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ゲームの楽しみ方

GW中子供がゲーム三昧で困っているというご家庭も多いでしょう。

今回はそれをどう止めさせるかとかそういう話ではありません。その話でしたら、

「ルールを作ってルールを守らせる」

これだけです。私も小学生の時にはルールがありましたので、その範囲の中でやっていました。

今回はどうせゲームをやるなら、それをどう楽しむかをちょっと昔話を交えてしようと思います。

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私は子供の頃ゲーム大好きっ子でした。色んなジャンルのゲームをやりましたが、今回はRPGの話をします。

一番思い出深いのがFinalFantasy7です。何故思い出深いかと言いますと、中学入試の日の前日が発売日だったからです。とにかくFFが好きだったので、親に発売日に買って良いかどうか頼んだのですが、ゆるさに定評のあるカッシー家でもさすがに無理でした。

個人的には、入試前日と言えどもどうせ大して勉強するわけでもないので、別に良いじゃないかと思ったのですが、今思えば興奮のあまりアドレナリンが出て寝られない可能性もあったので、親の判断は正しかったのかもしれません。

ところで、RPGといえばボコボコ敵を倒してレベルを上げながらストーリーを進めて行くというのが基本ですが、私はちょっと人とは違う遊び方をしていました。

1周目は普通にやり、その後の隠し要素等も全てやります。ただ、それはあくまでも前座でして、本番はその後です。

まず攻略本を隅から隅まで読み、頭に入れます。そしてネットで攻略本に書かれていない情報の補填をします。自分用のPCは持っていたのですが、当時のネットは今みたいにいつでもどこでもできるわけではなく、電話回線を使っていたので、速度は遅いわ夜中でないと使えないわ(テレホーダイ懐かしい!)で大変でした。

情報を大体集めたら、レポート用紙と筆記用具を用意して準備完了です。

ゲームは開発者が作ったルールにそって進みますが、今度はその中に自分でルールを作ります。俗に言う「縛りプレイ」というやつですね。

例えばレベルが初期値で、装備も初期装備でクリアできるか等という縛りを作るわけです。大体は各イベントごとにボスがいるので、このボスをどう倒すかの工夫をするんですけれども、縛られていない部分(例えばアイテムの使用)等をフルに使って攻略していくわけです。

そうすると、もはやゲームの電源は入っておりません。ひたすらレポート用紙に書きなぐっているだけで、時間が過ぎていきます。たまに電源をつけるのですが、考えたことがちゃんと実行できるのかを実際に確かめるためだけです。

ストイックなところがあって、縛りの条件はキツければキツい程燃えてきます。ただし、精神がやられそうになるシーンも多々あったり…。

例えばどうしてもラスボスを倒す案が思いつかず、それでも何とか新たな案を作ったと思ったら最初の頃に手に入るアイテムが必要になることが分かったとします。当然それは手に入れてないわけで、全て最初からやり直しということもしょっちゅうありました。(そしてそのアイテムを使っても倒せなかったり)。

発狂寸前になりながらも、それでも何とかやりきったときの達成感といったらたまらなかったです。

こんなドMプレイをするやつは他にいないだろうと思っていたのですが、しばらくすると似たような楽しみ方をしている人が他にもいるということをファミ通等の雑誌やサイト等で知り、そこに応募したりしました。懐かしいです。(ちなみに十何年ぶりかにそのサイト調べてみたらまだあって活動していました。すごい!)。

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さすがにこの歳になったら昔ほど時間も気力もないし、やりたい気持ちもわかないのでこんなことはもう出来ません。ただ、この話を、昔話ついでに最近某T氏としたのを思い出したので記事を書いてしまいました。

そういえば、その時にこんなことを言われました。


T「ゲームなんてさぁ、

ボタン連打するだけでクリアできるから面白いんじゃん^^;」


カ「チンパンジーかお前は!」


休憩、ヒマ潰し、ストレス解消ならば、確かにそうかも…。
まあ、どっちも大差ないですね^^;

ちょっと頭を使うチンパンジーと、頭を一切使わないチンパンジーの違いでしかありません。でも、どうせなら頭を使うチンパンジーの方が良いと思うんですけれども。



あ、人間でいい?



