庭の希望を尊重してクラスを決めているからです。

難易度が多少合わなくても、4年生までなら致命的になるケースは少ないため

「習い事などの都合があってここしか出られない」

「実力は足りないけれども上のことに触れさせたい」

などの要望をなるべく聞いてあげたいという思いからそうしております。(もちろんあまりにも実力がかけ離れている場合はご相談をします)

このように完全に実力通りに分かれているわけではありませんので、Sという特別感を出す必要はありませんし、SABにしてしまうと、5年生のクラス分けの時にほぼ全ての生徒がクラスキープかクラス落ちにしかなりませんので、様々な面から考えて4年生はABCにしております。



しかし、2年前に異変がおきました。

ひばりの4年生の人数が増えてしまったのです。

3クラス体制では運営が難しくなり、1つ上の階も借りて教室数を増やし、4年生の後期から4クラスに分けました。

つまり、5年生からのクラス分けが早まった形となるためSABCにしました。


ここで悩ましいのが練馬教室です。

練馬教室はABの2クラスで運営しておりました。

ひばりのAと練馬のAは同じテストを受けておりましたが、ひばりの最上位クラスがSとなってしまったため、練馬のAクラスの生徒はSクラスという名前のテストを受けることになり、順位表もSクラス発表となったのです。

練馬のAの生徒に対しては、印刷段階でテスト名を変えたり順位表も練馬用に書き換えれば済むのでなんとか対応はできるのですが、もしクラス名をこのままにしてしまうと


「HPを見たのですが、ひばりヶ丘だけSという特別なクラスをつくっておりますよね?クラス名から判断するとひばりのAと練馬のAは同じレベルということですか?」


という疑問を持たれるのは当然で、難易度の高い授業はひばりでしか受けられないという誤解を生んでしまいます。

ですので、これからひばりの4年生は途中から4クラス設定になるだろうという予想の元に、次年度の練馬のクラス名をSAという形にしました。


そして次年度になりました





ひばり3クラスでいけちゃったんですけど…


というわけで去年はひばりはABC、練馬はSAという奇妙な流れになりました。


うーん、じゃあ今年はひばりABC、練馬ABに戻そう。

で、もしひばりがSABCになったら、練馬には悪いけれどもそのタイミングで練馬をSAに変えよう。

と思っていたのですが、そのことを練馬に伝えたら


「あ、もう去年と同じクラス名で発表しちゃいました」





うんまぁ…


細かい名前なんてどうでもいっか


中身が大事よ、中身が!

結局、今年1年もひばりABC、練馬SAになりました。(何件かご質問が来ましたが、丁寧にご説明いたしました)

深い意味など何もありません。


来年度こそはひばりABC、練馬ABでスタートいたします。(予定)



以上が、アントレのクラス名の歴史です。

長くなりましたが、いかがだったでしょうか。

書いてみるとわりとどうしようもない歴史でしたね。


というわけで、これからもアントレをよろしくお願いします。



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テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

得点力をつけるために必要なこと

皆さまお久しぶりです!

あまりにもブログを書くのが久しぶりすぎたため


「あれ、記事ってどこから書くんだっけ…?」


という所からスタートしましたが、無事に書く場所までたどり着けました。


さて、ツイッターで少し書いた得点力の話をしようと思います。


本人が希望する中学に合格するかどうかは、賢いか賢くないか、これまで頑張ったか頑張ってないかではありません。

本番で得点が取れるか取れないかです。

6年生はこれから模試や過去問演習が増えてくると思いますが、得点力をつけるために必要なことをちょっとだけ書いてみます。


先週の土曜日、入試演習クラスで授業をしていた時のことです。

50分のテストが終わって答案を回収しながら生徒達に聞きました。


「解説に入る前に聞くけど、今回どの問題が一番キツかった?」

「うーん、わかんない…」

「いや、わかるでしょー明らかにキツいのあったじゃん」

「1(2)かな」

「うん、1(2)」

「私も1(2)」

「だよね。で、これは問題読んだらすぐにヤバいってわかるやつじゃん?作業量すごいし、検算も出来ないし、答えだけで途中点無いし」

「うん」

「そう思ったら、これからはそういう問題はさっさと切ろうね。そもそも前から順番にやる必要なんて全然無いから」


こういった話をしました。

しかしこれはあくまでも、その学校限定の話です。

学校によっては前から順番に少しずつ難しくなっていく構成になっている所もあるので(中堅校に多いですね)、余計なことは考えず、前から解いていくことが結果的に時間短縮になることもあります。

