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コメントをくれたお母様への返信

武蔵時代の記事に対して色々なコメントありがとうございました。

とあるコメントをしてくれたお母様に対してここでコメントをしようと思います。

私のみが閲覧可能となっているため、それをコピー&ペーストすることはしません。

しかし、真に勝手ながら内容をまとめさせていただきました。


「武蔵熱望組だったがダメだったこと」
「そのことで今でも胸が苦しくなること」
「幸い友人に恵まれ、現在では楽しく学校へ通っており、アントレにも時々顔を出しに来ること」
「武蔵熱望の子が合格できるように心から祈っていること」


こういうコメントを見ると私も胸が苦しくなります。

1回しか受けられない学校の中には本当に魅力的な学校が多いです。

その魅力的な学校生活を夢見て子供達は数年間頑張ります。

ただ、そういった学校ほど落ちて涙する子の方が多いという現実があります。



私は生徒を志望校に入れてあげられなかったとわかった時、必ず頭の中にある顔が浮かんできます。

その子の顔ではありません。

その子とお母さんの顔です。お父さんがいるときもあります。

ご両親が必死に努力していたご家庭ならば、なおさらはっきりと浮かんできます。



生徒には悪いのですが

「お母さんショックだろうなぁ…」

先にこう思います。

その次に

「本人は落ち込んでいないだろうか…」

そして最後に自分への反省です。

必ずこの順番です。



子供は自分の第一志望校の名前を挙げて

「○○へ行きたい!」

と言います。もちろんその気持ちは嘘ではありません。本気で思っているのでしょう。

しかし、志望動機を聞けば大体わかりますが、ほとんどの子はその学校でなければならない明確な理由を持っていません。

そしてその学校のことも良く知りません。

良く知らないけれども行きたい学校なのです。

何故だかわからないけれども気に入ってしまったのです。

友人選びや恋人選びと同じです。



良い出会いもあれば悪い出会いもあります。

志望していた学校が必ずしも良い出会いになるとは限りません。

合わずに途中で辞めた友人も何人かおります。

お子さんは今現在楽しく学校へ通っているようで良かったです。

良い出会いが出来て本当に良かったです。



お母様も結果が出てしばらくは相当なショックだったと思います。

武蔵熱望の子の応援が出来る程になるまでは時間がかかったと思います。

受験の勝ち負けは私にはよくわかりませんし、そんなものが存在するのかどうかも知りません。

しかし、仮に存在するとしたら、

こういうご家庭が受験の勝者っていうのかなと私は思います。



コメントありがとうございました。



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中高時代の修学旅行4(最後です)

後日、組主任に聞いてみました。


「で、教師会どうだったんです?」

「うーん、いいんじゃないっていう先生もいれば、どうかなーっていう先生もいたね」

「意見が割れてたんですね」

「そうだね。まあでも学校は一切責任は負わないから、何かあったら自分達で責任が取れるなら良いってことになったよ」

「さすがウチの学校ですね。迷惑はかけませんよ、多分。んじゃ、行ってきまーす^^」


実際に何かあった時には絶対学校が責任取るだろうなーというのは全員わかっていました。


ですから、はしゃぎすぎるのはちょっとだけにしておこうと、みんな心に誓い、具体的に修学旅行プランを作りました。

いざどこへ行こうとなったときに色んな候補が出たのですが

「一番修学旅行っぽいところが良い!」

というわけで京都に決定!

武蔵らしく現地集合もいいかなーと思ったのですが、修学旅行っぽさを大事にしたかったので、みんなでバスで行くことになりました。唯一修学旅行っぽくないところは教員が1人もいないところですかね。

夜行バスで行って朝到着、ホテルに荷物を置き出発です。

実際の観光ルートですが、引率もおりませんからみんなでMAPを見ながらテキトーです。

「次どこいく?」

「ここから、金閣寺近くね?」

「おっしゃ行くかー!」


みたいな。


授業で徒然草をやったので仁和寺とかは人気でした。


「おお、ここが仁和寺か!」

「仁和寺の法師(笑)」
※徒然草にはよく「仁和寺の法師」が登場するため

話に出てきた法師の真似をしたり。

「…でも意外と地味だな仁和寺」

「うん…」


京大も行きました。


「ここが京大か…」

「俺京大受けようと思ってるんだよねー」

「え、マジ?」


武蔵は関東圏なのになぜかそれなりに京大が出ます。私が卒業した年度は9人でした。


行きたかったラーメン屋にも行きました。

武蔵の近くには昔からラーメンチェーン店の「天下一品」があります。ずーっと昔からいるおばさん店員(おばあさん?)の「テンピンババア」が名物なのですが、どうやらその天下一品の総本山が京都にあるらしいという噂を聞き、これは行くしかないということで、実際に行ってみました。