うん、そうね…。



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数学のトリック

マイナー塾の逆襲はいずれまた再開します^^

今日スマホをいじっていたら、オススメアプリで面白いものが出ていました。

数学のトリック
(↑クリックで移動、androidだけかも)

説明を読んだ限り、何か良さそう。評価も高いしみんな絶賛してる!よしDLだー。

さっそくプレイ





これめっちゃええやんけ!

計算の工夫のやり方が結構丁寧に解説されてる上に、それを特訓するモードまである。これだよこれ!こういうのを求めていたんだ!

あ、ランキングもある。どれどれ、上位100位でも1%以内だ。まあ100万以上ダウンロードされているから当然っちゃ当然か。海外の人が多いけど、日本人も少しランクインしてるなー。おし、100位以内目指すぞ!(←ランキングと聞いたら載らずにはいられない性格)

モードが3つあるようです。

①「とことんチャレンジ」
1問に制限時間があり、それを超えなければいくらでも問題をやり続けられます。

②「ミニットチャレンジ」
1分で何問解けるかを競うモードです。

③「スピードチャレンジ」
20問を何秒で解くかを競うモードです。

オススメはサクサク回せる③です。②もそこそこ面白いです。

100位以内を目指していたんですけれども、ランキングを見ると日本人がチラホラいるので目標変更。

ジャパニーズでTOPに立つぞ!

②のTOPが14300点で8位の繁田さん、③のTOPが19.8秒で11位の鈴木さんか

うわー③で20秒切ってんのかぁ…これはしんどいぞ。

…ピコピコ

…ピコピコ


カッシー大勝利!ハッハー!


おいおい、世界ランカーになっちゃったぞー、こりゃファン殺到でサインの練習しとかないとなー^^

②8位(6位タイ)、③8位(7位タイ)まで行きました。kassy antoreというのが私です。やりこめばもっと上位を狙えるかもしれませんが、日本人に抜かれたらまたやることにします。あ、私の記録を抜いたらアントレの景品をあげます^o^


そういえば①のモードのことを忘れていました。ランキングチェック…3位に小野さんという日本人が。


よし、これを抜いたら寝よう。


これが不幸の始まりでした。人生には時に「何でこんなことをしたんだろう」というシーンがいくつかありますが、私の場合、これがまさにそのシーン。今年一番であることは間違いありません。

よし、①プレイ開始!

…ピコピコ

(1問で80点位か、どうせ②みたいに難易度が上がると得点も増えるんでしょ)

…ピコピコ

(10分経過)

…ピコピコ

(やっと1万点か…早く難易度上がってくれー)

…ピコピコ

(20分経過)

…ピコピコ

(余裕すぎる。これ一生終わらないやつなんじゃ…)

…ピコピコ

(飽きてきたな…、ようやく2万点。って難しくなっても得点の増え方変わってなくねーか…)

…ピコピコ

(30分経過)

…ピコピコ

(ちょっと待て、8万ってどれだけやればいいんだ!?でももう30分頑張ってきたんだ。今やめたら無駄になっちゃう…どうしよう…)

…ピコピコ

(1時間経過)

…ピコピコ

(もう後には引けない!5万まで行ったしやるしかない!)

…ピコピコ

(トイレ行きたい…)

…ピコピコ

(2時間経過)

…ピコピコ

(小野さん抜いたああああああ!!!…そういや1位って12万点位だったような、ここで止めたらもったいない…のか?どうする、もう手も痛いしやめるか、…いや、1位目指そう!)

