FC2ブログ

算数が伸びていく子の持つ資質1

算数が出来るようになるのに必要な資質はあまたあると思いますが、今日はそのうちの1つを取り上げて話をしたいと思います。

結構前にタケノコ(清水)と話した時のことです。


カ「算数が伸びていく子が持っている資質って何だと思う?」

タ「何、突然?」

カ「カッシー的には『ゆうき』だと思うんだよね」

タ「有機…?はい…?」

カ「いや、そのゆうきじゃなくて」

タ「愛と勇気の方?」

カ「そう、それ。勇気がある子は伸びる!

タ「…大丈夫?(かわいそうな人を見る目で)」


これだけ書くとカッシーが完全に頭いっちゃってる人みたいなんですけれども、指導していると実際にこのことを感じるシーンが多々あります。



【昨日の6Aの授業でたまたま出てきた計算式】
答えを出す直前の計算で4.5×26って出てきたんです。4問目の立方体の切断の問題でした。(×26と聞いて、『あぁ、こういうタイプの問題だったんだな』と想像できる人は素晴らしい!)

その時に伝えたことがあります。


「これって筆算しちゃだめね。すぐに『4.5×26』を『9×13』に変換して暗算で117を出せるようにしないといけないよ」

「思いつくとかつかないとかではなく、「~.5」って見つけたら即『×2するとぴったりになるよなー』っていう思考になってないとね。なっていない人は意識して出来るようにしよっか」


こういう話をしたんですけれども、多分やろうとしない生徒はそれなりにいると思うんですよね。


【5年で出てくる円周率をまとめる計算も同じ】
3.14をまとめて計算しよう!というのを初めて習った時もそうかもしれません。

44×3.14+56×3.14=(44+56)×3.14=314

こういうやつですね。もちろん大人でしたらそんなのまとめた方が速いし、ミスも減るというのはわかるのですが、まとめるという発想や思考が無い小学生にとっては、やったことのないやり方よりも、1つずつ計算した方が確実だという思考になります。

1つ式を立てる→1つ計算する

という当たり前の流れを今まで何年も着実にやってきて、それが身体に染み付いているわけです。大人が数年やったのとは違います。短い人生の中の数年ですから、かなりの割合です。それでここに来ていきなり

「まとめて計算しなさい!」

ですよ。

「やってみよう!」

より

「怖いなぁ、本当にできるのかな…」

当然こうなります。



【『教えられたことをやろうとしない』という単純なことではない】
例えば初めて○○算を習う時とは違います。○○算は習得しなくてはその問題が解けません(実際には解けますが…)。ですから、どんなに慣れないことでもやらないという選択肢がありません。

その一方で、先ほど4.5×26の計算の例や、3.14の例の恐ろしいところは、別に工夫をしなくても解けてしまうところです。

冒険しなくても答えは出せるわけですから、弱い心の持ち主は安きに流れます。すると、スキルを得るチャンスがどんどん先送りになります。


そのタイミングは早ければ早い程良いというのに。


続きは次回です。



↓また次も読んでみたいという方は、更新のモチベーションになるため、クリックで応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ


↓ついでにこっちも!



テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

最新記事
カレンダー
03 | 2015/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ランキング
応援していただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ


メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR