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6月授業について、塾生アンケートの結果分析(長文注意)

先日、6月1日からの授業の方向性を決める上で、塾生に2度のアンケートを取りました。

ご協力いただきありがとうございました。


それでは、アンケート結果を分析します。

※あくまでもカッシーの個人的な分析になりますので、アントレとしての決定ではありません。

まず初めに、6月1日からどの形態での授業を希望するか、シンプルに2択で行いました。

・Zoom授業を継続
・対面授業と動画の選択制(春期講習と同様の形)


この2つです。

結果は以下の通りになりました。

sentaku.jpg

234件の回答のうち「Zoom授業を継続」が少し多いですが、ほぼ半々でした。

このアンケートで大きく差が出るようでしたら終了にしようと思っていたのですが、僅差のため2回目のアンケートを行いました。


2回目のアンケートで調査したかったことは以下の3つです。

①希望しなかった方法になっても、それほど困らないご家庭の割合調査

②対面授業と動画の選択制になった場合、動画の選択をするご家庭の割合調査

③Zoom授業の満足度の調査(これはオマケ程度)


①を正確に調べるために、前回のアンケートで「Zoom授業を継続」を選んだご家庭と、「対面授業と動画授業の選択制」を選んだご家庭でアンケートを分けました。


まず、前回「Zoom授業を継続」を選んだご家庭のアンケート結果を載せます。

4科それぞれで「対面授業に対するZoom授業の質」を調べました。

zoomsansu.jpg

※ここでは算数だけの結果を載せておりますが、若干社会の満足度が高かった程度で4科ほぼ同じような配分でした。

この結果から、前回「Zoom授業を継続」を選択したご家庭は、Zoom授業の質は対面授業に劣っていないという判断をしていることがわかります。

むしろ


Zoom授業>対面授業


になってませんこれ!?

Zoom授業に関してはかなり試行錯誤したので嬉しいと言えば嬉しいのですが、これはこれで少し複雑な気持ちですね…。


次に授業の質以外での結果です。

zoomsougou.jpg





めちゃくちゃええやん


思わず事務室以外の階の賃貸契約を解除しようかなと思ってしまいました。

さすがにここまでは予想していませんでした。

確かに「通塾時間」「お弁当」などでは圧倒的に時間や手間が削減できています。

指導員とのやり取りもGoogle Classroomで簡単にできるようになりました。(むしろ対面時より密になった気が…)

当然デメリットもありますが、総合的に見て今の状態の方がメリットが大きいと考えている方が多いようです。

もっとも、アンケートの結果に関しては単純な質の良し悪しの比較ではなく、「今の状況なら」というバイアスを入れて回答している方もいらっしゃると思いますので、完全にコロナ以前の状況に戻った時には同じ結果にならない可能性もあることに注意したいです。


最後のアンケートです。

zoomsentaku.jpg


Zoom授業が良くても対面が始まったら、動画より対面を選ぶという方がほとんどでした。

この結果から

1回目のアンケートで「Zoom授業を継続」を選んだ多くの方が

Zoom授業>対面授業>動画授業

この位置づけであり、2割強の方は他人との接触をなるべく避けることが第一優先になっていることがわかりました。



次に「対面授業と動画の選択制」を選んだご家庭のアンケート結果です。上記と同様の順番で貼ります。

taimensansuu.jpg


1回目で対面授業を希望したわけですから、これはさすがに「少し悪い」と「悪い」に寄ると思っていたのですが…。

むしろ


平均すると良い側に寄ってない!?


これは完全に予想外でした…。


次に授業の質以外の結果です。

taimensougou.jpg


1回目に「Zoom授業を継続」を選んだ方の1割程度が「少し悪い」であったのに比べ、「少し悪い」「悪い」が4割まで増えています。

これも完全に予想外でして、Zoom授業を希望せず対面授業を希望したわけですから8割近くになると思っていました。


上記2つの結果を見て少々疑問に思いました。

この方々はなぜ1回目で「対面授業と動画の選択制」を選んだのだろうかと。

そう思ってもう少し深く分析してみました。

実はこのアンケートは回答した個人を特定することはできませんが、特定の1人の全回答を追うことができます。

全員分分析したところ

授業の質→少し良い
授業以外→少し悪い

授業の質→少し良い
授業以外→少し悪い

授業の質→ほぼ変わらない
授業以外→ほぼ変わらない

こういった方が多く、平均すると対面授業とZoom授業はほぼ変わらないが、どちらかというと対面授業の方が良いということで、1回目に対面授業を選択されていることがわかりました。