…ピコピコ

(3時間経過)

…ピコピコ

(そういえば1位の正確な得点覚えてないな…、もう12万点だけどここで止めて2位だったら全てが水の泡だ。余裕を持って14万点位までやるしかないのか)

…ピコピコ

終了

見事ランキング1位になりました。100万以上ダウンロードされているゲームで1位になったのに、


嬉しい気持ちが全くないのは何故だろう


3時間30分も暗算だけをひたすらやり続けたのは生まれて初めてです。ということで、アホが1人生贄になり①のヤバさが実証されました。ドMプレイが好きな人以外はやらない方がいいです。


しかし最後の方はランナーズハイみたいになっていましたので、

「あれ、意外とまだいけるわ」

と思っていた自分がちょっと好きです。


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タントアール

私は小学校の頃ゲームが大好きで、よくゲームセンターへ行っておりました。当時は「ゲームセンター=不良のたまり場」のような風潮があり、中々小学生が近寄れる場所ではなく、実際にはゲームセンターというより近所のサティの4Fだか5Fだかにあったゲームコーナーのことです。

1回で使える予算が200円と決まっていたため、100円玉2枚を握り締めて週1程のペースで行っておりました。

やれるゲームはメダルゲーム(100円で11枚)と10種類程のアーケードゲーム(1回50円)です。

私には3つの選択肢がありました。

①200円で22枚のメダルを交換し、メダルゲームをやる。
②100円で11枚のメダルを交換し、メダルゲームをやり、アーケードゲームを2回やる。
③アーケードゲームを4回やる。

当時は小4で、はじめはアーケードゲームが知らないゲームばかりだったので、①を選択し、メダルゲームばかりやっていましたが、途中でメダルゲームの理不尽さに気づき、徐々に②になり、③になっていきました。

一番忘れられないのがジャンケンマンというメダルゲームです。初めてゲームコーナーへ行った時は、知っているゲームが「ジャンケン」しかなかったので、単純にこればっかりやっていました。負けたときの

「まけー」

という声が異常な程に腹が立つのと、吸い込まれるようにどんどんコインがなくなっていくことに、当時まだ確率の概念がなかった私でも

「これはおかしい…」

と思いました。そして、試しに紙を用意して何週間かデータをとってみたところ、明らかにあいこと負けに偏っていることを発見し、子供心に

「大人は信用できない」

というのを実感したのでありました。たまーに勝つこともあるのですが、勝った時の払い戻しがほぼ全て2枚でした。期待値の概念がない当時でも、これは2回に1回以上勝たないといけないことが理解できましたので、それが判明してからは1度も触っておりません。

次に忘れられないのがダムダムボーイというメダルゲームで、タイミングよくボタンを押してバスケットゴールにシュートを決めてコインを獲得するというゲームなのですが、どうみても同じ位置でシュートを打っているのに、入る時と外れる時があるのに気づき(同じ位置だということを、兄と2人でドット単位で何度も確認しました)、

「大人は人間の心を持っていない」

というのを実感したのでありました。それ以来メダルゲームはやらないことにしました。そもそもメダルゲームをやっても10分でコインが全てなくなるので、すぐ帰宅することになり面白くありませんでした。

我々の関心は徐々にアーケードゲームへ移っていき、当時人気だったスト2とか色々あったのですが、兄と2人で一瞬で心を奪われたゲームがあります。

「タントアール」

というゲームでした。この単語を最近ネット上で見かけたので、懐かしくなってまたくだらない記事を書いてしまいました。はたしてこの記事の一体どこに中学受験要素があるのか教えて欲しいですよね。ブログタイトルの改名を余儀なくされそうです。

このゲームを1コインクリアするのに兄と二人で情熱を燃やしたことを思い出しました。

タントアール公式ページ

↑のリンクを開いてみて下さい。大人になり、中学受験の指導員という立場からこのゲームの内容を見てみると、何と素晴らしいゲームなんだと思いました。

ページ真ん中あたりに、収録されているゲームがいくつか紹介されております。

【スタンリーキューブいくつ】
単純な計算処理速度と図形の等積移動能力が鍛えられました。自慢じゃないですけれども私はこのゲームが大得意で、見た瞬間大体の個数を把握し、そちら方向へレバーを動かしている間に計算を終え、動きの無駄がなく答えを出せていました。図の例ですと、3×4+2×3+1×2=20としても良いですし、3つ積んである2つ分を1つしか積んでいない2つのところに入れて、直方体と余りを作り2×3×3+2=20としても良いです。おそらく当時の方が良い感性を持っていたと思います。

