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塾長から定期的に言われるアレについて

「カッシー、来年度は保護者対象の授業やってよー」

「むりっす^^;」

フンチャン(塾長)にたまーに言われます。もう何度言われたことかわかりませんが、昨日もまた言われました。

フンチャン曰く、単元を追う4年、5年でやりたいそうです。科目は算数と理科で、家で教えるお父さんお母さんのために今月やる単元の要点の説明や指導の仕方、解法の手順等の解説を1時間半~2時間位、隔週か月1位?で授業形式で行うというもののようです。

親にやる気があって見てあげたいけれども変な教え方をしたらいけないんじゃないかとか、どこが要点なのかもわからないしそもそも見られる実力がない等、色々悩みを持っているご家庭もありそうで、需要はあるんじゃないかとのこと。

特にアントレは予習型の塾なので、家庭学習の予習時に助けになればという目的もあるのでしょう。


さらに、フンチャンは続けます。


「アントレの指導力をアピールする絶好の場じゃないかー。良いことだらけだよ」

「は、はあ…」

「実はずっと考えていたんだけどねぇー。自分がやるのはなんかこっぱずかしくてさー、やらなかったんだよね」

「それ、丸投げじゃないですか!^o^」


その後も

「外部生もOKにしようよー」(そ、そもそも来るのか…?)

とかなんとか言ったり、勝手な妄想を膨らませておりました。

こ、これは…

ちょっとお薬が必要かもしれませんね!
※良い歳ですから^^


「前向きに検討しておきます」


という最強の言葉を残し、私は帰路についたのでした。

帰り際に思ったのは

これ、お食事会の良い口実として使えるなということです。

2ヶ月に1回の保護者会では少なすぎるという意味ではもしかしたら需要はあるかもと思ってしまいました。

まあ、しかしアントレの真面目なお母様方に限ってそんな使い方はするはずがないという当たり前すぎることに気づいてしまい、無礼な考えをした自分を恥ずかしく感じたのと同時に、一瞬でも失礼なことを考えてしまったことに対して、この場を借りて謝罪をしたいと思います。


本当に申し訳ありませんでした!(⌒▽⌒)/





(顔文字間違えてないよね)



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中学受験かるた 「あ」 後で絶対やるから

「い」
言われたことすらできない

「う」
ウチの子よりできる同級生

「え」
偉いと誉められたことがない

「お」
落ちる恐怖との戦い

「か」
家族会議では素直な子供

「き」
興味の広がりがない

「く」
悔しさよりも開放感(テスト後)

「け」
「計算ミスだから!」

「こ」
今夜中にあと10ページ

「さ」
さっき教えたのにもうできない

「し」
仕事から帰ってきたら遊んでいる

「す」
好きなことしかやらない

「せ」
せっかく教えたのにまた初めから

「そ」
側にいるときだけやる

「た」
頼むからやってよ

「ち」
中学受験止めて高校受験にしよっか

「つ」
つらくてもう限界(親が)

「て」
テスト…テスト…テスト…

「と」
得意な科目:なし

「な」
なんとなくわかった

「に」
苦手科目:全部

「ぬ」
抜かれてばかり

「ね」
寝る時間がない

「の」
載らない順位表



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第一志望合格率って何?

この業界に入って8年近く経ちますが、未だによくわからないのが第一志望という言葉です。

さらにわからないのが


第一志望合格率


という言葉。第一志望ってなんなんでしょう。

例えば入塾当初は誰もが知る偏差値70近辺の学校が第一志望であったが、4年生5年生と進むにつれてその子の限界がわかってしまい、

「ちょっと違うな…」

と思い合格可能性の高い偏差値50位を第一志望に変更したとします。

そしてその子がその学校へ合格したら第一志望に受かったと言えるのでしょうか。

逆に、最初は偏差値50位の学校が良いと思っていたものの、ぐんぐん成績が伸びたことで欲が出てしまい、偏差値70の学校を第一志望にしたが、結果不合格。そして、おさえとして当初思っていた学校へ進学したとしたら第一志望合格とは言えないのでしょうか。


このあたりは本当に謎です。というか触れてはいけないことなのかもしれません。


さて、カッシーは結構色んな小規模塾のHPを見るのが好きでして、


第一志望合格率90%以上!