中には
授業の質→良い
授業以外→少し良い

例えばこのように選択しているにもかかわらず、なぜか「対面授業と動画授業の選択制」を選択している方も何名かいらっしゃいましたが、回答するアンケートを間違えたのか、別の理由があるのか、ちょっとわかりませんでした。

いずれにせよ、先述の

①希望しなかった方法になっても、それほど困らないご家庭の割合調査

これに関して言えば、1回目のアンケートで「対面授業と動画授業の選択制」を選んだご家庭に多かったことがわかりました。


最後のアンケートです。

taimensentaku.jpg

ほとんどの方が対面授業を希望して「対面授業と動画の選択制」を選んだことがわかりました。

これは予想通りでした。

ちょっと気になってごく少数の「動画授業」を選択された方の全回答をチェックしてみたのですが、授業の質や授業以外で「少し悪い」「悪い」に入れている方が1人もおらず、むしろ「少し良い」「良い」が多かったです。


いやいやいやいや、おかしいでしょう。


「対面授業と動画の選択制」を選びながら実際には対面授業は受けずに動画を選択し、なおかつ対面授業よりZoom授業の評価が高いって…。

まさか…。


動画授業>Zoom授業>対面授業


こういうことか。



なんかちょっと悲しい…
※対面授業の質を上げられるよう努力いたします!






さて、結論を書きます。

(※この結論はあくまでもカッシーの分析ですので、別の数字の読み方があるのかもしれません。実際にどうなるかは週明けにスタッフと話し合って決めることになります。)

Zoom授業を継続して欲しい方は、アントレが行っている現状のやり方にそれなりに満足している方が多く、安全面を考えても今の方法を継続して欲しいと思っている方が多いことがわかりました。

対面授業と動画の選択制にして欲しい方は、Zoom授業でも良いが対面授業が可能ならば対面授業に参加したいと思っている方が多いことがわかりました。

このアンケート結果だけを参考にするならば、しばらくはZoom授業を続けた方が良いというのがカッシーの結論です。


実はやっている側もわかっているんです。

対面授業よりZoom授業の方がクオリティ高い部分多くない…?ということに。


算数はほぼ対面の白板と近いことをやれており、デメリットだと思っていた手元を見る件も、生徒達の挙手→ノート表示が上手になってきてほとんどストレスを感じなくなりました。図形などもツールが補正してくれるのでより丁寧に書けます。全教科で言えますが、1秒後に消えるポインターが優秀すぎてとてもやりやすいです。

国語は文章を画面に出すことができて、〇〇ページの〇〇行を見て~など言う必要がなく説明がしやすいです。

理社はプリントノートを画面上に表示させられるので、どこに何を埋めれば良いのか生徒達がわかりやすくなっています。

早押しも面白いですが、投票問題も面白いですよね。自分が生徒だったら絶対やりたいです。

授業中に生徒達同士でふざけることが物理的に不可能であり、集中力を保ちやすいです。ミュート、チャット制限、待機部屋等を利用すれば簡単に場をコントロールすることができます。

デメリットもありますが、個人的にはメリットが上回っているように思います。

ただし、効率等を度外視して単純に「会って授業を受けたい(授業をしたい)」という気持ち、こればっかりはどうしようもありません。

上手に良いとこ取りをしながら、これからベストな方法を考えていきたいです。





さて、ここからは少々黒いカッシーがでます。

実は今年度はコロナの影響で対面授業が出来ず、3~4月頃の入塾者が例年に比べて圧倒的に少ないです。

経営的に見ればさっさと開いた方が良いんですよね。

問い合わせの中で、「対面授業が再開したら体験授業を受けます」という方もいらっしゃいます。

6月から開くという塾も出始めるでしょうし、そういった生徒を他塾にもっていかれてしまう前に動いた方がもちろん良いわけです。

近年、ひばりヶ丘教室は5階を増設しましたし、練馬教室も駅前(サピ前)に移転をしました。今回もZoom授業を行うために色々と出ていくものは出ていきました。





早く回収させてーーーー!!!(魂の叫び)


というわけで、ここまでアンケートの分析をしておきながら、もし6月1日から対面授業が行われるようになったら


アントレ、本当にヤバいんだな…


と思ってそっとしておいて下さい。


※5/24現在では東京都の休業要請緩和のステップ2に学習塾が入れられております。これらの事実も踏まえ、月曜日中に相談をし、火曜日中にGoogle Classroom上で全生徒に通達できるようにいたします。



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Zoom授業ってそんなに素晴らしいの?