「おお…ここが本店か…テンピンババアが作るラーメンより旨いのかな?」

「え、『あっさり』とかあるんだけど、江古田にはそんなのないぞ!」

「『こってり』がいつも食ってるやつだよね…?」

とか何とか言いながら食べました。

ズルズル



「味…同じだな^o^」

「うん、テンピンの味だね^^;」

「まあ、同じ店だし…」

「もっと京都っぽいもの食えば良かったわ。何やってんだろう…」


このようなカンジで日中に観光していたら、別のクラスの友達(前々回の記事に登場した親友です)から私の携帯に電話がきました。


「今何やってんのー?遊ぼうぜ!」

「ああ、今京都。ウチのクラス修学旅行やってるんだわ(笑)」

「え、何それ!?何でそんな楽しそうなこと教えてくれなかったの!?今からタクシーで行くわ!着いたら連絡する!」

というわけでアホが1人、夕方頃に来ました。本当にタクシーで来たのかは知りませんが、これにはさすがにクラス全員びっくりしました。


夜になったら国外研修組を見送るために京都駅へ行きました。


ここで少し武蔵の国外研修の話をします。


武蔵の国外研修システムが他校と大きく違う点は2つあります。

留学システムはどの学校にもあると思いますが、基本的に英語圏のみです。

武蔵は第二外国語という授業があり、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語等が選択でき、その全てに国外研修の枠があります。ですからイギリスを含めた様々な言語の国へ行けるわけです。

もう1つは期間の長さです。大体の学校は1週間~2週間という短い期間ですが、武蔵の場合は正確なところは忘れましたが確か2ヶ月位です。しばらく帰ってきません。

そういえば全然関係ない話なのですが、イギリスのイートン校へ国外研修へ行った兄の代の先輩がおりまして(今はイートンでは無いようですが)、同じクラスにウィリアム王子がいたようです。水泳勝負をして勝ってしまったらもう1戦要求され、負けず嫌いのナイスガイだったこと等色々教えてくれました。


で、ウチのクラスにはその日に中国へ行く友達が2人おりました。普通は2ヶ月も他国へ行くとなると心の準備が必要ですし、万全の体調で行きたいでしょうから家から出発するわけですが、彼らは修学旅行に来ました。


「京都から中国行けばよくね?」


というカンジで。最高の奴らです。


そんな彼らを見送ったらホテルへ戻りどんちゃん騒ぎをして(迷惑にならない程度に!)その日は寝ました。



と、ここまで書いて気づいたのですが、その後の記憶がありません。どういうわけかわかりませんが、これ以上何も思い出せないのです。どうやって帰ったのかも覚えていませんし、1泊だったのか2泊だったのかも忘れてしまいました。

完全ノンフィクションなため、残念ながら書けるところはここまでです。


というわけで、通常とはちょっと違った修学旅行でしたが、本当に楽しかったです。


他のクラスもやればいいのにって思うのですが、あまり好き放題やるといつかどこかで大きな問題を起こしそうです。特に仲が良くて団結力があったウチのクラスならではという気もします。


武蔵の学校紹介のようなシリーズになってしまいましたが、私が唯一詳しく内情を語れる学校なのでこういうのもたまには良いですよね?


というわけで、これにて修学旅行シリーズは締めさせていただきます。


長くなりましたが、付き合っていただいてありがとうございました。



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中高時代の修学旅行3(やはり長い記事)

続きです。

私の同年代にI君という人がいます。彼の小学生時代はまさしく神童と呼ぶのに相応しく、超がつく有名人でした。見る人が見ればこのイニシャルだけでフルネームが出てきます。

私のまわりで有名だったということではありません。私と同年代の首都圏の受験生だったらかなりの人間が知っている人物です。

何故そこまで有名だったのかと言いますと、彼は色んな塾に所属しており、各塾の模試でTOPクラスの成績を取り続けていたからです。(当時はどの塾も実名公表)

私が所属していた学習指導会という塾(当時は武蔵合格者の4割をこの塾が締めていた)の武蔵オープンも受けており、彼は4位だったのを覚えています。

I君の志望校は武蔵ではありませんでした。当時の彼の第一志望の学校の国語は武蔵とは違って記述ではなかっため対策らしい対策は全くしてないはずです。理社の問題傾向も全く違います。

