模試のデータ分析

夏期講習も最終クールに突入しました。

アントレの講習は25日間と長いです。

大手塾では


夏期講習(短め)+夏期なんとか特訓(一週間)


みたいな形が流行っているらしいですね。うまいことやるなーと思います。(色々な意味で)


アントレも見習おうかなぁ!





まぁ、それはおいといて…。


先月、前回の合不合判定テストの答案を生徒達に持ってきてもらいました。まだ未提出の生徒もおりますが、それなりの数が集まりました。

塾は偏差値、順位等はわかるのですが、生徒の答案は管理できません。

今年から現物は返してくれずにweb上のデータ表示のみとなったらしく、印刷の手間をかけさせてしまい申し訳ありませんでした。



こういうことをやるのは大体私です^^;

自分の直感とか印象は大事ですしそれを重視することもありますが、指導内容に関してはそれをあまり信じていないので、どうしてもデータに頼りたいのです。



さて、今回特に見たかったのは理科でして、目的としては後期の指導と来年度以降の指導に役立てるためです。

どういう風に分析しているかですが、せっかくなので一部だけ公開してみます。

gouhan20162.jpg
※名前は白抜きにしてあります。





全 然 わ か ら ん


というわけで拡大します。


gouhan201621.jpg


全クラス分ありますが、自分が担任であるSクラスの一部分だけ載せてみました。

見方を説明します。「中和」の4番を見て下さい。

受験者正答率(男女平均)は64.9%で、Sクラス平均は100%です。一番下の段はその差を取ったもので、受験者正答率を下回っているものは「星の動き」の2番のように赤く表示されます。



注目して欲しいのは中和の5番、6番の計算問題です。

受験者の正答率がそれぞれ10%台なのに対し、Sクラス正答率は90%台、70%台

化学の計算の指導法は生徒達にマッチしており、理解が深いことがわかります。現行のままでOKです。



ただし、星の動きは受験者平均を上回っているとはいえ圧倒的というわけではありません。理解が浅い証拠です。

特に赤字がついている2番なんかは来年度以降授業で組み込んでいかなければいけない所です。



このデータを確認してから夏期講習に入っておりますので、Sクラスの授業の中で化学の計算部分の解説はサラッとやり問題数を稼ぎ、天体部分の解説はより丁寧にして理解を深めました。


残念なことにクラスによっては赤字ばかりという単元もありますので、後期以降対策をとらなければいけません。





こんな感じで、たまーにですけれども


真面目に働いております^^



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夏期講習のクラス評価

夏期講習も6割が終わりました。お盆休みが終われば、いよいよ終盤になります。

では、今まで担当した6S(算理)、6A(算理)、6B(算)、5S(算理)、5A(算理)、4A(算)クラスの評価をしてみたいと思います。担当していないクラスの方は申し訳ありません!


【6S】
全体的に良く頑張っています。授業準備はほとんどの生徒がしっかり出来ているように思います。

理科は全体で見るとほぼ完成されています。他クラスより解かせる時間も短く、解説も倍のスピードでやるので進みが早いです。やる気もありますし、もはや自分じゃなくても答えを言うマシーンがいれば授業が成り立つ状態です。一部若干弱い単元があるのでそこだけは必要ですかね…。

算数もよくできます。例年より算数の正解数が多いですが、精度がまだ不安定な生徒が多いので精度を磨いて欲しい(毎年のことですが…)ことと、まだこの時期なので解法のバリエーションが乏しく(当たり前ですけど)、問題に対するアプローチの仕方を色々見せてあげられればなと思います。

心配事が少ないクラスです。


【6A】
全体的には良いのですが、準備が出来ている生徒とそうでない生徒の差が大きいです。

理科は知識単元はまだ良いのですが、計算単元に問題があります。例えば中和反応の計算は、5年後期と6年前期に散々教えた手法があるのですが、Sクラスがほぼ全員その手法をマスターして使いこなしているのに対し、それを使おうとしていた生徒が2割程度だったのには頭を抱えました。

「使おうとした結果できなかった生徒」ではなく、「使おうとした生徒」なのが非常に問題です。

その手法が難しいのではないかと思うかもしれませんが、全くそんなことはなく(むしろ解くのを簡単にするための手法)、5年後期や6年春期講習の時はAクラスでもかなりの生徒が身につけていました。

しかし、忘れてしまっているのです。

忘れるのは全くかまいませんし、当たり前です。しかし、一度理解して使いこなせていたはずですから、ただその準備を授業前にしてくれば済んだ話です。それをせずにその場に来て、解説を受けて「あー、そうやるんだった」と思い出すような学習をしているようではアントレに来ている意味がありません。


算数は標準レベルの問題は良く解けるのですが(怪しい生徒もいますが)、四谷偏差値60近辺の学校の大問レベルになると一気にダメになってしまうのが課題です。ただ、そこで解けるようならそもそもAではないわけで、クラス分けの精度が高いとも言えます。これからこのレベルの問題で得点を取れるようにしていくのが課題です。

あとは算数レースでカウントを誤魔化している生徒が多いのも問題ですね^^;

大体どの位の○をあげているのかは覚えておりますし、授業の担当が変わっても担当者同士で何割位○をあげているかは全生徒ほぼすり合わせております。

Aだけではなくどのクラスにも明らかに乖離がある生徒が何人かおります。

傾向としては真ん中より下に位置する生徒が誤魔化していることがほとんどです。


例えば20人いたとして、150問やったとします。

1位 110
2位 100
3位 95



10位 80

ここまでで半分とします。

残り半分は明らかに5割以下の正答率(75問)のはずですが、自己申告の集計をすると。

11位 78



20位 70(ビリ)


こうなります。
※下位の方は正答率3割あるかどうかなんですが^^;





まぁ仕方ないですかね!?