昨今、ネットの情報を眺めていると


「Zoom授業を早く導入して欲しい」

「このまま動画授業を続けるつもりなら減額するべき」


と言ったような声が多く、「Zoom授業を導入していない塾は怠慢である」という風潮が全体としてあるように思います。(導入してて良かった…)

確かにSAPIXは、全クラス共通の短いポイント解説動画だけで済ませていたようなので、月謝が高めの塾ということも考えると気持ちはわからなくもないです。

そんな声に(無理矢理?)押されるようにして、GW明けから少しずつZoom授業へと動き出すようです。(全学年ではないようですが)

日能研や四谷大塚、栄光ゼミナールあたりは、現在も動画授業ですね。

サピは保護者のクレームから渋々動いた感じもありますが、まだ誰からも求められていない時に動き出した早稲アカはすごいと思います。

初めは早稲アカも「動画の質が…」みたいな流れで大荒れでしたが、ここで一気に形勢逆転しましたね。

特に好きな塾ではないですが、というか嫌いですが、この点は中々やるなと思いました。


さて、ここで疑問なのですが


Zoom授業ってそんなに素晴らしいの?


ということです。

冒頭でも書きましたが、何だかZoom授業を導入しさえすれば子供もやる気が上がり、学力も伸び、彼女も出来て、宝くじも当たるみたいな風潮がありますが、実際の所どうなんでしょう?


既に動画授業からZoom授業へ切り替え済みの立場から、この件について少し書いてみようと思います。


まずは動画授業とZoom授業を比較して、各々の優れている面を挙げます。

【動画授業】
・時間制限が無いので情報を詰め込める
・編集次第で質を上げられる
・好きな時間に何度でも観られる(デメリットにもなる)

【Zoom授業】
・対面授業に近い集中力が保てる
・その場でやりとりができる
・一緒に勉強する仲間がいる


以上を踏まえて、動画授業の方が向いている生徒の特徴を挙げます。
・勉強習慣がついており、自己管理ができる
・勉強へのモチベーションと理解力が高い
・勉強内容そのものに価値を感じており、他人とのコミュニケーションや競争を必要としていない

こういった生徒は動画で提供される情報が正しく有益ならば、学力は伸びていきます。

倍速再生等も出来るため、効率という点では対面授業やZoom授業より勝っています。

まとめると、「生徒の質と動画の質が良い」という条件さえ揃えば最強の学習手段になるということです。

問題点としては、この条件に当てはまる確率が中学受験生全体で考えると低いということですね。



次にZoom授業に向いている生徒の特徴を挙げます。
・集中力が低い
・ある程度強制力がないと勉強ができない
・コミュニケーションや競争が好き





あんまり良いことを書けませんでした。


まぁ、でも実際そうなので仕方ないですね。

やはり「リアルタイムで一斉にやっている」という事実が、生徒を勉強の方向へ向かわせます。実際に生徒達の様子を見ていても、集中力は対面授業と全く変わらないです。

まとめるとZoom授業は「生徒達の集中力を引き上げる手段」であり、「効率を追う手段」ではないということです。


ここで唐突に

学習効率×集中力=学力アップ

という謎な式を作ってみます。

この式が合っているかはわかりませんが、そんなに間違えてはいないはずです。

動画は「学習効率」を引き上げる手段で、Zoomは「集中力」を引き上げる手段となるので、基本的には「足りない方を補う」方が自分にとって最良の学習手段となります。

いくら学習効率が良くても集中力がまるで無いなら全く意味がないので、この場合は集中力を少しでも上げると学習効率が生きてくるということです。そして、元々高い集中力をさらに多少高くしたところでそれほど意味を持たないので、低い学習効率の方を上げた方が良いですね。


何言ってんだこいつ?


という方に数字で表しますと

9×1=9 

という式がありまして、左辺の9と1のどちらかに1を足すとなると

 (9+1)×1=10 より 9×(1+1)=18 の方が良いということです。


え、もし

学習効率+集中力=学力アップ

だったらどうなるのかって…?


