武蔵本について

有料課金をして広告を消し、

「これからも応援よろしくお願いします!」

という一言で締めたにもかかわらず、平気で一週間以上空けるという荒業を成し遂げたカッシーです。

いやー、珍しく頑張っちゃったんで疲れちゃったんですよ。

夏期講習頑張ったから9月になってちょっと緩んでいる生徒と同じです。





さて、最近こんな本を読みました。





つい最近発売されたばかりでして、さっそくAmazonでポチッ!


次の日の到着直後にエアロバイクをこぎながら読書開始!


ギコギコギコ…


ギコギコギコ…





あっという間に読み終わりました!



いや、ほんと一瞬で終わりました。

自分もこんな文章書けるようになりたいなぁ…。

内容についてはほとんど知っている話なのですが、良く知らないという方は是非読んでみて下さい。

若干美化されすぎですが、大体合ってます。

そういえば本の帯にこんなことが書かれていました。

musashibook.jpg


え…知らないの…?


アントレは知ってるぜ!HAHAHA!





なんだか虚しくなってきたので話題変えますね。


最後の方に書かれていたことで非常に心に残った文章がありました。


「塾歴社会で“勝ち組”になるために必要なのは、大量の課題をこなす処理能力と忍耐力、そして与えられた課題に対して疑いを抱かない力である。武蔵の価値観とは見事なほどに真逆である」


読んだ方はわかると思いますけれども、本当に正反対ですからね。

良い大学に入るために中高があると思っているご家庭はおそらく武蔵を選ばない方が良いです。

しかし、大学入試改革が始まり入試の傾向が変わったことで、武蔵のような学校が再評価されるようになってくるとしたら、そういうご家庭にも需要のある学校になるのでしょうか…。

初めて知ったのですが、数年前から「最後の一年は受験のための我慢の年」ということで、大学入試も意識するようになったみたいですね。

自分自身は何事にもバランス感覚が大事だと思っているので(残念ながらカッシーにはありませんが)、そういうのもアリだと思います。


あまり内容には触れないようにしますね。是非、読んでみて下さい^^


最後に1つだけ。


読んでいてちょっと昔のことを思い出しましたのでお話をします。

最後の方に武蔵OBの色々な方が顔写真入りで武蔵を語る場面があるのですが、その中に東大総長の五神真さんと東工大学長の三島良直さんが出ておりました。

このお二方が写真入りで武蔵について語ってくれていたのですが、三島良直さんの冒頭にこう書いてありました。


「武蔵を選んだのは、父が武蔵出身だったことが大きいですね。実は息子もで。三代で武蔵です」





知ってます。


特に息子はよーく知ってます。


少し昔の話をします。

当時、まだ光回線など無かった時代、ようやくADSLが出はじめ、SNSも全く普及していない頃の話です。



そんな頃、モテないオタクだった我々2人は何故だかPCについて多少詳しかったため、ネットを駆使して一緒にゲームをしていたのです。

今でこそネットでゲームをするというのは一般的になりましたが、当時は細かい設定を自分達でやる必要があり、やっている人はほとんどおりませんでした。


連日のように2人でゲームをやりました。

勉強もせず。

狂ったように。

ShadowFlareというゲームだったのですが、今考えると完全にクソゲーでして、何が面白かったのかまるで理解不能です。

ネットを使ってゲームをやっているという事実に興奮しすぎて完全に感覚がマヒしておりました。

おそらく、今の60代の方が狂ったようにインベーダーゲームをやっていたのと同じですね。


というわけで、くだらないことでもチャットで爆笑しながらやっていた記憶しかありません。


「あれ…なんか変なアイテムドロップしたぞ」

「ん…おおお!金色文字だからユニーク(激レア)やんけぇ!」

「マジか!なんだこれ!なんて読むんだ!」

「えっと…備前長船義直?中々強そうな太刀じゃないか」

「義直て、漢字違うけどワイのパパと同じ名前や!笑」

「おお、これお前にやるからさっそく試し斬りしよう!三島家の親子の絆見せてやれ!」

(シュババババ)

「つ、つええええ!!!!ワイのパパ強すぎる!!!笑」

「三島パパ最強だったかー!!!笑」


というやり取りを思い出しました。
※ほぼ完全に再現





まさか、三島パパがネットだけでなく


リアルでも最強


だったとは…。





三島学長とその息子さんについてどんな素晴らしいエピソードがあるのかと思いきや、比較的どうしようもない話でした。

しかしまあ、カッシーの思い出話でどうしようもなくない方がレアケースなので、それはもう諦めて下さい。

読んでいてそんなくだらない思い出も掘り起こしてしまう程、内容が充実しておりました。

興味がありましたら面白いので、武蔵本、是非読んでみて下さいね!

