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親が関わること6

続きです。

・「B 教える力があるが、教えない」
親に教える能力はあるが、

①塾と教え方の乖離があってはいけないと思い、手を出しづらい。
②親が教えようとしても聞く耳を持たない。
③働いているためそもそも時間が無い。
④子供がやりたいと言うからやらせているだけで、自分は関わりたくない。


といったような理由から教えないご家庭もあります。

それはそれで一向にかまわないと思います。成績が順調ならば、特に必要ありませんし、わかりやすい教材や解説書の類は今の時代溢れる程ありますから、自分1人でやることは可能です。そもそも勉強なんて1人でやるものですし。

しかし、親が教えるというので一番効果があることは質問が即解決できることです。例えば家で復習しているときにわからなかったことがあったとします。「明後日塾があるからその時に質問して解決する」というのと「今すぐ解決できる」というのでは結構違います。

生徒が授業前質問にくる時、こういうことがたまにあります。


生「えっと、質問があるんだけど、どこだっけ…ちょっと待ってね」

カ「はいはいー」

生「えーと、これはわかって、これもわかって、えっと

………質問するのわからなくなっちゃった^^;

カ「どうせ前回の授業の最後にやったダイヤグラムのやつでしょ?(図をキレイに書くのに必死で全然聞いてなかったもんな…)」

生「そう、それ!」

カ「質問に来なくて良いようにこの部分の意味をメモしておけって言ったのにー」

生「言ったっけ?」

カ「…^o^;」

正直言うと、何を質問すれば良いのかすら忘れてしまっているような意識レベルの低い質問には答えたくないのですが(でも答えますよ。月謝に含まれているからね!)、日が空いてしまったらたまにはそういうこともあるのかなとも思います。

もし、その場で親が問題を見て

「どれどれ?んー、多分この線は先にAがQ地に到着た後に、戻ってきて同じ方向に進んでいるから緩やかになったんじゃないの?」

と、解説のグラフを読みながら、ワンポイントで疑問を解決することができればはかどり方や学習効率も変わってくるのかもしれません。こういった細かな積み重ねが最終的に結構効いてきたりします。

ですから、親が教えられる能力を有しているのならば、必ずしも教え込む必要はありませんが、せめて質問に答える位はしてあげて下さい。

このままだと教えないことが悪いことみたいになってしまうので、教えないメリットも1つ添えて終わりにします。それは質問の時間を空けることで、もう1回よく考えてみたら自分で解決できたという例もあったりすることです。意外とこれが大事だったりもします。



・「C 教える力がないが、教える」
あまり良い行動とは言えませんが、確実に親の愛は伝わります。

まあそれはともかく、この場合、2つ方法があります。


①指導員に聞く
以前ありましたのが、お母様が理科の勉強を手伝っているご家庭で


母「先生すいません…他の単元は大丈夫だったのですが、どうしても電気がわからなくて…」

カ「電気は目に見えづらいのでイメージわかなくて難しいですよねー」

母「こことここだけ少し質問したいのですが、大丈夫ですか?」

カ「どうぞどうぞー」


アントレの事務カウンターの上でお母様に抵抗計算の考え方と手順を叩き込みました。

そういえばフンチャン(塾長)から以前

フ「家で教えるお母さん結構いるよね。どう教えていいか苦労しているお母さんもいると思うし、隔週短時間でポイントだけ説明するようなお母さん用講座でも作ってカッシーやってみたら?」

みたいなこと言われたことがありますが

カ「恥ずかしいからムリっす^^;」

と却下したのを思い出しました。でもたまに大人になって急に学校とか塾の授業を受けてみたくなりますよね。少なくともカッシーは算数の白板授業をもう一回だけでもやりたいです(受ける側で!)。あの頃が懐かしい。


例え親でも気になることや聞きたいことがありましたら、どんどん質問に来て大丈夫ですよ(月謝の範囲内ですから!)。


②暗記教科のアウトプットに徹する
教えるというのはインプットになるのですが、実はインプットをいくらしても数字としての学力は上がらず、アウトプットの訓練をすることで初めて得点力がついてきます。

インプットが出来ないのでしたら、親はひたすらアウトプットの手伝いをしてあげて下さい。

例えば国・理・社の知識部分の問題をひたすら読み上げるマシーンになってみて下さい。その時は当然解答をガッチリホールドで良いです。

一人でひたすら紙に書いて覚えるという王道も良いのですが、やはり飽きが来ますので、そういう時は親子で協力プレイです。

コツはスピード感を重視することです。アントレの早押しもそうなのですが、ダラダラやってはいけません。できなかったものは親自身でチェックをつけたりしながら、テンポ良く次の問題へ進みましょう。

このように参考書やプリントさえあれば誰でも可能ですので、試してみて下さい。



・「D 教える力がないので、教えない」

「難しい」

「自分は教えられない」

そう思って諦めてはいませんか?

この動画を見て下さい。




電車の中等で音が出せない人のために
「あきらめんなよ…あきらめんなお前!どうしてそこでやめるんだそこで!もう少し頑張ってみろよ。ダメダメダメダメ諦めたら!周りのこと思えよ。応援している人達のこと思ってみろって。あともうちょっとのところなんだから。俺だってこのマイナス10℃のところ、しじみが獲れるって頑張ってるんだよ!絶対やってみろ!必ず目標達成できる!だからこそ…Never Give Up!!




と、言われてもムリなものはムリですよね。


ここまでこのシリーズの記事をお読みになった方はお分かりだと思いますが。勉強を教えるだけが親のサポートの仕方ではありません。やれることを取捨選択して出来そうなサポートをして下さい。

ちなみにカッシー母はDタイプで、4年の途中で脱落(もうちょっといけたでしょ…)しましたが、他の方法でサポートしてくれましたので助かりました。



というわけで長くなりましたが、「⑥勉強を教える」を終わりにしたいと思います。



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