みたいなフレーズをたまーに見るのですが、やっている立場からするとこれって誘導の仕方で全部決まるんじゃないかなーとか思ってしまうわけです。(特に小規模塾であればあるほど)

志望校に関しての相談等で、


「○○中学を志望しているのですが…どうでしょう?」

「確実に無理なので止めましょう。△△中を第一志望に変更して、その対策をしましょう」


という誘導の仕方をすれば限りなく第一志望合格率100%に近づくのでは…。そしてその誘導に乗らず、強固な意志で無謀な受験をした一部の家庭のみが不合格になり大体90%に位になるんじゃないかなぁと。

そういう考えを持っているため、第一志望合格率の高さってそんなに重要なんだろうかと思ってしまいます。

合格可能性が低くても、その子やそのご家庭の意志を尊重し、最後まで頑張らせたいと思う塾ほど、第一志望合格率は下がるんじゃないでしょうか。

カッシーの教えている塾でもお電話の問い合わせ等で

「今年は武蔵に○○人入っておりますが、これは何人受けての結果なのでしょうか?」

という質問をたまにいただくのですが、単純に四谷大塚の偏差値帯で50台の子が多く志望した年は合格率は下がりますが、60台以上の子が多く志望した年は合格率は上がります。(対策さえしっかりすれば50台の子でもガンガン受かるのですが…)

例えば10人中10人入れました!すごい合格率!

と言われても、やっている側はピンとこないわけです。

その10人は受かるべくして受かった10人ですし、逆に言えば落ちる可能性のある子を受けさせなかったということになるわけですから。

つまり、第一志望合格率が高い塾というのは、受験校の選び方でそういう指導をされるということになります。(面談等で親が)



で、カッシーの教えている塾のHPを見てみましょう。

TOPページにいきなり


合格者数より合格率


と書いてあります。別に、上記のような指導を親にしているというわけではありません。むしろ、可能性が低い受験でもご家庭の意志を尊重するタイプの塾だと勝手に思っています。

しかしキャッチフレーズとして、何か無いといけませんので、あんな感じになっているんですよね。





し、仕方ないじゃない!


分母が少ないんだから!
※分母の大きい塾がうらやましいよー(ノд・。)



小規模塾が載せられるフレーズってこのくらいしかないので、温かい目で見てください^^v



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卒業生からの贈り物

卒業生から手紙やメッセージ等を毎年いただくのですが、その中でもちょっと特殊なモノがこれです。


kuri2.jpg

これは今年の卒業生からもらったメッセージ付きレッドブルです。

家においてあり、これを見る度にその生徒の顔を思い出します。しかし、


とうとうこの日がきてしまいました。


kuri1.jpg


賞味期限今日やんけ!


さて…どうしましょう。

しかし、メッセージは嬉しいけれども

kuri3.jpg

飲み口に書くなよ…(-ω-;)

というか、このメッセージ

まだカッシーは良い先生ではないということを暗に意味しているのでは…。(か、考えすぎですよね!)


さて、飲むべきか飲まざるべきか。

せっかくもらったから飲みたいという気持ちはあるけれども、飲んで空になったら確実にポイしちゃうよなぁ^^;

空き缶だけとっとくとか難しそうな気もします。中身があるからこそ、ここまでしっかり持っていられたのです。では飲まないでおく方が良いのか。



さあ、どうしよう。



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大口君の話

中3の頃でしたでしょうか。大口君という生徒がカッシーの前に座っていました。

学年が変わってすぐの席順は出席番号順ですので

2列目の1番前「おおぐち」

2列目の前から2番目「かっしー」

ということで、縦並びだったのです。



大口君はとても真面目な生徒で、クラスの中で真面目な奴選手権をしたら間違いなく1位をもぎとっていくような人材でした。

席が近かったため、グループで何かをやるときは必ず彼と一緒になりました。

実験の時なんかはとても助かりました。私が半分寝ていて説明をしっかり聞いていなくても、彼と同じグループだったため、完全にやっているフリに勤しむことができました。


「えっと…、ここはこうか…な?」

「いや、この場合はこうするってさっき言ってたよ」

「あー、そう…そうね!うん、今ちょうどそうしようと思ってたんだけど、一応確認ということで教えてくれてよかったわー^^;」


という微笑ましいやり取りは一度や二度ではありませんでした。


体育等のチーム決めの時には私がリーダーになることが多かったので、運動神経が良い数人を取ったあとは必ず彼を取りました。(彼の運動神経ははっきり言って良くなかったですが)