名門校「武蔵」で教える 東大合格より大事なこと (集英社新書)
おおたとしまさ
集英社 (2017-09-15)
売り上げランキング: 660


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広告消せるかレース終了!

ちょっと早すぎません?

もう少し「どうだ、行けるかー!?」みたいなのが欲しかったんですけれども


寝て起きたら一番上にいました

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しかし、漢(オトコ)が一度口にした言葉です。

有言実行あるのみ!


というわけで有料プランに入りました。


前回の記事では特典を使わないと言いましたが、実は1つだけ使おうかなーと思ってたのがあったんです。


独自ドメイン!


ブログアドレスの最後に blog.fc2.com がついているとどうしても借り物感が出ちゃいますよね。


これが

http://kassy.jp

とかになるんですよ!?超スタイリッシュじゃないですか!?


というわけで、早速やってみますかー^^


カチャカチャカチャ


kassy.jp っと





このアドレスは使用できません



OK、わかっていたぜ!

さすがにkassy.jpはハードルが高いですよねー!大丈夫大丈夫想定内!ちょっとやってみただけー^^


カチャカチャカチャ


kassyantore.jp


使用できます


フフッ、チョロいな。


よし、では手続きっ…と


ん?


有料プランをお使いの方へ、通常2780円が今なら無料!
今ならJPドメインプレゼント!


と書いてある横に

1年間

と小さく書かれていました。



と、するとなんだ?これはあれか。最初の1年だけ無料だけれども、それ以降は自動で金取られるやつか?





F〇CK YOU!!!


世知辛い…マジで世知辛い世の中だぜ…。

こうやって何も知らない善良な一市民から知らないうちにマネーを搾り取っていくんですよ。

FC2ブログの有料プランに対するお金だけではなく、+αでドメイン料金まで吸い取ろうとするんですよ。


まるで集団授業に対するお金だけではなく、+αで個別授業料まで吸い取ろうとするアントレと同じ手口ではないかこれでは…。





何か言ってはいけないことを言ってしまったような気がしますけれども、まぁいいでしょう。

というわけで、アドレスは変わりませんのでご心配なく。


さて、これで広告が消えてスッキリしたブログになったはずです。


これからも応援よろしくお願いします^^v



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ブログ広告を消すために

スマホから自分のブログをチェックするときにはPC表示で見るので特に気にならないのですが、スマホ表示にしてみて思いました。


なんか変な広告が追ってくる!


確かに邪魔ですね。

ちなみにこの広告をクリックすることでカッシーにマネーが入ってくるなんてことは一切ありません。

FC2からすると「無料でブログを使わせてあげる代わりに広告表示させるからねー」ということのようです。

それどころか、このストーカーのような広告を消すには月々莫大なマネー(300円)を払わなければいけないという何とも悲しい現実があります。

どうやらお布施をすると色々な特典があるようです。


【特典例:1日の投稿件数が増加!】

な、なんと30件→100件まで、3倍以上も投稿できるようです!





そもそも1日30件もブログを更新する奴がどこにおんねん。

起きている時間を仮に18時間とすると、36分に1回更新していることになります。

これが100件になれば、まさかの10分48秒に1回更新できるようになります!よっしゃー!





誰得やねん


というわけで、おそらく特典を1つも使わない可能性が高いですね。


そうなるとただの趣味ブログだし、自腹だし、お金がもったいないなぁ…。

かといってブログを移転させるのも面倒くさいなぁ…。

でも、広告邪魔だしなぁ…。



よし、決めた。


今週1位になったら広告消します

↓これを1クリックすると1位に近付きます(1日1回のみ)
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頭のカタい子がひと伸びするために

皆さま、ご注目下さい。


奇跡が起きております!


4日連続で更新なんていつぶりでしょうか…。

しかしこうなると、マズいですよ…。

非常にマズいです…

こんなに連続して更新しちゃうとランキングが上がっちゃうじゃないですか。


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※↑のバナーをクリックするとどうやらランキングが上がってしまうらしいです!!!


今年はあんまり注目されたくないんですよ。

なぜかって?

