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2018年 浦和明の星 算数について

1日に2度の更新です!(めずらしい)

そういえば、去年浦和明の星の問題を問題を分析したのを思い出しました。


今年もやってみますね。


インターエデュの「問題と解答速報」
↑ここから問題がDLできます。


5年生でも1の(7)以外は習い終わっていますので解いてみて下さい!


1.小問群
(1)計算問題です。13.53という数字が出てちょっと不安になってからの÷3.3がしっかり割れることと、答えが整数になるので、解き終わってから大いなる安心感に包まれる癒しの問題です。緊張していた受験生もここで自信が持てたのではないでしょうか。


(2)和と差の問題です。読んですぐに方針が決まるタイプなのと、整数なのでAとBを逆にする以外のミスが発生しにくいため、ほぼ間違えることのない問題です。


(3)等積移動を使えば「四分円-直角二等辺」で終わりですが、使わなくても普通に計算していけば解けます。1ケタ×3.14の計算がありますが、3.14計算は受験生のほぼ全員が暗記していると思いますので計算ミスがほぼ発生しないタイプです。


(4)内容的には難しくはありませんが、ミスをする可能性のあるポイントがいくつかあります。考えられるミスは「1」から足さなかったこと(次を4月20日にしてしまう)、曜日カウントミス、30日、31日のカウントミスあたりでしょうか。曜日計算は題材的にもミスが発生しやすい問題なので、上3問に比べて正答率は多少落ちると思います。


(5)かなり易しい問題です。その理由としては「問題1ができた人」を「問題1だけができた人」と読み違えたとしても、32+15が40を超えてしまうことに加え、5×32+10×15=310で全体の合計点260点を超えてしまい計算が出来なくなるので、自動的にミスに気づける数字設定(神様みたいな作問者ですね!)になっております。また、検算もできる問題なためまずほとんど間違えることはありません。


(6)これまであまり頭を使わなくても良い問題が多かったのですが、少し考える問題になりました。初手から仕事算風に①を使ってゴリゴリやっても良いのですが「クラス半分であと30分かかる」=「27人で20分かかる」とすればクラス半分の人数がすぐにわかるのでスマートだと思います。しかし、相変わらず数字設定が易しい!色んなミスの要素があるのですが、なんとそのミスをする度に答えが整数にならない!答えは人数なので必ず整数にしないといけないため、自動的にミスに気づけてしまう仕組みです。作問者は仏ですかね。


(7)(ア)立体の切断です。4科のまとめレベルですが立方体ではなく直方体であり斜め45度ではないので、ミスをする可能性がわずかにあります。(イ)は(ア)と同様にゴリゴリやれば解けますが、そのやり方ではミスの可能性が増えることと時間も少しとられますので飛ばした生徒もいたかもしれません。実際には切断面が相似形になるので、面積比を使えばア×4で瞬殺なのですが、思いつかなかった受験生も多いかもしれません。よって(イ)の正答率は思ったより高く無いと思います。


1は満点取りたいところですが、(4)(7)あたりで失点の可能性があります。1ミスまでで通過できれば良いと思います。



2.容器と水量
つい最近5年生の白板問題でやった問題とほぼ同じです。平面の作図をして同じ面積(体積)の所に注目するだけで終わります。数字設定も底面、体積共に100の倍数なので計算ミスがほぼ起きません。ボーナス問題です。



3.速さとグラフ
ダイヤグラムの右上のピラミッド型の相似形の存在に気づければ瞬殺で終わるのですが、ダイヤグラムに対して平面図形の考え方を利用して解く発想に乏しい受験生の場合、にらめっこをした挙句時間だけが過ぎて空欄で終わってしまったのではないかと思います。

少し手間がかかりますが、距離の関係がわかっている2週目を初手に使い、4週目と比べる方法もあります。1/3の距離を走りと歩きでは6分差というところから解きほぐしていっても良いです。

この問題は初手が難しく、1つわかれば他もできるようになっておりますので、できた受験生は完答、できない受験生は0点という、合否を分けた問題になったように思います。数字設定は相変わらずとても易しいので、ミスの可能性はかなり低いです。



4.食塩水
(1)は大問1の小問レベルです。てんびん算にしても塩の計算にしても数がぴったりすぎてミスの可能性はほぼありません。(2)もてんびんを書くだけの易しい問題ですが、聞かれていることにしっかり答えていないミスをする可能性があります。



5.規則性
題材としてはかなり面白く、解いていてワクワクする問題ですね。が、惜しい!非常に惜しいです!