解いていく中で、自分の志望校はどのタイプなのかを分析することがとても重要になってきます。


この自分で分析するという作業が非常に重要です。


例えば先ほどの1(2)が難しかったテストは、全体の問題レベルと生徒達の実力を考えると、得点が少し低かったです。

1(2)に時間を取られてしまっているため、他の大問にかける時間が短く、作業的ミスや計算ミスが頻発しておりました。

さらに1(1)の計算2題も両方完答した生徒が少なかったです。

本来ならば見直し時間を確保して直さなければいけない場所です。

そして1(2)が完答できているならまだしも、結局誰も完答できておりませんでした。

この状態のまま入試に突入したら大変なことになりますので、家で問題の復習をするのはもちろんですが、同時に次回の課題を考えなければいけません。

今回の例ならば「次は解く順番を考えてみよう」という課題を自分の中で持ち、次で実際に試してみる。


まだこの時期ですから、やってみて失敗することは全くかまいません。

人は失敗して痛い目をみないと学習しませんので。


そういえば書いていて思い出したことがあります。

カッシーは小さい頃、塀の上など細くて危ないところを渡るのが好きでした。

周囲の大人には止めろと言われましたが、まぁ聞くはずがありません。

しかし、ある時塀から塀に飛び移る時に足を踏み外し、左脚の膝下を11針縫うケガをしました。

それ以来、誰かに言われたからではなく、自分の判断で塀の上はなるべく上らないようにしています。



まぁ、この歳になって塀の上を歩いていたらかなりヤバい奴ですが。


というわけで、早くやってみて、さっさと失敗して下さい。


そして

「失敗」→「反省」→「次回への課題設定」


なるべく早い段階でこのサイクルをこなしていき、本番2、3ヵ月前には自分のスタイルを持っておいた方が良いです。

今回の例では解く順番の話をしましたが、他にも時間配分、見直し手順など考えるべき課題は山ほどあります。

過去問演習の場をただ問題を解くだけにならないよう、残り5ヵ月得点力を磨いて下さいね!



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各クラスの様子(ひばり・練馬)

ご無沙汰しております。カッシーです。

新学期が始まって二ヵ月が経ちましたので、各クラスの様子を書きますね!


ひばりヶ丘教室

【6S】
担任であり、算数と理科を担当しております。

全体的に良くできます。
女子に力のある生徒が多いのが特徴です。
春期講習の白板問題の正答率も全体平均が44%で、去年より3割増しの結果でした。近年で一番良い結果です。

今年Aから合流した生徒が苦労しておりますが、それは当然のことなので、前期の間にしっかり努力を重ねれば夏期講習では正答率が跳ね上がるはずです。

男子にも女子にも勉強に対するモチベーションが高い生徒が多く、非常に運営しやすいクラスです。



【6A】
理科の1回目の授業を担当しております。

話をしっかり聞ける生徒が多いです。
質問を投げかけた時に反応が良い生徒も多いのですが、その場だけで終わってしまうと残念なことになるので注意が必要です。
授業で理解した内容を家でしっかり復習できれば、着実に力をつけていくと思います。

一部授業についてこれていないなーと感じる生徒もおりますが、その場合は放置せずに必ず質問に来るようにしましょう。



【6B】
理科の2回目の授業を担当しております。

授業をしていて、生徒達の反応は6Aと比べてそれ程差を感じません。
特に男子はできる生徒が多く、例年のBクラスより得点力もあります。

ただし、反応が良い生徒は多いのですが、少し復習習慣が足りない気がします。
テストに照準を合わせた勉強が一部の生徒しか出来ていないので、まだまだ改善する必要がありそうです。



【6C】
理科の2回目の授業を担当しております。

クラスの雰囲気は良く、このクラスの授業は好きです。

ただし、授業は黙々と聞いてくれてはいるものの、その場で頭を動かしてくれない生徒と、その場でかなり頭を動かしているものの、全く復習をしていない生徒が混在しており、クラスとしてのまとまりには欠けています。

前者は授業での積極性、後者は勉強習慣をつけることができれば、現状よりもっと良くなると思います。



【5S】
担任であり、算数を担当しております。

相当賑やかなクラスです。ノリが良く授業をしていて楽しいクラスではあります。
良いことか悪いことかはわかりませんが、1時間前からアントレへ来てずっと遊んでいるような生徒が多いです。

このクラスの良い所はみんなある程度横並びなところです。
出来すぎる生徒も出来なさすぎる生徒もおりませんので、適当にチームを分けても必ず接戦になります。
平均レベルも高いため、こういうクラスは非常に運営がしやすいです。

初見の問題に対応する力は正直言ってまだまだですが、やったような問題に対してはとても高い正答率を出します。
家庭学習での詰め方が素晴らしく、本人達はもちろんですが、親のサポートがかなりしっかりしているので先が非常に読みやすいです。

また、4科バランスの良い生徒が多く、まとめテストでの4科総合点が例年に比べて高いのも特徴です。



【4A】
担任であり、算数を担当しております。

非常に良く出来る男子が多いです。
女子はこの男子達についていけるように頑張って欲しいです。

初見の問題にもヒントを出せば反応できる生徒が多く、頼もしいです。
しかし幼さゆえか、問題が解けないと涙を流すような生徒も何人かおります。(悪いことではありませんけど笑)

3年の頃からタケノコからよく出来るクラスであることを聞いておりましたので、実際に見てその通りだなと感じました。

ただ、5Sと同様に授業前と休み時間がカオスなので、もう少し落ち着いてくれればと思います笑



練馬教室

【5S】
理科の1回目を担当しております。

クラス内での実力差がそれなりにあります。
1回目は講義がメインの回なのでそれ程気にならないのですが、説明に少し気を遣います。

自分がクラス内で下の方だと思う生徒は、必死になって食らいついて下さい。
説明の内容がわからない時は、授業内でも遠慮せずに主張することが大事です。



【5A】
理科の1回目を担当しております。

最初は提出物の提出率も内容もあまり良いとは言えませんでしたが、最近は課題の提出率も高く、内容も良い傾向にあります。

ただ、もう少し突っ込んで予習をしてくれればもっと講義の内容が頭に入るのですが、その点少し甘い生徒が多いです。
おそらく算数などで手一杯なため、それはある程度仕方のない面もあると思いますが、予習が不十分の場合はせめて授業中だけは集中を切らさず頑張って欲しいと思います。



【武蔵算数】
武蔵算数なのに女子が4人おります笑

男子の難関校(筑駒、灘、開成、麻布など)の過去問やその改題、自作問題を中心にプリント形式で授業を行っているため、この時期としては相当難易度の高いことをやっています。

武蔵の傾向や難易度から大きく外れたものは扱わないため、立体等は少なめです。
単元的には平面図形、速さ、数の性質、条件整理がメインで、どの問題も基本的には作業力を重視する問題ばかりです。

普段中々誘導形式の問題を解く機会が無いので、生徒達は楽しんで取り組んでいるように思います。
生徒達の意欲や集中力も高く、粘り強い生徒が多いため「あと2分伸ばして!」というような要求が常に飛んできます。

ちなみにアントレの中で唯一このクラスだけは、手書きフォントで、わら半紙を使用しております。



以上です。

まだ担当していないクラスのことは書けなくてすいません。

ひばりヶ丘教室でしたら、夏期講習や冬期講習で担当する機会があると思いますので、その時を楽しみにしております!