【スロットなブギにしてくれ】
観察能力を鍛えられました。テキトーに探すのではなく、絵柄の特徴を把握し、どこに注目すれば見つけやすいかをお題を出された瞬間に考えないといけません。ひっかけパターンも多いので意外と難しく、できれば敬遠したいゲームでした。

【アニマルサウンドシャワー】
一時記憶能力が鍛えられました。一時記憶は得意(長期記憶は苦手…)だったので、これでライフを落とすことはなかったのですが、苦手な人はいると思います。

【ブロックンロール】
図形概念が鍛えられました。画像の例だとかなり簡単ですが、これが+と-が混ざった3つ以上の式になったり、途中が?になるパターンもあったりします。答えがわかっても、27個の選択肢の中から探さないといけないのもつらいです。ひっかけの図が置いてあったりするので、正確さも問われました。

他にもたくさん種類があり、それぞれ色んな能力を駆使してクリアしていかなければいけません。

慣れてきたら1コインクリア出来るようになりましたので、50円で30分~40分近く遊べます。兄と二人でこれをやると3、4時間帰ってこないというのがしょっちゅうでした。当時は全く気にならなかったのですが、今考えると兄はその時小6だったので、受験は一体…と思ったのですが、あまり深いことを考えるのは止めておきましょう。


タイトル変更は避けたいので、結論を無理やり中学受験に関連づけます。

巷では、先取りとか飛び級とか言いますが、低学年のうちに4年生や5年生の算数をやらせるより、こういうのをやらせた方がよっぽど良いんじゃないですかね。「問題を先に早く教えてもらう」よりも「考える力をつける」「集中力を磨く」「計算力をつける」方がよっぽど大事なんじゃないかなぁと思います。例に載っていなかったので、紹介しませんでしたが【ひと筆めくりめぐり】というゲームでは中学受験算数で非常に重要な「試行錯誤する」力もつくと思います。

じゃあ、このゲームを買って来てウチでやるのが良いかというと、そうでもない気がするんですよね。多分、当時は50円がかかっていたので、ものすごく必死だったんだと思います。どうやったら速く正確にクリアできるかばかりを考えていたので、すぐに上達できたのです。

上記の能力はどれも大事かもしれませんが、結局一番大事な能力は

「心の底から必死にやれること」

かもしれません。



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Rapid math

ブログの写真の顔が気持ち悪いので、変えました。撮る前に言ってくれれば整形してきたのに、突然撮るから困ったものです。

さて、ふと今年の卒業生のことを考えていたら、計算Flashゲームを思い出しました。Rapid mathというゲームなんですけれども、一言で言えば、計算結果を黙々と打ち込んでいくだけのク○ゲーです。なぜか今年の卒業生の男子達に人気で、息抜きにたまーに4Fでやらせてあげました(1人1回程)。


Rapid math(←をクリックで移動)
※プレイはおそらくPCじゃないとダメで、やるならテンキーがあると良いです。全角だとEnterを押さないといけないので、半角入力にして下さい。

どうみても○ソゲーなんですけれども、初めてやった時に意外とハマってしまって、

「ちょっと待て、今のはわかってた!わかってたけど打ち間違えたんだよおぉぉ!」

などと誰も聞いていないのに1人で言い訳しながら、

「あーもう!よし、これでラス1!」

と言ってから5回くらいのラス1をやり、ようやく終えられた記憶があります。

やればすぐにわかるのですが、簡単に説明しますと、制限時間が10秒間で、その間に10問連続正解しなければいけません。1問正解するごとにタイムが少し回復するので実際もう少し余裕はあります。1セット終わるとタイムが完全に回復し、また10秒の猶予がもらえます。始めはかなり簡単な計算ですが、正解が増えてくるとレベルが上がっていき、少しずつ計算が難しくなります。おそらくレベル11で難易度が上限に達し(評価A+)、それ以降はずっと同じ難易度です。