よくぞ聞いてくれました。ズバり!今年は六星占術によると


大殺界!!!
※最低の運気


ですので、こういう時は身を低くしてじっとしくしておくのが一番なのです。


というわけで、普段の更新はわざと週1に抑えています。

週1の更新というのは綿密に計算された結果なのです。


というわけで押すなよ…

絶対押すなよ!


_| ̄|○←カッシー
 ̄ ̄|
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と思ったのですが、よくよく冷静に考えたらこれまでの人生で占いを信じたことは一度もありませんでしたし、そもそも今年が本当に大殺界なのかどうかもわかりません。

それどころかたった今「占い」というワードから、以前横浜中華街の占いババアに2000円もぼったくられた苦い記憶を自ら掘り起こしてしまい、最低の気分になりました。

5万回位押してカッシーを1位にして喜ばせて下さい。(※1日1回しかカウントされません)



さて、コメントでのご質問からの記事です。

前のシリーズの記事で出てきたB君(真面目、きっちりタイプだが自分の守備範囲を超えると一気に解けなくなるタイプ)のような生徒の場合、どのようにして算数の力を引き上げれば良いのでしょうか。

よく考えたら程度の差はあれど、ほとんどの受験生はB君のようなタイプなので、これは是非とも書いておきたい内容です。



引き上がらないというのは、何かがつっかえ棒になっているから上がっていかないわけです。

まずはそのつっかえ棒の種類を特定する作業に入るのですが、これは全然難しくありません。

しかし、そのつっかえ棒を取り除く作業は、棒の種類によっては中々難しいです。


取り除くのに簡単な棒から順番に書いていきますね。


【解決法①:良問に触れさせる】
やっている問題の質が低すぎて、じっくり丁寧に取り組ませる機会を与えていなかった子に有効です。良問を与えれば勝手に伸びます。

普通に塾に通っているならばこれがネックになっているケースはあまりないと思います。



【解決法②:検算をさせる】
意外かもしれませんが、検算というのは単に答えの精度を上げるためだけにするものではありません。

複雑な問題に取り組んだ後、問題を真っすぐ前からなぞっていくことによって問題の全容が明らかになります。
1つの問題を前から後ろから往復させることで、1問に対して深い理解が得られ、丸飲み型の学習から少し進化できます。

数年前4年生の下位クラスを見ている時によくあった事ですが、授業で


「手挙げる前に確かめ算(検算)しなさいね」


と言うと


「どうやってやるの?」


という質問がきます。

それを聞いて


「え、前からやるだけじゃん…」


という反応をする生徒と、本気で検算のやり方がわからない生徒に分かれます。

前者はすぐにクラスが上がっていきます。

後者にはやり方を説明して、なんとか理解してもらうのですが、理解したのはその問題の検算の仕方だけで、そもそも何のために検算をやるのかすら分からないのです。

このような生徒もしばらくすれば検算の意味も少しずつわかってきて、口うるさく言えばやるようにはなるのですが、その意味がわかるようになる学年が4年と5年では大きな差があります。

入試が20年後なら全く問題ないのですが、残念ながら入試までには時間が無いのです。



【解決法③:別解を考える】
②に少し似ている部分もありますが、少し違います。

1つの問題に対して様々な角度からアプローチすることにより、問題を解くときの選択肢を増やします。
例えば食塩水の問題を解く時に、塩を使った割合計算しか武器が無いと、どうしても解ける問題に限りが出ます。てんびん算のように平均の考え方も一緒に理解していれば、一方で上手くいかなかったらもう一方の方法はどうだろうか…となり、解ける確率が上がります。

また、つるかめ算を数表の考え方で解いたり、面積図を使って解いたりすることも大事です。色々手法は違うけれども、「結局式は一緒じゃん!」と気づき、その理由も理解するようになると単元に対する理解が深まります。

さらに、つるかめ算を平均で解いたり、消去算で解いたりなど、1問に対して3つも4つもアプローチの仕方があることを理解すれば思考のバリエーションが広がります。

ただ、「何だろうと解ければ良いじゃん」という性格の生徒は別解の必要性を理解してくれません。

頭の良し悪しだけではなく、性格的な資質も重要になってくるため、やらせようと思っても非常に難しいケースが多いです。



【解決法④:作業をさせる】
自分の守備範囲を超えられない生徒は粘り強く作業が出来ない生徒が多いです。

場合の数で答えが50通り位でしたら全部書かせてみて下さい。
消去算やつるかめ算の問題を解く時に、答えをスマートに出さずに答えを見つけるまでひたすら当てはめさせて下さい。

