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すべり止めと合格率1

リクエスト記事です。

「すべり止め校として考えて良いのは持ち偏差値に対して-5?-10?どこまで下げれば良いのか見当がつかず、不安がつきません。」

という内容でした。

まず、偏差値という言葉についてですが、「四谷大塚の合不合80%偏差値」であることを前提にお話したいと思います。

ご存知だとは思いますが、例えば偏差値50の学校を偏差値50の生徒が受けたら、80%の確率で合格できます。これはあくまでも過去のデータであって、次年度もそれが適用されるとは限りませんが、そこは読めないところなので、あまり考えないようにします。

すべり止めをどこまで下げれば良いかという質問に対してですが、これは受験回数に大きく依存すると考えて下さい。



【すべり止め校が1校で1回しか受けない場合】
すべり止めというのはほぼ100%に近い確率で受かるからすべり止めなのであって、受かる可能性が高いというだけでは意味がありません。

これを考えると偏差値50の生徒が偏差値50の学校を受ける場合、計算上では80%の合格率になります。当日の体調が悪かったり、苦手なところを多く出題されたりした場合を考えると、確実というには少し物足りません。

偏差値45の学校を受ける場合ですと、ほぼ確実ラインまできます。40なら確実と言ってしまって良いでしょう。

すべり止めを1回だけに設定している場合は、かなり安全策をとるべきです。



【すべり止め校を複数回受ける場合】
こうなると、考え方がさきほどと全く変わります。この場合は偏差値のマイナスをとるどころか、むしろ若干プラスにしても滑り止め扱いになることがあります。

複数回のうちどこか1回でも受かってしまえば合格になりますから、全部落ちる確率がほぼ0%に近いならすべり止めとして機能します。

例えば偏差値50の学校を偏差値50の生徒が3回受ける場合を考えます。1/5で落ちますから、それが3回連続で起きる確率は1/125、つまり99%以上の確率で合格できます。これならば確実と言ってしまって良いでしょう。

偏差値55の学校を3回受ける場合も考えてみます。偏差値が+5になると1/2で落ちますから、それが3回連続で起きる確率は1/8、つまり87.5%で合格できます。すべり止めとしては若干不安ですが、この数字をどうとらえるかは各ご家庭の判断にお任せします。

このように、受験回数によって合格率はかなり変動しますので、計算してみて下さい。


次回は受験回数だけでなく、他の要素も考えてみます。



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