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アントレ第21期生の卒業記念パーティが終わりました

卒業パーティが終わり、21期生の送り出しが終わりました。

なんか中央に黄色い物体がいますが、あまり気にしないで下さい。

去年は気品あふれる女子の写真でしたが、今年は元気な男子達です!

2019party.jpg
※画質は大幅に劣化させております。

11時30分に始まったのですが、最後の生徒が帰ったのが17時頃でした。

最後ですからね…帰るのが惜しくなる気持ちはわかります。



全体的な結果に関しては4、5年生の頃の成績を考えるとみんな本当に良く頑張ったと思います。

外部に対して出す数字というのはもちろん意識はしますが、これはただの結果です。

2年3年と近い距離で指導をしていると、どこに進学するかという結果よりも、1人1人がどう育ってきたかという過程の印象が強く残ります。


ある生徒(Aくん)とはパーティ中にこんな雑談をしました


カ「Aは4年5年とズルしかしてなかったよなぁー、いつも答えを書き直して全部〇にしてたし笑」

A「あー、やめてそれ言うの!」

カ「何度指摘してもやめなかったよね。あの根性はすごかった笑」

A「ホント…黒歴史だから…」

カ「でも6年の夏期から一切やらなくなったよね。何かあったの?」

A「いや…うん、まぁ」

カ「まぁ、聞かないけど笑 でもあれからすごく伸びたよね」

A「ありがとう笑」


4、5年の頃はええかっこしいで自分を良く見せることばかり考えていた子でした。

6年の夏(ちょっと遅いですが)、できない自分を認めることができるようになり、質問にも来るようになり、どうやればできるようになるのかの相談もされるようになりました。まるで別人のような変化を見せたのです。

質問内容の質も高く、しっかり自分で吟味した後に持ってきたのが良くわかるので、これは間違いなく伸びると確信しておりました。

しかし本音を言うと、ちょっと遅いかな…と。

ギリギリ間に合わないかもしれない。

そう思っていました。



結果的に、Aくんは良い意味で期待を裏切ってくれました。



こんなことを言うと彼には悪いですが、別に受からなくても良いと思っておりました。

指導員がそんなことで良いのかとお叱りを受けそうですが、本音です。

だって彼は入試を迎える前に、すでに中学受験に成功しているんですから。

受験を通して人間的に大きな成長をしたことは間違いありませんし、たとえ今回受からなかったとしても、次の受験では必ず結果を残してくれるとわかっているからです。



彼だけではなく、それぞれの生徒がこの数年間で様々な成長を遂げております。

はっきり申し上げますが結果なんて、ボーダーライン上の生徒達にとっては運でしかありません。

その運を拾えたかどうかだけでこれまでの成長が評価されるなんてことは、あってはならないことです。

結果がどうあれ、大人がその成長をしっかり理解し、認めてあげることができれば、子供達は安心して中学校生活を送れるはずです。

我々大人が「大人である」ことが求められるのだと思います。



これから新たな中学校生活が始まります。

良いことも悪いことも色々な経験をすると思いますが、それら全てが人間的に成長する糧となります。

いつかまた、そうやって成長した姿を見せにアントレへ顔を出して下さいね。

長い間、ありがとうございました。



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2019年 武蔵算数講評

もう書いちゃいますね。


去年色々あったので笑


難易度
A…絶対に正解しなければいけない問題
B…出来不出来が分かれる問題
C…正答率は低いが取れたらアドバンテージになる問題
D…時間をかけるだけ無駄な問題



【大問1】
(1)数の性質
ア~ウ.(難易度A)
これを落とすようではおしまいです。

エ.「逆数」というので「うっ」となった受験生も多かったかもしれませんが、冷静に考えれば□/160の□に、160の約数が入るということがわかるので、約数の和を160で割るだけです。気合いで全部足しても解けますが、解いたあとに「あ、そういうことだったのか…時間無駄にした」となる問題です。約数の和の簡単な求め方はありますが、12個でしたら知らなくてもそれほどロスは無いです。