にもかかわらず半ば冷やかしで受けて4位というのはさすがとしか言えません。学習指導会という塾は武蔵に入れる塾でしたので、多分「みんなが受けるから」という理由だけで受けたのでしょう。

当時私の理科を担当してくれた先生は、代々木の本校でも授業をしていてI君を知っていましたから

「この4位のI君ってのは本当にすごいやつで、こんなに賢い奴は今までみたことがない」

と、辺境の地であるひばりヶ丘教室の私に話してくれた程でした。

ちなみに私は奇跡的に8位(9位だったかも?)でして、ペンネームではなくめでたく実名発表(10位まで実名で、以下ペンネーム)となりました。実は昔の記事で書いたペンネーム「ペプシマンシュワ~」はお披露目されることなく終わったペンネームだったのです。

高得点だった原因は国語の記述の最中に神が降臨し、厳しめの採点にもかかわらず80点(100点満点)を取ったからでして、全く再現性の無い点の取り方でしたからはっきり言って単なるまぐれです。(理社はイマイチだったし)

私のしょぼい自慢話はおいといて(運は誇ってもいいですが!)、I君はサピックスのテストでも常にTOPをうろついていましたから同期のサピ生は全員彼を知っています。

あまりに賢すぎて、天才少年としてテレビにも出ていました。



そんな彼は当然のごとく第一志望に合格しました。



中3の頃でしたでしょうか。10代の若者が読むような雑誌(ファッション系)にI君が載っていたのです。私は直接見たことがなかったので、その時初めて写真で顔を知りました。

勉強もできるのにこんなのにも出て面白い奴だなーと思って、彼と同じ学校の知り合いに聞くと

「学校ではかなりバカにされてるよ」

という話でした。

彼は中1の頃は抜群の成績だったものの、中2から遊びを覚え始め、成績が急降下したらしいです。はじめは周りも

「こいつがI君か!」

というような尊敬の眼差しだったらしいですけれども、成績が並以下になってからは相手にされなくなったようです。



実は縁あって18か19の頃にI君と仲良くなりました。実際に会ってみると、ものすごく頭の回転が速い奴で、話す内容も面白い奴でした。

麻雀もよく一緒にやりました。私はこういった遊びは大得意なのですが、彼がいるといつも良い勝負にされてしまいます。麻雀にもセンスを感じました。


良い奴でしたし私は彼が好きでした。


ただ、勉強だけはできませんでした。「できない」というか「知らない」という方が正しいかもしれません。多分何もやっていません。それでも持ち前の能力だけで世間的には一流とされる大学に入りました(ただ、彼の出身高校からすればイマイチと言われてしまうでしょう)

I君と同じ学校の友人に「I君バカにされていたって聞いたけど、本当なの?そんな奴には見えないけどなー」と聞いたらやはり本当のようです。

彼と仲良くなって思いました。


「ああ、コイツは入る学校間違えたな…」


と。

勉強を頑張る土壌が出来ている学校に入るのならば、自分がそのつもりで頑張る覚悟がないと行ってはいけないということを学びました。


そういえば武蔵もちょっとは大学合格実績を気にするようなことを言ったような言わなかったようなという話を聞きましたので、どうなるのでしょうか。変わるにしても良い方向に変わってくれるならば良いのですが…。



これに関連した話で、アントレ卒業生(武蔵出身で現在東大法学部在籍)と先日ひばりで飲んだ時にした雑談を思い出しました。


「武蔵って鉄緑会に無試験で入れる指定校から外されたらしいね(苦笑」
※知らない人のためにサピ→開成  鉄緑→東大 的なイメージ

「え、そうなんですか!全然関係無いし行ってもないけど、何か残念ですね。」

「というか、そもそも鉄緑に行ってる奴いた?カッシーの時は数人位だったけど。武蔵って他校に比べてかなり鉄緑少ないよね?」

「僕の代も全然いませんでしたね」

「SEGとかはそれなりにいたような気がする」

「あーSEGはいますね。というかぶっちゃけ武蔵で鉄緑とかドン引きですよね。『鉄緑行く位ならそもそも何で武蔵入ったの?』って言いたくなりますね。やってることメチャクチャじゃないですか」

「(こいつ面白いこと言うな)あぁ、確かにそういう考えもあるね。そういや自分は塾はどこ行ってたの?」

「え、行ってないっすよ」

「マジ…?」

「学校の勉強だけですね。模試とかは受けましたけれども」

「まあ、カッシーの同級生にもそういう奴結構いたけど…いやー、ちょっとカッコイイなそれ!」


というわけで子供に勉強を頑張らせたいお母様(特に中1から鉄緑に入れたいお母様)は、武蔵に入っても無試験で鉄緑に入れない上に、入ったら入ったで同級生からこんな風に思われてしまうという良いとこ無しですから、気をつけた方がいいですよ!