どこかでゴールがあるのかもしれませんが、説明がどこにもないのでわかりません。レベル50を過ぎてもゴールの気配が全くないので、多分エンドレスです。ちなみに、初めは全く気づかなかったのですが、レベルが上がるごとに回復量が減っていきます。動画を撮って自分で調べたところ(オタク気質なんで)、レベル1だとほぼ1秒位、難易度上限のレベル11だと0.5秒位、レベル30で0.3秒位でした。

去年の生徒達はたしかレベル8が最高でした。


ふふふ、まだまだだな!(←大人げない)


正直これをやったからといって受験に役立つかと言われれば、まるで役に立ちません。何も考えずにただやっているだけでしたら、せいぜい打ち込み速度が速くなるだけでしょう。しかし「計算をどうやって工夫すればよいか」というところまで本気で考えることがもしできたのならば、計算というものに対しての見方が今までとガラッと変わるはずです。そのきっかけになったのならば、意味があるかもしれません。

ゲームとテレビは受験生の親の悩みの種ですので、こんなものをブログで紹介するなとお叱りを受けそうで恐ろしいです!ですからハマりそうな子にはこの記事を見せないで下さいね^^

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MATH QUIZ... 解答?

math quiz

結論を先延ばしにするスタイルでいきます。頑張って読んで下さいね^^
まずほとんどの人が考えたであろう2つの規則

規則① 右の数字の差が16、14、12、10と減っている

規則から、次の数字は差が8なので20-8=12 答え12
ただ、これは左の数字との関連性が全くなく、右の数字だけを追いかけていく作業です。これを正解とするには、左の数字との関連性を説明する必要がありそうです。

規則②
9×8=72
8×7=56
7×6=42
6×5=30
5×4=20

この規則
掛ける数を1ずつ小さくしていく規則が発見できました。ということで次は×3で

3×3=9 答え9

しかし4がないのが不自然です。4はあえて表記せず、飛ばして3にしたとすれば(「もしくは掛けられる数-1」を掛ける数とすれば)

(4×3=12)←これを消している
3×2=6 答え6

これが結論になります。おそらく6の方がスマートですが、答えが9だとしても間違えとは言えません。

ただ、答えが12、9、6だと2つの疑問が残ります。なぜ4がないのか、そしてなぜ3と9が赤いのかが不明のまま終わります。ということはこの問題おそらく、その2つの謎を解く問題であることがわかります。

そこで色々と考えをリストアップしていきました。


「左の数字だけに注目すると赤が3、9である。3と9だけが持つ特徴は何か」
「右の数字だと72は赤でそれ以外が青、72だけが持ち、他の数字にはない特徴は何か」
「左右の和、差、積、商(商はすでに上でやっています)から何か見えてくるか」
「右の数字を約数に分解→個数、和、左の数字との関連性を見る」
「左と右は独立して考えてはいけなく、全体を1つの記号として考えるべきか」
「72(ななじゅうに)ではなく、N進法を使った72(ななにー)もしくは7と2に分解し、その関連性を見る」
「数字をデジタル表記に直した時の線の本数、表示の出方や消え方」
「9=72ではないので、=は別の何かを表していることがわかる。他の記号ではなく=を使った意味は何か」
「少年の顔がムカつくのは、どのパーツのせいなのか」