「見当外れかもしれないけれども何かやってみる」というのが算数では非常に大事です。そして「やってみたけどダメだった」というものが蓄積することで正しい方向を向くことができます。自転車でコケればコケるほど、バランスのとり方がわかってくるのと同じですね。


しかし、これが意外に難しい


やるのは自分ではなく子供です。

50個全部書いてみてと言われて


「わかった」


と素直に返ってくるような子なら、そもそも低迷していません。


「いやだよ、めんどい」


こうなって終わりということもあります。

だからこそ④なのです。



【解決法⑤:???】
そろそろその子の持って生まれたもの塾に入るまでの環境の話になってきてしまいます。

例えば理科の力学を説明する時、右手でペンの真ん中より右側だけをつまんで持って、左手でペン全体を支えているとします。


「左手を離したらどうなる?」


と聞いた時に、本気でわからない生徒が一定数いるのです。


大多数の小学生は誰に教えられるでもなく今まで過ごしてきた色々な経験から「ペンの左側が下に傾く」とわかります。

ペンの左側がなぜ下に傾くかわからない生徒と、一切頭を使わずとも常識的に左に傾くことがわかる生徒はそもそもスタートラインが違います。そして両者とも必死に努力をして勉強をするため、前者が後者に追いつくことは非常に難しいのです。

とても残念なことに難関校の入試問題は前者が頑張って届く難易度のさらに上を攻めてきます。後者ですら必死に努力を重ねないと届かないレベルです。

考えてみれば当たり前です。難関校は後者に入学してきて欲しいのですから。

実際には前者でも逆転のチャンスが無いわけではなく、時間さえあれば逆転は十分可能なのです。

しかし、②で軽く書きましたが、中学受験にはタイムリミットがあります。

入試に力学だけ出るならば良いのですが、科目数や単元の個数から逆算をすると力学にかけられるのは〇〇時間しかないわけで、その時間と難関校の入試問題のレベルを考えて「なぜ左に傾くかわからない状態」から逆転できるのかを計算すると、ほとんど不可能であることがわかります。

そうなると、〇〇時間かければ解けるレベルの問題を出題してくれる学校を受けるしかないのです。

持ってないことを嘆くのではなく、吹っ切れてやるべきことを正しい方法でやるしかないのです。何もやらなければさらにもっと簡単なレベルの問題を出題してくれる学校を受けるしかありません。

そのために色んなレベルの学校があるのですから、自分に合った学校を見つけて欲しいと思います。

何だか夢のないことを書いてしまいましたが、前のシリーズの記事で出てきたA君とB君の比較をする上では避けて通れない話題でした。

⑤では「どうやって引き上げるのか」ではなく「志望校を下げればよい」というどうしようもない結論を出してしまいましたが、そういう側面が中学入試にあるというのは事実ですので、これは向き合わなければいけない現実です。



さて、少し暗い話題になってしまいましたが、①~④までは実践できる内容ですので参考にしてみて下さい。

②は「正解かどうかがわかる」という明確なメリットがあるのでやる子はやってくれるのですが、③、④はそもそも言ってやるようなら既にやっているという説もありますので、もしかしたら変化は期待薄かもしれません。親の焦りではなく、本人が焦って本気で変わろうとしない限り難しいかもしれませんね。



ただ、心配することはありません、冒頭にも書きましたがほとんどの受験生がB君タイプです。

この記事の何か1つでも参考になって、自分の殻を破り大きく羽ばたいてくれることを祈ります。



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逆転合格の真実4

続きです。

アントレでは上位のクラスになればなるほど、おそらく他塾より算数に負荷をかけています。

それは上位校の入試問題に対応できるだけの思考力や粘り強さを4年~6年夏までの単元学習期間で身につけさせるためです。

しかし前回記事のB君みたいなタイプの生徒に自分の守備範囲を超えた問題を長期間させすぎると、4科のバランスが一気に崩れます。(算数さえも)

算数が一番大事なのは間違いありませんが、前回の記事で書いたように受験者平均すら大きく割ってしまうような穴が1つでもあると、それをカバーするのはとても難しいのです。