この(1)は「この下に計算などを書いてもかまいません」とありますので、部分点はありません。


(2)数の性質(難易度B)
難易度だけならAですが、「初めて割り切れなくなるのは」という1文をしっかり読んでいないと間違えます。
この問われ方も塾に通っていれば「あるあるパターン」ですが、本番の緊張の中落ち着いて読めたかが問われます。



【大問2】
平面図形

(1)~(3)(難易度B~C)
去年に続き、2年連続で角度絡みの相似形利用の問題です。

この問題は中々評価が難しいです。完答すれば圧倒的に有利ですが、0点の受験生もそれなりに多そうなので、これを落とした場合は他教科勝負になりそうです。

去年の大問2同様、(1)が出来れば(2)~(3)も比較的楽に解けてしまいます。(去年は小問になっておりませんが)

しかし、少し初手が難しく、直角、〇、×の合同、相似パターンに持っていき、「垂線」という発想につなげる必要があります。
(直角、〇、×の合同、相似パターンはアントレの対策プリで散々やりましたね…笑)

残念なことにこれが浮かばないとアウトです。

初手がうまくいかずに、時間ばかり浪費して焦ってしまった受験生の顔が思い浮かびます…。そういう意味ではもしかしたら難易度Cでも良いのかもしれません。

2年前の大問2の平面図形を思い出しました。



【大問3】
点の移動

(1)(難易度A)
1回目、2回目をそれぞれ求めるだけです。

(2)(難易度B)
難易度は高くありませんが、(1)が解けていないと一緒に間違えるので、そういう意味でBです。この問題は高さを求めにいっても良いのですが、ミスやタイムロスになるだけなので必要ありません。

(3)(難易度C)
ダイヤグラムがきちんとかければ解けますが、書かなくても前から調べていきながら「多分これだろう」で解けてしまい、さらに40秒1周期だからということでもう1つの答えが短時間出てしまいます。(答えの精度としてはあやしいですが…)

Cにした理由は「往復します」という表記が「往復し続ける」のか「1往復なのか」で迷った受験生もいた可能性があることと、「往復し続ける」場合、2つ答えが出るにもかかわらず「全て答えなさい」という文言が無かったので、不安になった受験生もいたのではないかと思ったからです。


この問題は初手から「ダイヤグラムを描く」という方向で走った場合、(1)~(3)が一気に終わります。しかし、問題の流れを考えると、(1)からダイヤグラムを描き始めた受験生はそう多くなかったと思います。ちなみに、「Qが5秒後に出発」という1文を読み飛ばすと全ておしまいです。



【大問4】
条件整理(場合の数)

(1)(難易度A)
2㎝が内か外に来るので、それぞれ求めるだけです。

(2)
(難易度A)
333321と333222パターンがありますが、333222パターンのことを忘れても答えは出ます。

(難易度B)
1を置きたいので、333321パターンを採用します。333222パターンを採用すると間違えるので注意が必要です。2と1を両サイド以外で連続せずに並べる方法を考えなければいけません。日頃から「重複・抜け」がないような書き出し練習が出来ていれば問題なかったと思います(今ちょうど4年生でやっていますね^^)

一応、書き出さずに無理矢理計算で解くならば、内側の3321で2と1が連続しない方法を求めればよいので、全体から2と1が連続する方法を引くというやり方もあります。12-3×2=6通り(説明略)

(3)
(難易度B)
最大333311と最小333111に区別して、間に1を入れる作業ができるかどうかです。

(難易度C)
すでにある2通りに加え、333211をひねり出さないといけません。
そしてこの3通りに対して並べ替えをしないといけませんので、難問というわけではありませんが、時間の関係もあり、しっかり答えを出し切るのは難しかったかなと思います。


日頃から「調べて書き出す」ということを苦にしないかどうかが問われる問題でした。

問題レベル自体は例年並みでしたが、検算が可能な問題がそれほど多くなかったため、平均点はおそらく例年並みか、少し低い位となり、受験者平均が40点前後、合格者平均が60点前後と予想します。


以上です。


【2月2日18:00追記】
平成29年度の難易度に近い印象を受けたので、合格者平均点は50点台かもしれません。少し予想を修正します。



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プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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