ズルをする生徒は残念ながら良い結果になることがほぼありません。

面白い程と言っては失礼ですが、こんなに忠実に悪い結果になるものかという位良い結果が出ません。

理由として考えられるのは、まずズルをすることで自分の実力を勘違いします。(親も含めて)

すると志望校をズルをした実力に設定し始めます。ズルができない土曜日の入試演習クラスでは結果が全く出ませんが、家で過去問をやらせると高得点を取ります。

過去問の方が志望校そのままを解いているので「こちらの方が精度が高い」「○○中とは相性が良い」と勘違いをします。人間良いことを示してくれるデータの方を見たくなるものです。

極めつけはズルすることを覚えているので、必死さがなくなります。自分の実力をしっかり理解して本気で「足りない」ということが自覚できれば必死にやるようになる子は多いです。

「志望校がそもそも高い」「自分の実力は伸びない」のダブルパンチが悲惨な結果を招くのだと思います。

これまでかなりの生徒を途中から軌道修正させてきましたが、残念ながら修正する時期が遅すぎたり、最後まで直らなかったりする生徒もおります。

今ならまだなんとか間に合う時期なので、自分の実力をしっかり理解し、今現在結果が出ていなくてもそれを親や指導員に曝け出して、しっかり恥をかいて、そこを出発点として頑張って欲しいです。





6Aの話をしていたはずですよね。


まあ、このブログでは平常運転ということで次に行きましょう。


【6B】
まだ算数を少ししか見ていませんのでちょっとだけ。

5年の時に担当していたクラスですが、久しぶりに見て大分成長したように思います。ただ、知っている問題や確実に解ける問題のストックがまだまだ少ないため、四科のまとめレベルを1発で解ききることを目標にして、残りの算数をしっかり準備して授業に臨んで欲しいです。

全体で見ると男子の準備の粗さが少し目につきました。


【5S】
上位陣は何の問題もありません。やる気もありますし、良くできます。

問題は次のゾーンの生徒達です。

本来上位陣に追いつけ追い越せということで本気になって頑張らないといけないはずですが、完全に諦めモードに入っていて、Sに所属しているということだけで満足している生徒が何人もいることです。

算数で○がもらえないのが当たり前になってしまっている生徒が多いのも問題で、それだけならまだ良いものの、その状況をなんとかしようという必死さがありません。(本人達はやっているつもりなのでしょうが…)

6Sと大きく違うのはこの点です。これに関しては指導員同士で頻繁に話し合いをしており、早めに何か手を打たないといけないと思っています。


【5A】
最も問題があるクラスです。

あまりに達成度が低いので、これはおかしいと思い、この間生徒達に聞きました。


「今日の単元に関して準備してきた人ー?」


パラッ…


半分おらんやんけえええ!!!


多分何人か嘘もまざっているでしょうから、実質3割程度…。


もはやアントレに来ている意味がないです。

あまりにひどいので


「明日やる単元わかってるよね???何でもいいからそれに対して準備してきた何かを見せてくれ!裏紙でもメモでもなんでもいいからとにかく全員もってこいやあああ!!!!」


という指令を出して次の日確認するという前代未聞のことをしました。

お願いですから保護者の皆さま、家庭学習のサポートを頑張って下さい。我々も授業頑張りますので。


いやー、心配な学年です^^;


【4A】
Aクラスにしては例年より真面目さがありません。

授業中ふざけているとかそういうことではなく、むしろ授業中はここ数年で一番大人しいです。

ただ、単純にノートをしっかり写さず省略したり、宿題を忘れたり等が目立ちます。例年Aクラスではあまりないことです。(最近ようやく減ってきました)

準備に関しても、通常授業が週に1回しかない学年ですから、準備してくるべき白板問題はおよそ6、7問程度です。(複数単元にまたがっているところもありますが)

その中で半分は同じような問題をやるにも関わらず達成度が半分行かない生徒が多く、完全に準備不足です。

4年生のうちは解法がどうとかテストの点がどうとかよりも、学習姿勢やリズムを作ることの方がよっぽど大切です。家庭での指導もそのあたりを気を付けてやっていただければと思います。


あぁ…


長くなっちゃった^o^;



アントレの生徒も他塾で頑張っている生徒も、後半戦頑張りましょう!



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勉強道具について

先日実家に残っている自分の荷物を全部カッシーハウスに運んできたのですが、整理していると出てくる出てくる昔の思い出の品が。

例のごとく全然整理がはかどらないパターンにハマってしまったわけですが、その時に面白いものを発掘してしまいました。

dog1.jpg

犬のぬいぐるみです。



実はぬいぐるみではなく昔カッシーが使っていた筆箱なんですけれどもね!


中を開けたらえんぴつが出てきました。


dog2.jpg


何か書いてあるので拡大しますね。


funchanpen.jpg


フ ン ち ゃ ん エ ン ピ ツ


オークションに出品したら車が買える程の激レア品やんけ!(※チョロQとか)


確か1月にもらったんですよね。入試本番の算数で使ったのを思い出しました。

まあ、1番の計算でいきなり間違えたのはこのえんぴつのせいだったことは間違いありません。

あ、他の問題が解けたのはもちろんカッシーの実力ですよ^^





多分逆ですね


でももらった時は嬉しかったし、試験中パワーをもらった気がします。


カッシーエンピツ作ってみようかなぁ…。


【カッシーエンピツの効果】
①算・理がちょっとだけできるようになる。(かもしれない)
②短期集中型になる。(長い時間勉強できなくなる)
③頭がおかしくなる。
④変態になる。





うん、止めよう。



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プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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