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集団授業と競争心

クレオソート・ブッシュという砂漠に生息している植物があります。

この植物は面白くて、自身が成長するために周りの植物を一切寄せ付けません。

動物なら縄張りという形で維持できますが、植物にそんなことが可能なのでしょうか。


それができるみたいです。


成長しながら周りの土壌に毒物をまき散らし、サボテン等が生息できない状態にしてしまいます。


中々賢いですね。


さて、集団授業を運営していくときには、このクレオソート・ブッシュを生み出さないことが大切になります。


毒には色々な毒があります。



例えば「騒がしい子」

自分は分かっているからといってしゃべっていたら、分かっていない誰かが説明を聞けなかったりします。

この辺りは浮かんでくる例として分かりやすいと思います。



実はクレオソート・ブッシュ状態になる例に「できる子」というのもあります。


できる子はクラスを引っ張っていってくれるので、その子を目標に頑張るという生徒も多く、非常に貴重な存在です。

しかし、ある生徒に対しては毒になることもあります。

それは実力が離れすぎている場合です。

実力が離れすぎていると、あいつはできたのに自分はできなかったというのが悔しくなくなってしまうのです。



最近見た記事で、元サッカー日本代表の闘莉王選手が同じく元日本代表の中村俊輔選手についてこんなことを語っていました。


「人間には生まれつき才能を持っている人がいる。俊輔さんはそうだね。自分には才能はない。ただ一つあるとすれば、あの人にできて、なんで自分にはできないんだという負けず嫌いな部分、向上心という部分かな。」



カッコいいなぁ…。





書いていて思い出しましたが、闘莉王選手の出身高校は渋幕なんです。

渋幕のサッカー部の友達(1年でレギュラーというすごい奴!)がその頃3年だった闘莉王選手と一緒にプレーしていました。

その頃からよく話を聞いておりましたので、カッシーの好きな選手の1人です。(サインもらっときゃよかった;;)





話を戻しますが、集団でやる利点は闘莉王選手が言う人に負けたくないという気持ちが芽生えることです。

そのために、実力が比較的近い生徒達を同じクラスにした方が切磋琢磨できます。

出来すぎる子がいるとその子がクレオソート・ブッシュ状態になり、その次が育たなくなってしまいます。

ですからそういう子は早めに見極めてクラスを上げていきます。

塾の方ではなるべくこのように環境を整える努力をしておりますので、あとはご家庭で適度に競争心を煽ってみて下さい^^



さて、ここで問題となるのは一番上のクラスです。

一番上のクラスの場合、他クラスと違い上限に蓋がありませんから、クレオソート・ブッシュの毒にさらされまくっているわけです。

この中で生き残るためにはどうするべきでしょうか。



元々算数のクラスの決め方は得点割りでなく、そのクラスにいれば今の状態よりもっと良くなれる可能性を考えて決めております。

勉強時間が短かったり、やるべきことをきちんとやっていないからクラスで下の方になっているのならば、上位者と同じ量と質でやってみて、まずは同じ土俵に立って欲しいです。(その量と質についての相談は常に受け付けております^^)

すると遠いと思った距離は、そう遠すぎるわけではないことに気づくはずです。(これは一番上のクラスに限る話ではありません)



そうなれば上位者はもはやクレオソート・ブッシュではありません。

すると何か感じると思うので、感じたままに行動してみて下さい。

一気に変わりますから。






という形で締めようと思ったのですが、1つ言い忘れておりました。


この植物は入試で出ません^o^



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テーマ : 中学受験
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プロフィール

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Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
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