ですからクラス分けは本人の適正を見極めてかなり慎重にやっております。

少しでも志望校の選択肢を広げて欲しいので、思考力と粘り強さという目に見えづらい所を強化するため、1つクラスを上げてチャレンジさせたりします。

しかし先述通り、それを引っ張りすぎると基礎力がおざなりになって安定感に欠けたり、算数に時間を取られすぎて他教科に影響が出たりします。

最終的に本人の実力が入試時に最も高くなるようなクラスに誘導しますが、本人(もしくは親)のプライドとやる気、志望校のレベル、習い事の都合、その他諸々の理由で本人のレベルとクラスのレベルが合わない事もあります。

それがアントレの良い所でもあり、悪い所でもありますね笑



数年前の話ですが、5年の後期に大手塾から転塾して来られた生徒がいました。

思うように偏差値が出ないことから、成績UP(特に算数)を求めてアントレへ転塾してきたのです。

志望校は武蔵でしたが、算数に難があり強化する必要がありました。

その生徒ですが半年経過し、新6年生になる学年の切り替わりで退塾してしまいました。(展開はやっ!)

理由を聞いてみると「組み分けテストの偏差値が前の塾にいた時より下がったから」でした。


下がるのなんか当たり前で、そもそも上がる要素なんて1つもありません。

・急に環境が変わり順応するのに時間がかかる。
・週テストも無くなり、テストの感覚が鈍る。
・塾内算数テストも、通常の模試と違い難易度が横一線になり、全て式・やり方を書かせるタイプとなる。
・今までに比べ理社より算数の比率が増え、4科バランスが崩れる。

これで大手塾の模試の偏差値が上がったら奇跡です。

しかし、数字の威力は強大なので仕方ありません。結局また別の塾へとうつっていかれました。



アントレでは内部の生徒にすら「6年までは模試は受けなくて良い」と言っています。

何度か書いたことありますが、理由は単純です。


良い結果が出ないから。


基本的に4、5年では得点力をつけるための指導をあまりしません。代わりに問題数を絞り、1問を深く理解させる指導をします。
6年生の夏頃から、少しずつ得点力をつけさせる指導をしていきます。


もし4、5年の模試で良い結果を出させたかったら指導法をこう変えます。

①予習を無くし、復習のみにして家庭学習の効率化を図る。
家庭学習効率UP
自分で考える力・授業効率DOWN

②算数で基礎~標準の課題を増やしひたすら反復させることで、模試の中盤までの得点率を上げる。
算数得点力UP
粘り強さ・思考力DOWN

③算数の課題を削り、国理社の知識部分を大量に反復させる。
国理社UP
算数DOWN

④週テストを導入する。
4科得点力UP
粘り強さ・思考力DOWN


絶対やりませんけど…。


以前に書きましたが、アントレが唯一得意な模試が1つだけあって、それは学校別判定模試です。

学校別の模試がある学校は一般的な模試よりも受験者のレベルは高いはずですが、算数なんかは合判より良い偏差値を取ってくるということが多いです。

理由は単純で、平均点が一気に下がるからです。

大手塾の作問者はかなり頑張って作っており、問題レベルや形式は実際の入試にかなり近く(むしろそれより難しいことも)、質は高いです。

それを10月あたりで受けるわけですから、得点が取れなくて当たり前なのです。

100点満点のテストで平均点が30点台などしょっちゅうで、80点近く取れば大体1ケタ順位です。

アントレの生徒達からすれば4年の頃からずっとやってきた形式の「一定レベル以上の問題のみ」「式・やり方を書く」というテストをようやくやれるわけですからね。


良い結果が出て当然です
というプレッシャーをかけていく


学校別模試の判定はそれなりに信用できますので参考にしたいところですが、模試自体が1回か2回程度しかないので、まだ実力が不安定な場合、その日の調子や問題の運で結構ブレる可能性があることに注意したいです。


「うちは学校別があるような難関校を目指していないんだけど…」


というご家庭でも算数に対する考え方は同じです。元々じっくり丁寧に自分の頭を使って考える習慣がついていないと、6年最後でいくら演習を積んで得点力を伸ばそうとしても、伸びしろに限界が出ます。

フィジカルが弱いのに小手先の技に走っても結果は知れているということです。






さて、ダラダラと4回も書いてしまい、たまに脱線してしまうこともありましたが結論を出しますと、逆転合格というのは多くのケースでその子の志望校に合格するための力をキチンと計れていなかっただけです。