知らん笑





というわけで、いつものように長くなったのでそろそろ結論を書きます。

結局、Zoomにして集中力を引き上げたところで、授業の質が落ちてしまったら実際はほとんど意味が無い(むしろ悪くなる可能性もある)ということです。

例えばサピや早稲アカなどは半分以上学生講師や非常勤講師なので、動画に出ている専任講師の方がむしろ説明が上手い可能性すらあります。もし、今見ている動画を酷いと感じるなら、実際の授業はもっと酷いかもしれませんし、そもそも頭の中で想像している中学受験の講師のレベルと、実際の中学受験の講師のレベルが乖離している可能性もあります。(サピは授業見学できませんからその辺りはわかりませんし)

Zoom授業へと要求をするのは良いのですが「Zoomにしてどういう講師がどういう授業形態でやるのか」をしっかり把握してからが良いですね。場合によっては改悪アップデートになりかねません。

結局Zoomはただの舞台でしかなく、演者やストーリーの方が大事ですから。





さて、結論が終わった所で、授業形態に関して少しだけ。

2週間程前、テレビで中学受験のZoom授業を特集しており、授業形態を思案中だった自分からすると「これは観るしかない!」(というかパクるしかない)と思い視聴を楽しみにしていました。

ちょうど算数授業だったので、ラッキーと思って見ていたのですが、実際には「一見、双方向っぽくなっている」だけで、生徒の答えの導き方を指導員が把握して評価を下したり、修正しているようには見えませんでした。

ただ、これは授業の一部を切り取っただけの動画なので、別のシーンでは細かく生徒達を見ている可能性もあります。(ただ、全員の手元を見ようと思ったらスピーカービューにはしないと思うんです…)

批判のような書き方になってしまいましたが、授業の進行を重視してわざとそうしているのかもしれませんし、生徒達の手元を見ることは特に重要でないと考える方もおりますので、そこに正解はありません。

ただ、アントレとは指導の方向性が違うため、残念ながら全く参考にならなかったというだけです。



そして最後に、生徒の学力がどうとか全く無視した発言をしますが


1人で撮る動画より
みんなでやるZoom授業の方が楽しい!



ということで、カッシーはZoom授業の方が好きです。


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これからのアントレの方針(内部生へ送ったメール)

内部生用に送ったメールは、当初ブログに書く予定だった内容でした。(メールでは決定事項のみ簡単に書く予定でした)

一応、こちらの方にも載せておきます。



いつもありがとうございます。今後のアントレの方針や、現在アントレが行っている取り組みについてお伝えさせていただきます。


【今後の方針について】
4月4日に今後の方針についてお知らせしましたが、当初の予定を修正し、4月20日(月)からzoomを利用した双方向授業を行うことにいたしました。


【予定を修正した理由】
理由は2点です。

1点目ですが、当初は「対面授業(動画と選択制)」→(緊急事態宣言)→「動画授業」→(GW後)→「双方向授業」の予定であり、現在の感染者数の増加スピードや海外の様子等から、さらなる長期化が予想されます。このまま推移すると、5月以降は双方向授業に踏み切る可能性が高く、それならば早めの準備をという理由です。

もう1点は(こちらの方が重要です)、予定を発表した初期段階では埼玉や都内の一部の学校はまだ1週間後に登校日が設定されており、1、2週間は対面授業が続けられるだろうという予測をしておりました。しかし、実際にはわずか2日で緊急事態宣言が出されたため、当初の予定通り対面授業が終了し、3月同様ほぼ3週間の動画授業が始まりました。

アントレでは動画授業と合わせて、週1回の通塾日を設けて対面でのフォローも想定していたため、まだ生徒達と交流する機会を失わずにいられると思っておりましたが、緊急事態宣言の要請に従い小学校が登校日を無くしたため、残念ながらアントレも通塾日を無くす決断をいたしました。

このまま予定通りならば、GWを合わせて丸々1ヵ月間生徒達との交流がないことになります。3月に初めて3週間もの動画授業を行い、その後の対面授業での春期講習を経て、子供達にとって「隣で一緒に勉強する仲間がいること」「指導員がその場で見ているということ」この2つは、まだ精神的に幼い小学生が、学習のモチベーションを保つために必要不可欠であると感じました。そう考えると、GWを含めたこの2週間の差はとても大きく、何とかその前に動きたいという気持ちが生まれたからです。


【通常授業が行えないことで感じたこと】
指導員一同「2ヵ月間も一方通行の動画だけで通常と同じお月謝を頂戴しても良いのだろうか…」と感じておりました。サービスが低下した分、お月謝を減額しようという案もありましたが、減額する位ならその分を設備投資し、生徒達のために使った方が良いという方針に決めました。設備投資といっても小さな塾なので大規模なものではありませんが、双方向授業用に指導員全員分(注:フンチャン以外)のiPadAirを揃え、その他撮影用の機材やパーツ、ソフト等の支出に充てました。この決定をするにあたっては、3月に春期講習の方針についてTwitterでとったアンケート結果を考慮しました。「サービスの質の低下に対し、金額を下げることで対応をする」ことはほとんどのご家庭が望んでおられず、「企業努力をして同レベルのサービスまで引き上げる」ことを望むご家庭が多いことからです。