理由としては個人的に好きだったというのもありますが、真面目なので必死に動いてくれるからです。チーム力で勝負するような競技の場合は、多少運動ができて我が強い人よりも、運動音痴でもしっかり指示通り動いてくれる人の方が、作戦が機能するため勝率が高くなることを知っていたからです。

当然、指示も良く聞いてくれましたし、必死に動いてくれました。

そんな人物なので彼のことを嫌う人間はいませんでしたし、むしろ尊敬を集めていました。


中3の最初の中間テストの時でしたでしょうか。


テストの1週間前は試験対策のため部活が休みになるのですが、ここぞとばかりに連日連夜他の遊びに勤しんでいた私は、当然試験勉強などやっているはずがありませんでした。

中3の時はやんちゃ(というか思春期真っ只中のただのバカ)だったため、授業もロクに聞いていませんでした。

前日になってノートを取っていなかったという当たり前の事実に気づき、大口君のノートをコピーして持って帰ってはいたのですが、前日の夜にもやるはずもなく、当日の朝、大口ノートを穴が開くほど見つめ、良くわからなければ大口君に聞いたりしていたのです。

ここで、全く勉強をやっていなかったけれども成績はTOPクラスとかだとカッコイイのですが、そんなドラマみたいな話があるはずもなく、現実は平均点位でした。

しかし、あれだけ何もやらずに平均というのは、自分で言うのも何ですが結構すごい方だと思います。が、冷静に考えたら完全に大口ノートと大口レクチャーのおかげなので、どんな人間でもあの環境があればそのくらい取れるのは間違いないでしょう。

ではカッシーが大口ノートを必死に一時記憶している間に、大口君は何をしていたのでしょうか。

彼も当然勉強していました。


が、彼が見ているのは大口ノートではなかったのです。

ちらっと覗き込んだのですが、何やらB5のルーズリーフ2ページ分位に箇条書きで何かが書いてありました。


・~が~する場合は○○というミスが起こりやすいので注意!

・~をよくチェックしておかないと△△で間違えやすい!


こ、こいつ…


ミスが起きる可能性を全部まとめていやがる!


ちなみに上記のような技術的なものから


・問題文を落ち着いてよく読む!

・計算はあせらない!


のような精神的なことまで書いてあって、それをずーっと見ていました。(たまにカッシーの質問に答える)


ああ、ちょっとこいつは


レベルが違うな^^;


というのを痛感した瞬間でした。

そういえば彼は以前私が記事で書いたあの武蔵オープンで1位を取っていた人物でした。


ミスは誰にでもある。


確かにその通りです。ただ、ミスったと大騒ぎする生徒程、そのミスをケアするための努力はしていないように思います。

普段からミスをケアする努力をしている人間は、実際にミスをしたら自分の実力不足だと思うはずです。



少なくとも大口君はそうだと思います。



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前回偉そうなことを書いたので

前回計算に関して随分偉そうなことを書いたような気がするので、


じゃあお前はどんだけなんだ?^^


という突っ込みを入れられることは、どうにも避けられない運命です。

あと、速いというのはどの位なんだろう?という単純な疑問を解決するために動画を撮りました。

デスクトップ画面をキャプチャしたものをyoutubeに載せました。(カッシー本体を映して計算をガリガリ解いている姿は非常に見苦しいため)

1分で何問解けるかです。初めは九九レベル(反応速度勝負)で、解いていくと少しずつ難易度が上がっていきます。2ケタ×2ケタ以上が無い理由は、99%以上の人が電卓使用の方が速くなってしまい、暗算速度勝負ではなくなってしまうからでしょう。