合判で〇〇以上目指そう!みたいなことを生徒に言うこともありますが、それはあくまでも目安です。

基礎力をつけようという意味合いで言うことが多いです。

他塾の方も模試の偏差値で出てくる数字より、普段見てくれている塾の指導員の判断の方がよっぽど信用できると思いますよ。


本当のことを言ってくれればですが





そこは信頼関係でカバーしましょう^^;


アントレ生でしたら

①過去問の出来
②入試演習クラスの結果
③担任の判断

しばらくはこの3点に注目して見定めてみて下さい。
②・③と①の結果にズレが生じるようならば、①でほぼ確実に不正が行われております。

②の「合格」判定はこのままいけば2月で合格をもらえるだろうという判定であり、現段階で家で解いた過去問が合格最低点-30点位の実力だろうと「合格」判定を出します。

つまり、家で合格最低点を毎回超えているのに、入試演習クラスで「合格」の判定が出ないというのはまずあり得ません。(豊島岡以外)

例えば女子上位クラスの吉祥女子志望の生徒で、現段階で家で解いたら合格最低点を超えているという生徒は、毎回1位か2位でないとおかしいです。



ところで今回の話は難関校に絞ってお話をしましたが、模試の結果が正確でないのというのは別に上位校限定ではありません。

例えば四谷の合判で言いますと、偏差値40半ばの学校の判定も正確にできているかどうか怪しいです。

上位校とは逆に、絶対出ないだろうというレベルの高い問題が模試の後半に出題されております。

要領の悪い生徒でしたら、本来だったらかける必要のない時間を実際には存在しないレベルの問題にかけてしまうこともあります。

他にも国語の時間がキツかったり、理科の大問数が多かったり等、実際の入試と違う所が数多くあり、精度は怪しいものです。

ただし、学校にもよりますが50~60近辺までは、そこそこ精度のある判定ができていると思います。



最後に、この記事を読んで誤解しないでいただきたいのは、実際の判定と合格率が一致していないケースが生徒のタイプによって一定割合で存在しているということを言いたかったのであり、実際には判定と合格率が近い方が多いです。(当たり前ですが)

ただ、20%と判定されている生徒が、本当に全て20%なわけではないということを言いたかったのです。

20%を取ってしまったら、この記事を思い出して前向きに取り組んでいただければ良いですし、80%を取れれば素直に喜んでそのまま努力を続けていけば良いと思います。



というわけで、これから9・10・11・12月と、4回程模試を受けますが結果を過剰に気にしすぎないで下さい。


良い結果が出なくても、親と子と指導員、全員で一丸となって「逆転合格」目指しましょうね!



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逆転合格の真実3

続きです。

武蔵の算数というのは大問4問しかありません。

難問はほとんど出題されませんが、よく練られた良問が多く、どの問題もそれなりのレベルがあります。


これがポイントです。


そうなると、標準的な問題まではそこそこ取れるが、それ以上の問題になると一気に解けなくなるというタイプの受験生だと、20点、30点という結果になります。

しかし、こういうタイプの生徒でも基本~標準レベルの問題が序盤から中盤にかけて大量に並ぶ大手塾の模試なら6~7割近くの得点を取れてしまうのです。


参考までに今年の夏期講習で6年Sクラスでやった算数白板問題233問の正答率を、上位から順に数字だけ並べてみます。(担当の生徒15人の結果を全て記録しました)

この233問はほとんど全てそれなりのレベルの問題です。

83.5%
81.5%
81.1%
61.6%
55.6%
48.9%
45.3%
38.0%
37.9%
36.1%
33.3%
32.8%
31.6%
30.7%
24.0%

80%越えは毎年1人いるかどうかなのですが…3人いたのは初めてです。

ちなみにその中に女子が1人いるのですが、女子は歴代で初だと思います。

去年は今年ほど正確に記録しておりませんが、50~60%近辺がわんさかいる代でした。(30%近辺も結構おりましたが)



話を戻します。こう見てみると、下位の生徒には悪いですが、上位の生徒と下位の生徒にはかなり力の差があることがわかります。

はっきり言って下位の生徒はまだ入試問題を解いてもまず良い得点は出せません。これから間に合わせるために本人達が必死に努力をするのです。カッシーも間に合うと信じて指導していきます。