【オリエンテーションを行って】
来週から双方向授業をスタートするには、ご家庭の準備が必要不可欠です。そのため、急でしたが一昨日、昨日とオリエンテーションをさせていただきました。オリエンテーションを週末にして来週の月曜日から開始という方法もありましたが、本当に必要な環境は実際にやってみないとわからないと考え、オリエンテーションの方を急ぎました。

実は指導員側も、オリエンテーション時にはiPadAirが手元になかったため実際の授業の様子をほとんど手書きでしか見せられませんでした。ただ、実際にやってみると9割以上の生徒と問題なくやり取りができ、上手くいかなかった生徒も1人ずつやり取りをしながら問題点を解決することができました。(現時点で問題を抱えている方がいらっしゃればご相談下さい。)

たとえ不完全な状態でも「オリエンテーションのための準備」より「実際の授業のための準備」の方が大事だと思い、このスピード感で進みました。急な案内でご迷惑をおかけしたかと思います。申し訳ないという気持ちとともに、各ご家庭の迅速なご準備に大変感謝をしております。


【オリエンテーション直後のzoom授業】
昨日、6年生のオプションクラス「武蔵算数」で初めてのzoom授業を行いました。機器が届いてないのでプーサンの私物であるiPad Proを借りました。(プーサンありがとう!)

もちろんカッシーも含めて生徒側も全員初めてですので、いつも通りとはいきませんでしたが、大きなトラブルはなく予定のプリントを終わらせることができました。(最初は絶対に終わらないと思っておりました)
生徒達からも「楽しかったー」「いつもより疲れたー」「臨場感あった」等、色々な声が聞けました。


【zoom授業の具体的な方法について】
様々なサイトやyoutube等でオンライン授業の形態を勉強しましたが、その9割が1つの機器を使って、講師の顔と実物の白板(黒板)もしくは手元を映して、生徒側は顔だけ映っているという手法でした。

このやり方は1対1の英会話、大学の講義、企業の説明会等では良いかもしれませんが、アントレの授業には全く向きません。アントレの授業(特に算数や国語記述)は生徒が頭を動かして導き出した結果を、指導員がその場で確認してその場で評価するということを大事にしているため、正直全く参考になりませんでした。

そこで、普段のアントレの授業を成立させるために別の方法を考えました。まず、PCを1台使って指導員の顔を映し、指導員側はPC画面で生徒の様子をモニターします。授業の進行自体は別アカウントで授業に参加しているiPadAirで行うという方法です。長くなるので詳しくは述べませんが、アントレの授業スタイルに合わせ、1つの授業に2つのアカウントと2つの機器を同時使用して行う方法を考案しました。生徒側の具体的な操作については、今週末までにマニュアルを作成してお伝えいたします。


【時間割について】
時間割に関してですが、時間のみ一部を変更いたします。曜日の変更はありません。変更の理由ですが、アントレは兄弟でお通いのご家庭が多く、兄弟同時に授業を行いますと機器不足等、色々な問題が起きてしまうということ。また、お弁当ではなくご家庭での夕食となりますので、次の授業の接続やプリントの準備を合わせると、その時間が20分というのは短いとの考えからです。どうぞご理解いただければと思います。

「ひばりヶ丘教室」
・5、6年生
全クラスの前半授業をこれまでの17:00~18:50から全て16:40~18:30に変更いたします。後半授業はこれまで通り19:10~21:00です。休憩時間は40分となります。

・4年生
・全クラスの算数授業をこれまでの16:50~18:40から全て16:30~18:20に変更いたします。国語授業はこれまで通り19:00~20:10です。休憩時間は40分となります。
・Aクラスの理社授業をこれまでの17:00~18:50から全て16:40~18:30に変更いたします。
・BCクラスの理社授業をこれまでの17:00~18:50から全て14:30~16:20に変更いたします。

・3年生
全クラスこれまでの17:00~18:30から14:30~16:00に変更いたします。


「練馬教室」
・5、6年生
全クラスの前半授業をこれまでの17:00~18:50から全て16:40~18:30に変更いたします。後半授業はこれまで通り19:10~21:00です。休憩時間は40分となります。