ちなみに計算速度自体は小学生の頃とそう変わっておりませんが、打ち込み速度は変わっているので小学生の自分にこれをやれと言われてもムリです。

ですから、目で追って自分で答えが出せるならかなり速い方だと思います。追えなくてもこの5割位の速度があれば実際には十分です。





Arithmetic challenge ここでやれます。(PC対応)


動画のスコアは110ですが、もうちょっと取れます。(割り算なら打ち込み回数が少ないのでさらにもう少し出せます)


しかし、冷静に考えてみると計算力というより


打ち込み速度が速いだけ


という説もあったりなかったりするのですが、あまり気にしない方向でいきましょう。細かいことをとやかく言ってはいけません。


というわけで、もし抜いたという方がいらっしゃいましたら(さすがに生徒より計算が遅いと格好がつかないので、多分大丈夫だと思いますが)景品として、カッシーの愛情がこもった(作成時間20秒)


手書き賞状を進呈します!ヽ(゚・^*)
※別名:紙ごみ


あ、ちゃんと木曜に出して下さいね!(地球を大切にしよう)





こういうことを書いているから怒られるんですよね。

数日前訪ねてきてくれた卒業生に


「最近ブログふざけすぎじゃない?」


と言われてしまいました。

女の子はしっかりしてますね。

しかし、その時に言い忘れたので、この場を借りて彼女に伝えておきます。

ふざけているのは最近ではなくて


最初からだからセーフ(*^-^)



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フィジカルと計算力

日本のラグビーW杯が終わりました。

ラグビーを見たみんなが感動したと思うのですが、その他に共通して思ったことは、


「こいつらガタイすげぇ…」


ということだと思います。

いくらテクニックがあっても、いくら足が速くても、ヒョロヒョロだとダメなんでしょうねやっぱり!

つまり強いラガーマンであるためには、ガチムチであるというのが必須となっているわけです。


これを算数に置き換えてみると(いつもながら突然すぎるフリ)、算数で高い得点力を持つためには、


高い計算力が必須である


ということになります。

いくら思考力があっても、いくら閃きがあっても、計算が出来なければスタートラインにも立てません。

かなりの上位校に入ろうとするならば、なおさらです。

スポーツでいえばフィジカルと同じ扱いになってくると思います。

試合中のプレイだけでなく、フィジカルが強ければより質の高い練習と量ができます。同様に、計算力があればより質の高い問題と量ができるわけです。

そのトレーニングが何年にもわたって行われるわけですから、どんどん差が広がっていく一方です。



今週4年生の単元が「小数(2)」というものだったのですが、はっきり言ってAクラスにもかかわらず、計算力不足が目立ったことに少し不安を感じました。計算力がないと何が不安かというと、この先の成長が鈍化することです。

例えば計算速度が2倍速ければ、同じ時間で2倍の量の問題が解けます。

実際には思考時間等もあるのでそう単純にはいきませんが、同じ時間の中でより多くの問題に触れられるのは間違いありません。(多ければ多い程良いとは限りませんけど…)

スピードもそうですが、精度に関しても同じです。

間違えればどこで間違えたのかを発見するのにも時間が取られますし、その直しをするのにも時間が取られます。

計算は無学年なところがありますので、是非早いうちから完成させて下さい。

低学年のうちは四則演算だけで大丈夫です。

四則演算のスピードと正確性があれば、小数分数の計算速度も習った瞬間から高いレベルで行えます。


ここで意外と見落としがちなのが九九です。

「九九くらいわかるよ。さすがにカッシーナメすぎじゃない?」

と言われそうですが、わかるのは当たり前として、九九を言われて答えを1秒で言えるのと0.1秒で言えるのは大きな違いです。

小数や分数の計算処理はほとんどが九九の連続です。単純な3ケタ÷1ケタ等の割り算ですら九九がベースになった結果ですので、積もり積もればかなりの差になります。

具体的には7×8を見て頭の中で「しちはごじゅうろく」とやっているようでは全然ダメでして、7×8とセットで56というのがその横に見えているようでなければいけません。(さすがに5、6年生になると大体の生徒は大丈夫です)

0.1秒で答えられるレベルになってくると暗算がしっかり出来るようになります。いまだに繰上りが少ない単純な2ケタ×1ケタを暗算で処理できない5、6年生がそれなりにいる(ひどい場合は28×30を0つきの筆算で書き、1段目が00になる)のですが、なるべくそういう事態は避けたいところです。