実際にはこの数倍は考えましたが、量も多いのでこのあたりでやめます(原因は多分口です)。

上記の「デジタル表記」「=に別の意味」「72は特殊」という情報からデジタル時計が浮かびました(特に56と72で色が違ったのは良いヒントでした)。「=」は「:」を表しているのかもしれないということで、デジタル時計を考えると9:72だけは赤くなる理由が解決できます。実際にはそう表示されないからです。他の時刻は表示できます。ということは「3=??」は表示できない時刻ということになります。この規則によると、1時間16分差からスタートをして、差が2分ずつ縮まっていきます。そうすると最後が1時間8分差になるので、4:12です。しかし、赤字のエラー表示なのでこれを3時台に直すと3:72です。

これで4が抜けている理由と赤字の理由が解決できました。
ということで 答え72

わー、パチパチー。



何か違和感ありませんか?72が思いついたとき、私は違和感MAXで答えにするのをためらいましたが、みなさんはどうでしょう。まだ下を見ないで少しだけ考えて欲しいです。




何か思うことはあったでしょうか。では、いきます。




9=72が赤字なのは良いです。それは問題の設定ですから。1つわからないのは何故3が赤なのかということです。そしてもう1つ、「3の場合は赤にならないといけない理由があって、そのせいで72になる」というのと「出題者が3を赤にしたから72が答えである」というは全く意味が違うということです。

何言ってんだこいつという人用にもっと簡単に言えば、3=??の部分は「4:12でいいよね。普通に表示できるじゃん。なんでわざわざエラーを出してんの?」ということです。もっと言うと、この問題は青字の5=20の部分を消して赤字の4=??として、答えを80にするということは許されるのかということです。もし、これがダメで、3の部分でしかエラーが許されないとすると、その原因を突き止めないといけないので、それをしていないのに答えを72にするのはスマートではないということです。

実は最初に9=72が赤字でエラーをはくということに気づいた時、すぐさま理由として、「もしかしたらこの時計は『時』部分の表示が1ケタしか存在しないから、10時~11時59分までの間はずっと赤字になってエラーをはき続けるのかなとか考えたのですが、『時』の部分が1ケタまでしか用意していないような○○(汚い言葉)な時計がはたして『分』を3ケタまで用意しているのかという疑問にぶつかったのと同時に、そもそも3時台でエラーはいてるじゃん…と思い考え直しました。

ということはエラーの原因は『時』ではなく『分』かなと思い考えてみたところ、両方ともエラーをはいているのが「12分」なんですよね。「12分」は何かまずいのかなと考えてみたところ、特にそれらしい理由は見つからなかったのですが、予想をするに、20分未満は表示できない時計なのかなという考えに至りました。

つまりどういうことかと言いますと、普通の時計は0~59までの表示ですが、この時計は何らかの原因で20~79までの表示になる仕組みで、80になったら『時』が1つ進み、『分』はリセットされて最小値の20に戻るのです。そして60~79間の場合だけ赤字で表示されるという仕組みになっていると考えれば3で赤字になる理由がわかり、全てつじつまが合います。一応キリが良いので20分未満という話をしましたが、出ている情報からすれば13分~20分の可能性が考えられます(この問題を解く上ではどれでも問題はありませんが)。

そういうことで、無理矢理ですが72を答えにしても良さそうです。ただ、最後に1つ、これだけが引っかかっていて残っているのは、そもそもなぜ階差数列にしたのかというところだけです。等差数列にした方が問題として万人が納得できる規則になりやすいのに、この2ずつズレているのだけがどうにも引っかかります。

一応出題者の気持ちはわかります。12分をエラーでそろえたいので、差の合計を60にしたい。

16+14+12+10+8=60

これを等差数列にしてしまうと

12+12+12+12+12=60

これだと8:60になってここでもエラーになってしまうんですよね。これを避けるために階差にしたのか。でもそれなら問題を

9=70

からスタートすれば解決する話なんですよね。そう私が思った時に、ふと少年の画像を見ていたら声が聞こえてきました。


少年「9=70?そんなことをしたら、
『ソーリーブラザー!この答えは残念ながら6じゃないんだよ!HAHAHA!!!』
って言えなくなるじゃん。」




なるほど。

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プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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