・4年生
・全クラスの算数授業をこれまでの16:50~18:40から全て16:30~18:20に変更いたします。国語授業はこれまで通り19:00~20:10です。休憩時間は40分となります。
・全クラスの理社授業をこれまでの17:00~18:50から全て16:40~18:30に変更いたします。

・3年生
これまでの時間通り17:00~18:40です。


「オプションクラス」
 武蔵算数、シリーズ解説クラス共に時間の変更はありません。



来週からの双方向授業、アントレとしても初めての試みです。初めは操作面でおぼつかない所もあるかもしれませんが、まずは子供達が笑顔で授業を受けられるようにし、学習のモチベーションを高めていきたいと思います。そして、オンライン授業の利点を活かし、対面授業以上の授業を作り出せるよう指導員一同努めて参ります。

これからもどうぞよろしくお願いします。

進学教室アントレ

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3月のアントレについて書きます【長文注意】

※とても長いです。ツイッター並にまとめたものが最後にありますので、時間の無い方はそれを見て下さい。



3月、全国の小学校が春休みまで休校となる旨が発表されました。

当時はその発表に戸惑いながらも、小学校を一斉に休校にしてまで早期鎮静化を図ろうとしている政府に協力しなければという気持ちが強く働き、アントレとしては3週間の休校を早い段階で決め、動画授業へ移行しました。

(※アントレとしては、と書きましたがこのブログはあくまでも個人でやっているので、これから書くことがアントレ全員の総意というわけではなく、あくまでもカッシーが感じたことだと思って読んで下さい。)


そして3週間の動画授業が始まりました。



【動画授業開始】



動画に関しては、通常授業より分量を多くしたり、視聴を飽きさせないような工夫を入れたり、ナスになったり、慣れない編集をしながら何とか頑張って作ったつもりですが、対面授業に比べて質が落ちてしまうのは当然なので、物足りなさを感じたご家庭も多かったと思います。

多くのクレームが出てもおかしくない状態でしたが、実際には応援メッセージ、差し入れ、ご助言ばかりで、本当に感謝しかありません。たくさんのご家庭に支えられてアントレが存在できているというのを、身に染みて感じることができた瞬間でした。

一方で


「生徒達はどの位解けているのだろう」

「こちらの説明はちゃんと理解しているのだろうか」


こういった疑問を感じながら、進めていたのも事実です。


動画授業を始めて2週間目に入る頃、当初新型コロナの広がりは鎮静化へ向かっているはずでしたが(そのための一斉休校でしたよね)、全くそんな雰囲気になっておりませんでした。


「これはもしかしたら春期講習にも差し掛かる可能性があるな…」


そう思って1週間で動画授業がどういうものかわかっていただいたところで、ご家庭側に意見を仰ぐことにしました。(3月6日に春期講習の形態についてツイッターでアンケートを取りました)


113票のうち
44.2%…予定通り行う
28.3%…映像授業と組み合わせて全単元行う


この結果が全てというわけではありませんがご家庭側からすると、開いて欲しいという意見が多く、授業をせずに返金したり(11.5%)、GWへの振替(15.9%)はあまり望まれていないことがわかりました。

この結果は意外でして、ご家庭にとって朝から晩まで子供がずっと家にいるというのは、色々な意味で予想以上に負担が大きいというのを感じさせられました。

また、動画ではモチベーションを保てないという意見もありました。


「子供が動画を全然見ない」

「動画をつけてもダラダラしており、キチンとやっているのかわからない」

「動画で勉強していたと思ったらヒカキンの変顔を観ていた」


一方、集中力があり動画を楽しめる子の場合は、動画授業の方が普段より問題数が稼げるし、一時停止や巻き戻しを使ってより一層理解を深めることができるため、むしろ助かっているという声もありました。

ただし、実際にはそういう子達でさえも「3週間」という決められた期限だからやれていたというのもあります。

子供というのは他者(指導員、友達、ライバルなど)との関わりの中で成長していくものですから、動画と親の声掛けのみで長期間のモチベーション管理をするのは至難の業です。

良くも悪くも動画授業だけ行うということに対し限界が見えてきてしまい、やはり対面授業が必要な子も多いということを感じました。


新型コロナの流行を抑えることが最優先でそれが至上命題というならば、全員引きこもってじっとしているのが正解だと思います。

しかし、そのやり方は長くは持ちません。

少なくとも3週間、多くのご家庭が学校も塾にも行かずに引きこもった結果を見て思ったことです。


そして、十分に新型コロナ対策をした上で、春期講習開講を決めました。


もちろん集団授業に通わせたくないというご家庭もいらっしゃるかと思いますので、そういったご家庭をフォローするため、授業を全て動画を撮り、欠席者には動画URLを送信するという形態を取りました。