せっかく良い題材なのですが、この問題を解くのに必要なのは作業力です。ただ、それだけです。

ひたすら計算をして作業をしていくとなんか「規則っぽいのがある」となり、答えが出て終わりです。この題材のポテンシャルが勿体ない気がします。まぁ、そんなことを気にしても仕方ありませんが…。

(1)計算するだけです。計算だけなら998×1000+1×1もしくは1000000-(1000+999)で求めて欲しいところですが、普通に計算しても良いです。


(2)は既に書きましたが、作業するだけで何となく規則が見えてくるので、根拠がわからなくても「多分こうなるだろう」で答えが出せてしまいます。


(3)(ア)これも上と同様にゴリゴリ計算していくと規則になってるっぽいことがわかるので解けちゃいます。実は(2)と相関があるのですが、そんなことわからなくても解けちゃいます。

(イ)これも上と同様にゴリゴリ計算していけば(略)

実際にガシガシ計算していく気合のある生徒ならば時間さえあれば完答できますが、

「なんかよくわからない…」
「見たことない、知らない」

となってしまうと(2)以降がアウトです。最後の問題で時間の関係もありますので、その時間を確保できていたかも重要となり、ある意味合否を分けた問題と言えます。




全体の講評
平均点は去年よりちょっと落ちると思います。

しかし、去年と同様に相変わらず数字設定にヒーリング効果を感じるテストです。

作問側なので、どうしても数字設定に目が行ってしまいます。

答えだけのテストだと過程が判断できないため、「最後のちょっとした計算ミス」と「全くわからなかった」が同評価になってしまいます。

そうならないような配慮なのかもしれませんね。



明日、合格発表です。

良い結果が出ると良いですね!



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武蔵算数の解答

一応カッシーの答えだけ載せておきます。

心を持っていかれる可能性があるので先にお母様が見て下さいね^^



以下閲覧注意!!!





1番 75、116匹
2番 (1)8.5㎝ (2)115.6㎠
3番 (1)120m/分 (2)B、65分後 (3)87分後
4番 (1)3点 (2) Bの最小が1なので、Cは連続する3つ以上の積になる。よって、必ず1つ以上の3の倍数を含み、Cは3で1回以上割ることができるから。
   (3)5、6 (4)10、12、15、39、42



ちなみにですけど



間違えていたら恥ずかしいのでこの記事消します(^o^)


※修正しました!(怒られるので多くは語りませんが、これはカッシーのせいではないんです><;)


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武蔵解いてみました

先ほど武蔵の問題を持ってきてくれた生徒がおりましたので、腹ごしらえをしてから算数を解いてみました。

ツイッターでは長いのでブログで。

とりあえずカッシーが解いてみてかかった時間
1番 3分
2番 8分ちょい
3番 9分ちょい
4番 10分

例年より難しいと思います。

完答が難しいという意味なので、小問をしっかり拾っていければそこそこの点にはなるかもしれません。

1番は必ず解いておきたいです。範囲を限定して作業をさせる武蔵らしい問題でした。

2番の平面図形は三角形の中に正方形が入っているよくあるタイプの相似形から解けますが、それが思いつかなかったら時間を取られたと思います。例年の平面図形より難しかったと思います。丸々落としてしまった生徒もいるかもしれませんね。

3番の速さは(1)(2)は必ず取りたいです。(3)もしっかり作業をすれば取れる問題ですが、本番の緊張感の中で正確な作業ができたかどうか…。意外と正答率は低そうな気がします。

4番は(1)~(3)はきちんと取りたいです。(4)は11がAかBかでしっかり場合分けして、Aの時の吟味がしっかり出来れば大丈夫(なはず)ですが、(4)の正答率は低いと思います。


全体的にどの問題も武蔵らしい問題で、良問ぞろいだったと思います。

ただ、あっさり完答できる大問が少なく作業量が多めなので、例年より難化しています。

作業量が多いとどうしてもミスが出ますので、見直しの時間が確保できたかどうかも重要です。


他教科の話も聞いていますが、今年もまた算数で合否が決まる試験っぽいですね^^;


というわけでひとまず掃除に戻ります!


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2017年 浦和明の星 算数について

浦和明の星の発表が明日ですね。

埼玉女子の最難関ですから気になる方も多いでしょう。

ここが合格したかどうかで2月の受験校が変わる方もいらっしゃると思います。

さて、今日は入室説明会だったので、その後の時間で算数を解いてみました。

ん、入室説明会…

だった…?


まーた宣伝忘れた^o^





まぁポジティブに考えましょう。

42人までしか入れない教室なので、これ以上来ると溢れちゃいます。

ナイス調節ですね!