テスト本番は別としても、練習段階ではできる限り暗算でやるようにすると良いです。

暗算は何故大事かというと、頭を使うからです。一時記憶しなければいけないこと等も含め、頭を動かさないとできません。

この時期の子供は頭を使えば使う程成長します。それはもう面白い程に。

カッシーもまだまだ成長中ですが(!?)、何ともうらやましい限りです^^;



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ノートを取るのが遅い子

前回の記事のコメントで「書くのが遅くて…」というものがありましたので、少しだけ触れます。

書くのが遅いというのは相当授業効率を下げている行為なので、早めに改善したいところです。

(3)を解説しているのにそれを聞かずに(2)を写しているというのは無駄でしかありません。しかも遅れているということが本人もわかっているので、書くことに必死になり、書いた内容の吟味は行われません。

それならば最初からこっちが全て解説を用意して刷って渡すか、もしくはスマホ等で撮って話を聞いた方がよっぽどマシです。(今からやると一生ノートが取れない人間が出来上がるだけなのでやらせませんが!)

意味のなさを最も感じるのは物理のてこを教えている時です。てこを解くには「棒におもりを書く→支点を決める→モーメントの力を出す→…」等の手順が重要になってくるのですが、遅れている生徒は

完成した図を左から右に書いていく

ので、もはや何の効果も見込めません。(手の運動にはなります!)

ついてきている生徒はしっかりその手順通りにノートを写していくので、内容がわからずただ写すだけでも手順の刷り込みが出来るという点でまだマシなのですが…。


では何故遅れてしまうのでしょうか。

単純に書くスピード(手の動き)が遅いからと思っている方は結構いるのですが、これは大きな間違いです。それが原因で遅れる子は実際には皆無と言って良いです。

これからいくつか原因を挙げていこうかと思います。



【遅れる原因 ①一度に書く量が少ない】
「顔を上げて前を見て、下を向いて書く」この動作を繰り返すわけですが(たまに顔を上げたまま書くツワモノも…)、ひどい場合は2、3文字書いただけで顔を上げるという子もいます。

ある程度読んで頭に入れて(記憶して)、それなりの量を一気に書くという練習をしなければいけません。

一時記憶能力にも左右されますが、頭の回転が遅めの子、国語力が低い子に多く見られます。



【遅れる原因 ②キレイに書くことに命を賭けている】
90%以上が女の子です。板書には黒と赤しか使っていないのに、なぜか自分のノートはレインボーになっております。

しかも用途ごとに色分けしているのならばまだしも、残念ながらその色分けに法則等ありません。

「次の色はどれにしようかなぁ…(ワクワク」

とやっている間に次の説明が始まっています。(そして当然聞いていない)

全てのペンをへし折るというのが対策として有効ですが、最近のペンは意外と高いのであまりオススメはしません。

数本しか持たせないという工夫をしても、結局友達と共有するので無意味です。

注意するととても悲しそうな顔をしたり、場合によってはものすごく不機嫌になるので、とっても扱いづらいです。(女の子は難しい!)

また、字が美しくならないからという理由で絶対に速く書いてくれません。1文字1文字に魂を込めて書いています。書道家の道を本気で勧めてあげたいのですが、お母様に何を言われるかわからないので、言うのは控えています。

これを何とかするには本人の価値観を変えるしかありません。

ノートを写す意味を辛抱強く説く。飽きるのを待つ。等、色々対策はありますが、はっきり言ってどれもギャンブルみたいなもので有効なこともあればそうでないものもあります。結局本人次第です。



【遅れる原因 ③書き始めが遅い】
原因のほとんどがこれと言っても過言ではありません。

例えば白板問題で3行書く必要があったとして、1行目が書き終わった時に生徒達の様子を見ると、

・すでに1行目が書き終わっている生徒
・少し遅れて書いている生徒(原因①②に当てはまる生徒が多い)
・まだ何も書いていない生徒

と分かれます。私は(というか他の指導員も)問題を読みながら書くので、さっさと書き終わっている生徒は一度も顔を上げずに耳で聞いて書く生徒が多いです。(聞き取りづらかったり、数字が出たりすると大事なので顔を上げて確認したりはします。)