全員とはいきませんが、これが最も多くご家庭が納得する方法だったのかなと思っての決断でした。(それが正しかったのかは今でもわかりません)

通常授業の動画を撮るとなると、これまでの動画授業とはやり方が全く変わります。

編集がいらないのは助かるのですが、単純に必要な機材の量とアップする動画量が一気に増えます。講習前の休み中に各教室に設置する分のビデオカメラ、三脚、SDカードなどを準備し、休憩時間中に行うバッテリー管理、SDカード交換、アップ作業などの手順も含めて実験をしました。

ちなみに授業担当者も変更し、指導員の1人を完全に動画作業専属にしたので、フンチャンは老体に鞭打って9時から18時45分まで休み時間以外ぶっ続けで授業をすることになってしまいました。

出会ったら優しい声を掛けてあげて下さい。



【春期講習開始】



春期講習が始まり気づいたことがあります。

正確に言うとカッシーはあまり気づかなかったのですが、タケノコやフンチャンに話を聞くと


「意外だったけど、思ったより良く出来ている」


とのこと。

動画をしっかり観て学習している生徒が多く、皮肉にも通常授業でやっているより学力的な伸びがありました。

確かに動画の方が通常授業より分量が多く、朝や昼の時間を使って他クラスの問題まで解くことができたため、その分の効果があったのかもしれません。(講習初日にBクラスの生徒が、Sクラスの問題の質問をカッシーに持ってきました)

しかしその一方で、出来なくなっている生徒も見かけるとのことでした。


差が広がっていたのです。


カッシーがそれをあまり感じられなかった理由は、おそらくSクラスの担当だったからです。

そもそも動画だろうが授業だろうが集中できる生徒が多いので、通常授業をしたのと変わらず予想通りの結果が出たのだと思います。

この状況を何とかしようと思い、双方向のやり取りができるzoomなどでリアルタイムの授業ができないか、すぐに実験をしました。



【リアルタイム配信への試み】



PC、タブレット、スマホ等を使って色々試しましたが、運営法に難しさを感じました。

大人が使う分にはとても素晴らしいソフトだと思ったのですが、小学生には操作面などに少々ハードルがあり、そこにもたついてしまうと果たして授業に集中できるのかどうか。

実際には


「操作が良く分からないから聞くだけでいいや」


という生徒も多くでると思います。それなら双方向の効果が薄れてしまいます。

また、仮に保護者が横についていたとして、その保護者が他の生徒の様子も見えてしまうというのもどうなのか、また横に保護者がいて本人が通常授業と同様に生き生きできるのか等の問題もあります。(おそらく普段聞けない「敬語」が飛び出ます)

というように、他にも想定される問題点が多すぎて泣く泣く断念しました。

が、もし大手塾などが導入に成功し、安定した運用ができるようでしたら、その時は遠慮なく手法をパクってやろうかと思います。


そんな中、週末自粛の話が出ました。



【週末の自粛どうする?】



まず、不要不急というワードの解釈をどうするのか、というのを考えさせられました。

塾が不要不急にあたるのだろうか?

これは立場によって意見が変わるので、すぐに考えても無駄だと思いました。


次にアントレとして一貫性を保つにはどうすれば良いのかを考えました。


「3週間も休んだ から 週末は休む」


一貫しているように見えます。要するにお上の言うことには従うということです。

しかし、3週間も休んだのには色々と理由がありますが、当時とは状況が全く変わっていることに気をつけなければいけません。

当時は「3週間休めば解決するだろう」という想定で休みました。


「この1、2週間が大事!」


当時は誰もが口をそろえて言っておりました。(今でも毎日言っておりますが)

しかし、見ての通り状況は全く改善されておりません。


今回の場合「週末を休めば状況が大きく改善する」という想定ならば休むことに一貫性はありますが、誰がどうみても週末自粛をした位でそんなことは望めません。

では週末塾に来させることで、感染拡大を加速させてしまうのか。

これはさせてしまうかもしれません。

しかし、それを言うならば別に週末ではなく平日だって同じです。

子供達は講習中、週末だろうが平日だろうが同じ時間に来て同じ時間に帰りますから。

実はそれでも週末休む手段はありました。31日(火)が中休みですので、週末どちらかを休みにして31日(火)に塾に来させるという方法です。


よし、名案だ。休みの日をずらして週末休みにしよう!