計算通りです(^-^)





Twitterでも書きましたが、今日は授業見学に来ている保護者の方が何人かいてカッチリした授業しちゃいました。

大体いつもお父様お母様を待つ間にちょっとだけ雑談して帰るのですが今日はそれもなく…。


だって、恥ずかしいじゃん><;


で、なんでしたっけそうそう、明の星解きました。

きちんと時間を計ってやってみたのですが、最後の大問前にちょうど16分で到着しました。

最後の問題は解法を聞かれてやっていたため、トータルで20分ちょっとってとこでしょうか。

というわけでそれ程キツいテストではありませんでした。

インターエデュの「問題と解答速報」
↑ここから問題がDLできます。

5年生でも解ける問題ばかりなので、是非解いてみて下さい!他校の受験生でも問題演習積みたい生徒なんかはやってみてもいいかもしれませんね。


ちょっと分析してみますね。


1.小問群
(1)計算問題です。ミスを誘発させるような数字設定ではないので、ここを間違える受験生はほとんどいないと思います。

(2)今日の入室説明会の新4年生の内容が「線分図で考える問題」だったんですけれども、完全に類題でした。
B、Cの身長が求められず必然的にAにそろえるしかないので、普段Aにそろえる発想がない子でも出来たと思います。

(3)ただの割合計算です。このレベルなら読み終わって10秒以内に解く割合感覚が欲しいです。

(4)題材的には面白くて差が出そうな問題だと思ったのですが、ミスが発生しにくい数字設定だったため実際の正答率はそれなりに高かったと思います。

(5)感覚的に解けてしまう問題ですが、見直しのことも考えてきっちり記号を書いて解いて欲しいです。

(6)先週末、担当している入試演習クラスでこの3等分バージョンをやったばかりです。3等分にして外に飛び出るようにすると一気に難易度が上がりますが、これは二等分で外に出ないので易問です。

(7)仕事算です。よくある周期の問題なので確実に正解したいところですが、日暦算との複合になっているため焦るとミスが出ます。こういうのは簡単そうに見えて意外と完答率が高くなかったりします。

1は満点取りたいところですが、本番の緊張感を考えると1ミスまでで通過できれば良いと思います。


2.水量の変化とグラフ
アントレでもSクラスの生徒は当然のことAクラスの生徒も完答しなければいけません。
問題レベルも易しくボーナス問題です。


3.つるかめ、割合と比
(1)はただのつるかめです。(2)は比の基本です。この2問は絶対に間違えてはいけません。

(3)は(1)(2)で10円と100円の枚数差が120枚と出ており、白い袋でしか差がつかないため(赤い袋の比をわざわざ1:1に設定してくれている!)、〇△の消去算を使うまでもありません。すぐに白い袋の内訳がわかりますので、解きながら「作問した先生良い人だなぁ」と思える程の余裕が欲しいです。

もちろん1:1じゃなかった場合も即解答できるレベルでなければいけません。


4.旅人算
四谷偏差値60以上の女子校で見られる旅人算の問題の中では標準的なレベルです。Bさんが速さを変えた地点とCさんがAさんを抜いた地点がたまたま同じという優しさにあふれた問題でした。

そのため多くの受験生がダイヤグラムを書いたであろうことを考えると、(3)が相似形で瞬殺できてしまいます。(使わなくても後ろから戻すだけで終わりますが)

合格する受験生は完答していると思います。


5.規則性

合否を分ける問題です。

この問題も土曜日の入試演習クラスで類題を扱っておりますが、桜蔭対策回だったため恩恵を受けた生徒が少なかったですね。

4番までが易しかったため時間には余裕があったと思います。
ですから(1)の①②は時間を使っても良いのでとりあえず書いてみるというアプローチができます。これが一番大事です。

書いていくと法則がわかってきます。それがわかった受験生とそうでない受験生で明暗が分かれたように思います。わかってしまえば②も等差数列で終わりです。

(2)は残り3個しかなくてさらに3の倍数の個数というところに優しさを感じます。(今回は作問した先生の優しさを感じてばかりですね!)

切って重ねるタイプの問題ではなく折り曲げて重ねるタイプの問題のためひとつなぎになっているというのがポイントです。

必然的に中央は3で割ると2があまる数しかなく、あまり1とあまり0が左右交互にきます。

チンプンカンプンだったという受験生も、(1)①だけは正解しておきたいところです。(書けばできるし)


全体の講評
良くできた!と喜んでいる方もいらっしゃると思いますが、残念ながら易しい年度でした。(聞きたくなかったー!)

色んなところで数字設定が良すぎなのはちょっとどうかと思いました。多分5に時間を使って欲しかったのかなぁ…。

こうなると結局5が完答できたかと、ミスをいかに防いだかで全て決まってしまいますね。


カッシーは作問する側なので、解きながらどうしても面白味があるかどうかを見ちゃいます。


「トップレベルの生徒も多く受けるわけだし、5の(2)は7の倍数の方が面白かったんじゃないのかなー」


とか色々考えてしまいます。(5や8の倍数でも良いけれども、答えがつまらない)

来年の6Sクラスの白板問題とかで改良したものを出すかもしれません^^


というわけで、明の星受験生を不安にさせるためだけの記事になってしまった気がしますが、まぁ、今更何を思ったところで結果は変わりませんから!


いやー、明日ドキドキしますね。


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プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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