で、何でしたっけ、


ああ


修学旅行の記事でしたねこれ^^


で、強引に本筋に戻しますと、仲の良いこのクラスが決めたこの修学旅行案を組主任に報告しに行きました。


「というわけで、次の春休みにウチのクラスだけで勝手に修学旅行に行くことになりましたのでよろしく^^」

「え、行くの?」

「はい、行きます」

「うーん、ちょっと相談してくるわ」

何やら不穏な空気…

まさかの事態に困惑しつつ、教師会の結果待ちとなりました。



はたして修学旅行は行けるのだろうか。



(続く)



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中高時代の修学旅行2(少し長い記事)

高校2年の3学期でしたでしょうか。正確な時期は忘れてしまったのですが、誰かが会合の最中に言い出しました。

「修学旅行に行こうぜ」

もしかしたら私かもしれませんけれども、言いだしっぺは全く覚えておりません。

ちなみに会合というのは週に1コマあり、きちんと授業時間に組み込まれている立派な「授業」です。

ホームルームというシステムが無いため、会合の時間になると組長(武蔵ではいわゆる学級委員のことをこう呼ぶ)が教壇に立って、決めなければいけないことを黒板に書き、色々と意見を出し合います。組主任(担任)は横で見ています。

議題が何も無いときも多々あり


「会合の時間です。何かある人ー?」

「…」

「はい、おつかれー。終了でーす」


残った時間は自由時間なので、教室でダベる人、部室に行く人、グラウンドや体育館に行く人、駅前のゲーセンに行く人、図書館に行く人、自習室に行く人、各々が好きなことをやって過ごします。本当に素晴らしい環境です。

それを素晴らしいと思うかどうかは人によりますが、私は素晴らしいと思います。


話を戻しますが、その会合の時に誰かが修学旅行の提案をしました。

たまたま組主任がおらず、みんなノリノリで話がどんどん進んで行きました。(組主任が忙しかったり、特に何もイベント事が無さそうな時には「君等で勝手にやってて」みたいなことは良くあります)

ウチのクラスは本当に仲が良かったです。行くかどうかを聞いたら全員手を挙げていました。


ちょっとここで一旦修学旅行の話をおいといて、武蔵の仲の良さについて語ろうと思います。


たまたま私の学年だけかもしれませんが、武蔵程仲が良い学校は他に無いと思います。他校の友人からも言われますし、他校の色んな話も聞きますが、本当にそう思います。

理由は後になって色々わかってきました。最も大きな理由はおそらく、武蔵には人を測る絶対的なモノサシのようなものが存在しないからだと思います。


例えば勉強に重きを置く学校は、成績がその人間の価値基準になります。先生達も成績や大学実績の大事さを語りますし、それが重要なんだというのを学校全体の雰囲気にします。特に進学実績を重視している学校程そういう土壌を作り頑張らせます。

ただ、あまりその色が強く出てしまうと、勉強というものが人を判断する様々な要素の中から突出してしまい、その能力が低いとなると中々自分が他人から認められにくくなります。

武蔵の場合、成績の順位等発表されませんし、誰がどの位の成績なのかは本人に聞かないとわかりません。そもそもほとんどの人間が他人の成績にあまり興味がありません。(これも良し悪しだと思いますが)

絶対的なモノサシが無いので、他人を尊敬する基準が「運動能力が高い」「雑学の知識が豊富」「話が面白い」等と多岐にわたることが多いです。

もっと細かいところで言うと「ジャグリングが上手い」「ゲームが上手い」「声優に詳しい」「アイドルに詳しい」といったような、勉強第一の雰囲気だと「お前やるべきことやってないで何やってんの?」とか「無駄なことに時間使って…しかもキモくね?」と言われかねないもの(特に最後らへんとか!)まで尊敬の対象でした。

もちろん勉強が上位の人間は武蔵でも認められますが、あくまでも色んなジャンルのうちの1つである「勉強」の上位者として認められているというだけです。

ですから成績が悪い人間(往々にしてやっていないだけ)が成績が良い人間に対して「こいつスゲーな」と思う感情は本当に純粋なもので、嫉妬めいたものがほとんど存在しないわけです。(ジャグリングが上手い人間に対して嫉妬するでしょうか?)