…何か意味があるのでしょうか?


ツイッターでも書きましたが電車内の人口密度等を考えると、むしろ31日(火)より土日の方が不要不急の外出を制限されているため、子供達にとっても感染拡大の危険性にとっても良い選択だったのではないかと思っております。

誰かに何か言われたら「塾は不要不急じゃなーい!」と喚き散らせばいいのです。(関わってはいけない奴だとみなされて多分どっか行きます)

脳味噌を停止させて


「外野に何か言われたくないからポーズだけ休む」


という選択よりは、少ないながらも脳味噌を必死に稼働させて良い選択が出来たのではないかと思います。

ただ、一方で


「3週間の休みには従ったのに、週末の自粛には従わないとかアントレ一貫性ないんじゃないの?」


と思われる危険性はもちろんありました。

実は週末自粛の発表が来てフンチャンと今後の話をしていた時、当然ですが一貫性の話が出ました。その時には上に書いたようなことをそのまま伝えて納得してもらいました。

カッシーなんかの意見にしっかり聞く耳を持ってくれるフンチャンはやはり神です。

というわけで、週末開いたのはカッシーのせいです。

皆さんに対してはそういう話をしていなかったので、今、ここで、ちゃんと、言い訳をしています。




こうして長い3月が終わりました。

実はまだ書きたいことはあるのですが、とりあえずこの位にしておきます。(時間があったら書きます)

長くなったので、最後にまとめます。

・3週間頑張ればコロナ問題が終わると思ったけど終わらなかった
・人間引きこもり続けるのは無理だから春期講習開いた
・リアルタイム配信はとても難しい
・週末自粛を無視したのはカッシーのせいだけど反省はしていない
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アントレの休講措置について

現在、全国の小中高大の学校がほぼ全て休校措置をとっております。

その決定がは正しかったかどうかは別として、事実そうなってしまったというのが現状です。

ご家庭によっては、仕事の関係などで子供を家に残すことになり、不安もあると思います。

その中にあって「せめて塾だけは…」という声があることも承知しております。


しかし、大手塾がどうするのか、まだ方針が決まらないうちに、アントレは早くからツイッターなどで、休講の方針をお伝えしておりました。

実際、アントレのような小さな塾は大手の方針に従いながら、それに合わせて物事を決定するのが賢いやり方かもしれません。


ただし、今回に限っては他塾がどうこうというのは全く関係ありません。

全国の学校を休校にするという異例の事態です。

子供を持つご家庭や、学校関係者の負担は想像に絶します。

全ては「新型コロナウィルスの蔓延を収束させるため」です。


皆がこのように負担を強いられている状況で、塾だけは様々な経済的、肉体的負担を避けて通常通り営業をするというのはいかがなものでしょうか。

別に「みんなが辛い思いをしているから、自分もつらい思いをしなきゃ申し訳ない」という精神論的な話をしているわけではありません。

経済活動を優先し、「別に大丈夫だろう」と楽な方法を取ったとしても、何事も起きなければ問題はありません。


しかし、万が一塾内で集団感染が起きたら、一体どうなるでしょう?


多くのご家庭、教育関係者などの多くの人達の努力は何の意味も無いものになります。

それに対し、責任が取れるのでしょうか?


「学校は休校なのに、あの塾は何の措置もせず普段通り授業をしていたらしいよ」

「それで集団感染起こしたの…?さすがにひどいね…」


蔓延させてしまえば、当然地域で噂が流れます。


アントレは所詮、地域密着のちっぽけな塾です。

地域の評判が落ちれば簡単に潰れます。

アントレが潰れるだけならまだ良いのですが、万が一死者が出たりすればどうやっても責任は取れません。

そういった可能性を無視し、通常通りに営業を続けるのは不可能だと判断をしました。


来週からの動画での授業、慣れないながらも頑張らせていただきます。

今も何とか来週に間に合わせるため、教室で作業をしております。

先ほど(午前2時頃)、お近くに住んでいる保護者の方が

「明かりがついているのが見えたので、まさかと思いましたけど…」

と差し入れを持ってきてくれました。


聞くと、その方は今時珍しく(大変失礼ですが)ネットで動画を見られる環境を持っていない方でした。

本当は授業をして欲しかったはずです。

しかし、応援していただきました。

アントレはこういった地域の優しい方々に支えられております。


少しでも良いものを提供できるようスタッフ一同頑張りますので、どうぞご理解いただければ幸いです。

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プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
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