何も書いていない生徒は何をやっているのかというと、ほとんどが何もしていません。遊んでいるとか話しているとかではないというのが面白いところです。

頭を休めているのか、あっちの世界に旅立っているのか、今日の夕飯を当てるゲーム(1人プレイ専用)をしているのか、頭の中を覗いて見ないとわからないのですが、一点を見てボーッとしてます。

名前を呼んであげると正気に戻り書き始めるので大丈夫なのですが(本当は全く大丈夫ではない)、どうしても少しテンポが遅れがちになります。

こういう子はその子の持った性格というか性質というか特徴のようなもので、精神的な成長により多少マシになることはあっても、大きく改善することは少ないです。集団授業よりも個別指導の方が向いているタイプかもしれません。



このくらいにしておきましょうか。

まあ、書いてあったのを読んだらお分かりの通り、


どれも全然解決策がない


わけなのですが、実際問題絶対に有効な解決策などあるはずもなく(そんなものがあれば誰も苦労しませんね!)、皆様頭を抱えるわけです。

その都度注意し続け、本人が成長してアドバイスが聞けるようになったタイミングでしっかり聞いてくれれば、少しずつ変わってくることもあります。


結局、本当に必要なのは子供がどうというより、大人の忍耐力なのかもしれません。



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ノートが取れない子へのアプローチ

いやー、週末ちょっと忙しくて全然記事書けませんでした。コメント返信も遅くなってごめんなさい!



今日はノートが取れない子に関して少し書いてみようと思います。

そもそも何故ノートを取らないといけないのでしょうか?

その場でアウトプットすることで記憶の定着を強めるという意味もあるかもしれませんが、一番大きいのは復習するためです。

ノートがしっかり取れていないと習ったことの復習ができないため、授業中でしか学力が向上できずおのずと限界が来ます。

それはマズいので、ノートが取れない子に対してノートを取らせないといけません。


「ノートをしっかり取ってきなさい!」


と注意をし、1回2回程度でキチンと取るようになったのなら良いのですが、何度言っても取れない子の場合、それ以上言ってもあまり意味がありません。

そういう子はほとんどの場合勉強(復習)習慣がありません。勉強習慣がないため、ノートを取る必要がないのです。(読み返しませんし…)

そういう生徒はよく


「ノートをキチンと書かないとお母さんに怒られる!」


と言います。

動機:お母さんに怒られる恐怖
目的:ノートを取ること
手段:ノートを取ること


こんなカンジでしょうか!

3、4年生の低学年のうちに

動機:その単元の内容がわからなくなる恐怖
目的:丁寧な復習をすること
手段:ノートを取ること

こう修正していきたいところです。

まあ、動機の部分はこんなネガティブな感じではなく、「その単元をキチンと理解したい」とか「テストで良い点を取りたい」とか前向きなものでもいいですよね。

ただ、復習習慣をつけようにも、そもそも復習するモノ(ノート)が無いので、動き出せないという意見もあると思います。

そういう場合はノートを取らない原因をよく考えてみれば解決します。

その原因はほとんどの子が


面倒くさいから!


コレです^^

面倒なのは嫌いという性格を逆手にとり、ノートを取らないとより面倒になるという状況を作り出せば良いのです。

例えば指導員に頼み、短期間授業後に必ずノートチェックをしてもらい、書けなかったところを自分で埋める(初めは書いてもらうでも良いかもしれません)という作業をします。

そうなると結構時間も取られますし、すぐに帰れないわけです。場合によっては指導員に説教されますし、本人にとってあまり良いことはありません。

これならまだ授業中に書いた方がマシだという風になれば、とりあえず復習する材料(ノート)は揃います。

お悩みの方は是非指導員に頼んでやってみて下さい!


