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6年生の理科について②

前回の続きです。

今やっている力学総合ですが、基本的には「ばね」「てこ」「浮力」「圧力」「滑車と輪軸」この組み合わせ問題となっております。1つの構造の中に複数の要素が入っている問題ということです。

ですから、ある問題を解く時に1つでもさっぱりわからない単元があると、その場所で詰まり、その先の答えはほぼ全て間違えます。つまり、ある程度力学という単元の基礎が理解できているという前提で問題を組んでいるので、力学全体が苦手な生徒は総合問題を解く意味がほとんどありません。

第4回の電流と発熱も同様です。4年、5年と電気を繰り返し勉強してきて、ある程度基礎がわかっていることを前提にして、抵抗の計算をしつつ電熱線での水温上昇を計算する単元です。

豆電球の基本回路もおぼつかず、豆電球を直列に繋げたら、流れる電流がどうなるのかすらイメージできない生徒が、電熱線の抵抗と電流の関係性がイメージできるとはとても思えません。

算数で言えば、速さの基本計算ができないのに、流水算を習っているようなものですね。できるはずもないし、苦手意識が強くなるだけで百害あって一利なしとはこのことです。

ですから、本当に苦手で確認テストも毎回0点に近い生徒は、今の単元を追うより、5年の時のプリントを出して、単元が分けられているものを丁寧に追っていくのが正解です。自分でやってみて、解けないところは時間をかけて良く考えることです。それでもわからなければどんどん質問に来て下さい。

まとめテストですか?来週ですからもう間に合いませんので、今回は諦めましょう(理科だけを勉強するならば十分間に合いますが、残念ながら他に3教科あります!)。時には諦めが肝心になることもあります。5年後期のテストが1ケタに近いのに今回のテストで良い結果を出すのはまず不可能です。下手に小細工し、総合だからということで全単元を広く浅くやっていくよりも、この期間に「てこ」「ばね」の基本だけでも完全にマスターしたという方がよっぽど有意義です。

再来週の第6回からは全単元が終わり2周目に突入します。ここからは新単元がなくなりますが、その分範囲が少し広くなります。なるべく後回しにせずに、早い段階で身につけることを意識していきたいところです。

テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

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カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
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