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ゆっくりな子の受験1

リクエスト記事です。

「わが子がのんびり屋タイプだが、そういう子の受験対策はどんな風にすれば良いのか」

という内容です。

遅い子の場合、方法は2つあります。

①速くなるようにする。
②遅いことを受け入れて学習計画を立てる



【①速くなるようにする】
これはある意味ギャンブル的な要素があり、速くなる時もあればならない時もあります。

本人が「速く動くようにしないと色々と間に合わない」と思うようになれば変わることもありますが、中々その自覚を持つのは難しいです。

自覚を促すために、「このテストの点数や偏差値では第一志望に受からない」と追い立てても、我々のように何年も卒業生を送り出している立場なら実感できることですが、本人の中では何のリアリティもありません。

自覚を持つためには、過去問を実際に解いて自分がどの程度足りていないのかを知る必要があります。5年生でカリキュラムを追っている段階で、そこに気づくのはほぼムリです。

また、○○中学へ行きたいという気持ちが、実は口で言うほどたいしたことがない場合、ほとんど変化することはないでしょう。6年の後期になってくると少しずつ現実味を帯びてくるので、変わってくることもありますが。

いずれにせよ、間際にならないと大きな変化が生まれる可能性は低いというのが現状です。

無理矢理計画を立ててそれ通りに動かすという方法もありますが、ほとんどのケースが子供が思うように動かず、親のイライラがたまり、子供は疲弊するだけだと思います。

このように行動のスピードを上げるのは中々難しいのです。



一方で、技術的なところのスピードを上げることは可能です。その代表格に計算があります。

計算に関しては色んな考え方があると思いますが、私はスピードを上げるのに必要なのは「慣れ」と「向上心」だと思います。計算を数多くやって慣れていくと5、6年生位で16×7のような計算結果を1秒以内に112と出せるようになります。

しかし、この程度の計算でもそこそこの数の生徒は筆算をします。ノータイムで答えを出すためには、計算練習をする時もスピードを意識した取り組みをしないと112は一瞬で出るようになりません。

目標が「間違えずに全問正解すること」では16×7を一生筆算し続けることになります。計算練習はどの受験生もやっていることとは思いますが、「間違えても良いから超スピードでやってみよう」としてみて下さい。

そうするとスピードを上げるためにどうすれば良いのかが段々わかってきます。自分で工夫をするようにもなります。そうやって身についたものは絶対に忘れません。

はっきり申し上げまして、「塾の課題として出されているから計算をやっている」という意識ではスピードアップの効果はあまりのぞめません(もちろんやらないよりはマシですが)。何故なら消化することが目的なので、機械的にルールどおりの作業をするだけで、頭が動いていないことが多いからです。

これを例えば「1ページを5分で終わらせる」というのを目標としたならば

「この量をどうやって5分で終わらせよう」
「どういうペースでやれば終わるだろう」

と考えること自体が計算スピードを伸ばすためにとても大事になってきます。


次回に続きます。



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Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
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