例えば仲の良かった同級生にものすごい食通の奴がおりまして(体格はドラえもんみたいで、いつも何か食べていました)、彼の成績は相当悪かったのですが、彼はグルメな奴として一目置かれており、卒業してすぐに横浜中華街の店に就職しました。


同様に全く勉強はできなかったけれどもプログラミングの腕を持っている奴もいて、彼は高3の時にすでに企業とコネクションを持っていました。完全に典型的なオタクでしたが尊敬の対象でした。


最後に、落第ギリギリで何とか卒業した友人は、色んなイベントサークルに入っており完全なる遊び人でしたが、他校とのつながりがとても豊富で交友関係の広さはものすごかったです。今でもしょっちゅう遊ぶのですが、やはり彼も一目置かれていました。

彼は21歳で第一子を産み、今では3児のパパです。ブランド関係の会社の社長をやっております。


彼らは俗に言う「深海魚」という奴らでしたが、それに関してとやかく言う人間は決まって外部です。接していてわかりますが、彼らは深海魚であることに対して何の劣等感も持っていませんでした。

そういえば武蔵には武蔵大学が併設されており、2年に1人位のペースで武蔵高校から武蔵大学に進学する生徒がおります。深海魚の生徒が行くとされておりますが、実は今年武蔵大学へ進学した生徒はアントレの卒業生でして、彼は先日受験が終わった後の11期の集まりに来ておりました。

武蔵→東大理3、武蔵→武蔵 という珍しい進路がたまたま同時期にアントレから出たので、そのネタで大いに盛り上がっていました。

その時、武蔵大学へ進学した彼がとても堂々としていたのでフンちゃん(塾長)が


「普通ちょっとは恥ずかしがったりする素振り見せるもんだけど、すごいなぁ」


と感心していました。

後で聞いたら彼はひたすらジャグリングに打ち込み、高校時代に全国で2位という実績を挙げたようです。

そこまで到達するには並の努力では不可能ですから、勉強等しているヒマは無かったのかもしれません。そして、その道に進むのならば大学なんてどこだって関係ありませんから、そのまま楽に上がれる道を選択したのでしょう。


色んな人間が色んな特徴を持っており、それを認め尊敬する土壌が出来ています。このような雰囲気を持っている学校はそう多くないんじゃないかなと思います。


深海魚だろうとちょっと変な奴だろうと、武蔵にはその子の居場所というのが必ずあります。兄の代には軽い障害があり集団になじめない子(ただし、勉強は相当出来る子)がいました。えんぴつをかじったり消しゴムを口に入れたりする子です。

彼は筑駒と武蔵に受かり武蔵を選択しました。(後に東大理3へ進みました)

親の選択は正解だったと思います。筑駒も良い学校ですが、どんな子でも居場所があるという点において武蔵を上回る学校は無いのではないかと思っています。

ちなみに私の代にも似たような子がおりました。その子は大人しく普段は全くしゃべらないのですが、精神が異常に弱く、ちょっとしたことでよく奇声を発し教室を飛び出していく癖のある、いわゆる変な奴でした。ただ、雑学の知識は豊富で面白い奴だったので、2度程彼の家に遊びに行ったことがあります。

彼の家でぷよぷよをやった時のことを良く覚えています。対戦をしたのですが、本気を出してボコボコにしてしまったら泣き喚きながらお母さんの所へ行ってしまいました。その後、彼のお母さんと一緒に戻って来てお母さんは


「こんな子だけど仲良くしてくれてありがとうね」


と笑顔で言ってくれました。その頃は私自身もまだ幼かったため苦笑いしか出来なかったのですが、今はお母さんの気持ちが少しだけわかります。



と、まあ良さそうなことばかり書いてありますが、長所が短所になりえることもあるということに気をつけなければいけません。

どんな子でも居場所があるということは勉強を頑張ろうという周りからのプレッシャー、危機感、そして競争心は養われにくいというデメリットもあります。

どうしても中高時代は勉強第一で頑張らせたい(プレッシャーをかけてでも)。そして大学は東大へ行って欲しいという願望を持っているのならば、恐らく武蔵は選択しない方が良いです。

東大へ行きたいのならば、もう1ランク下げた勉強重視の学校でTOP10を目指すという方がよっぽど近道だと思います。


さて、武蔵内の話ばかりでしたので、ここでちょっと他校の友人の話をします。


と思ったのですが、いつものことながら気がついたらとてつもなく長くなっているため、一旦切らせてもらいます。


ちなみに修学旅行の話はどこへ行ったのかは聞かない方向でお願いします^^


次回書きます。(多分!)



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プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
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HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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