モノさえ揃えば、あとはしっかり復習習慣をつければ自然と書けるようになります。

あ、家庭学習の習慣づけは


お母様の力量にかかっていますよ^^



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生徒がするズル2

宣言通り前回の記事を消そうと思ったんですけれども、記事を消したらコメントまで消えるという驚愕の事実を忘れていたため、コメントしてくれた方に申し訳ないのでそのままにします…。

消す理由なのですが、別に大したことではありません。

記事を投稿してから、ちょっと文が長くなったので誤字脱字とかないかなーと珍しく読み返したら、


なんか頑張ってるアピールしてるよこの人…


と感じ、自分で自分のことが気持ち悪くなったからというのが理由です。

記事の最後の方に、「理解していない状態がとても気持ち悪い!」というような内容が大文字で書かれていましたが、読みながら


気持ち悪いのはお前(カッシー)だわ^o^;


と自分の記事にツッコミを入れてしまったことから、思わず追記をしたわけです。

誤解して欲しくないのは、別に頑張っているアピールをする人が嫌いとかダメということは全くなくむしろ好きで(生徒のアピールは特に好きです!)、「自分が」やっているのがダメというか、キャラじゃないというか…。



まあ、どうでもいいですね!


記事を書きまくって埋もれさせてやりますよ(^ー^* )


というわけで、「生徒がするズル」シリーズです。


【生徒がするズル②千里眼】
千里眼(せんりがん)とは、その場にいながら千里先をも見通せる超能力、及び、その能力を持つ者の名前。透視と呼ばれることもある。浄天眼(じょうてんがん)とも言う。(wikipediaより)

この能力は、赤本等での過去問演習において自身の学力に関係なく常に合格点を叩き出すことが出来るという恐るべき力である。どこに解答を隠そうが、どんなに監視をしようが、熟練の千里眼の使い手の前には全てが無駄な努力であるということを是非覚えておいて欲しい…。


C級チャイルド
赤本を解きながら、監視の目が緩んだ隙に後ろの解答ページをチェック。円滑な動作を行うために、該当箇所に指、ペン、消しゴム等を挟んでおくこともある。

しかし、解答を切り取られる等の対策をされたら為すすべがなくなるため、まだまだ千里眼と呼ぶ程の代物ではないのかもしれない…。


B級チャイルド
事前に解答を紙や机に書いておき、それを忍ばせておく。完全にやる気(犯る気)マンマンである。これなら上記のように解答を切り取られても問題ないが、欠点がいくつかある。

1つは、やる年度を直前に変えられるという対策をされたら終わりであるという点。もう1つは「やりすぎてしまう」ことが挙げられる。やりすぎてしまったがために合格最高点を上回ってしまうというアクシデントがしばしば発生するため、そうなるとその日の夜の家族会議は避けられないだろう。


A級チャイルド
解答を全て管理されていても関係なく、家族が寝静まった夜にこっそり拝借する。その動作は千里眼がどうというより、もはや軽業師である。もし見つからなくても塾や本屋で調達することも可。中にはネットで解答を手に入れる猛者もいるとかいないとか。


S級チャイルド
解答を管理されていようが、やる年度がランダムだろうが関係なくA級と同ルートで答えを入手し、それを完全に暗記する。コアプラス?メモリーチェック?四科のまとめの暗記?いいや、そんなものは後回しだ!この答えを暗記することが何よりも優先される。その執念は一体どこから来るのか。

物的証拠が一切残らないため、これこそまさに千里眼と言えよう。しかしどんなものにも穴がある。唯一の対抗策は算数等で問題用紙も回収することである。明らかにいきなり答えが出てきていることが状況証拠となりえるだろう。しかし、そうなったときには間違いなくこのセリフが聞かれるはずである。

「頭の中でやった」


SS級チャイルド
解答を全て暗記?そんなことは当たり前である。事前の準備として解答だけではなく、解説も読み込んで解き方までマスターしているので、完全に答えが「見通せている」状態となっている。これが、真の千里眼である。

しかし、解説まで読み込んでマスターしているという行為を冷静に判断すると


「もうそれはそれで良いんじゃないか…」


という見方もあるため、ズルと言っていいのか何なのか、判断できる人間はもはやどこにも存在しないのである…。



いかがでしたでしょうか。彼らはいたるところに生息しており、我々大人の頭を悩ませます。

「ウチの子に限ってそんなことは…」

そう思っていませんか?

これは決して他人事ではありません。

もしかしたらアナタの子供かも…。



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プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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