さて、この上位の生徒と下位の生徒が大手塾の模試を受けたらどうなるでしょうか。


上位の生徒は算数で150点中130点位取ります。満点を取れるだけの実力はありますが(4月に実際取りましたし)、短い時間の中でミスはどうしても発生します。

下位の生徒はどうでしょうか。

先程の白板問題の結果だけ見れば上位の生徒の4割近くしか正答率が無いので、50点位しか取れない計算になりますが、そんなことはありません。


100点以上取れるのです。


上手くいけば120点近く取れることもあります。


つまり、ある一定以上のレベルにおいて、入試で最も重要な算数の差別化が大手塾の模試ではほとんど機能していないことになります。


だからこそカッシーは、担当しているSクラスの生徒の大手塾の模試の偏差値はほとんど参考程度にしか気にしておらず、気にしているのは授業での「白板問題の達成度」と土曜日の「入試演習クラスの結果」です。

前者では生徒の地力をかなり正確に計ることができ(長い生徒は2年半見ていますから)、後者では志望校のレベルに合わせた得点力を計ることができます。



ここまで読めばわかると思いますが、難関校において、ある一定以上の算数の問題を解きほぐせるかどうかがすなわち受験資格なのであり、模試の偏差値が足りているかなんてことはどうでもいいのです。

理社の細かな知識が不足していたり、算数の基礎力、スピード、正確性が低かったりすると模試で結果を出すことはできません。

しかし、国理社の知識が抜けており、算数も基礎が荒くてスピードが足りなかったとしても、じっくり考える思考力と粘り強く作業できる力があれば、難関校の算数においては十分高得点が狙えるのです。



少し例を挙げて説明してみます。

つるかめ算を細かくパターン分けしてみたら10パターンあったとします。

そこで10点満点の小テストを作り、A君とB君の2人にやらせました。

A君は雑で基礎が荒く、簡単な問題もよく外すタイプですが、作業力と思考力がかなり高く、粘り強さもあります。
B君は自分の守備範囲の問題や見たことあるような問題は速く正確にできるが、初見の問題に弱いタイプです。

結果はA君は6点、B君は10点でした。

次に応用問題を2人に出します。その応用問題を解くための手順の1つにつるかめ算があるとします。
この問題は複雑なので1つ1つ解きほぐして作業し、つるかめ算を効果的な場面で使えば解ける問題です。


この問題をA君とB君は解けるでしょうか。


A君がこの問題を解ける可能性は60%です。つるかめ算部分をキチンと突破できる可能性が小テストによると60%だったからです。

B君は0%です。見たことのない問題なため、どう方針を立てて良いかわからずつるかめ算を解く段階までに至らないか、もしくはつるかめ算までいけたとしてもその後その結果をどう使えば良いかわからないからです。


とても極端な例を出しましたが、難関校に合格できる可能性を持っているのはA君で、模試で良い偏差値が出るのはB君です。

基礎的な問題を速く正確に解く力があれば、安定感は増します。しかし残念ながら、MAXが低い所で安定させたところで難関校の入試問題に対してはほとんど意味がないのです。







気づいたらまた長くなってる(^o^;)


今回で終わらせるつもりだったのに、全然終わりませんでした。

なんとなく言いたいことはわかっていただけたかと思いますが、まだ続きます。


またすぐに更新します!



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逆転合格の真実2

続きです。

どこか1校を選んで説明してみます。

アントレでそれなりに志望者がいる武蔵にしましょう。(使いやすいですし)


musashi2017data.jpg


これは2017年入試の得点分布データです。
例えば、国語の51点~60点は161人おり、そのうち24人が合格しているということがわかります。

こういったデータを見て大事なことに気づけないようでは困ります。

データや資料は今の時代どこにでも溢れています。塾関係者でなくても多くの情報を得ることができます。

しかし、大事なのはそれをどう読み、解釈するかです。

入試問題でもデータ(グラフ、表、文章)の読み取りをして記述式で答えるというのが増えてきました。

大学入試改革も控えておりますし、良い練習になるかもしれませんね!

musashi2016data.jpg

ついでに2016年のも貼ってみました。

算、国、社の平均がこの2年を比べるとかなり違うので、良い材料です。

しかし、どちらも注目しなければならない大事な点だけは変わっていないのです。

標準偏差とか分散とか難しいことは言いません。シンプルにいきます。


算数の山が潰れてないですか?


2017年は算数の難易度が高かったため左に寄りすぎておりますが、2016年は平均的な良いバランスのテストなのでとてもきれいで参考になります。

理社は得点を12等分しているので本来算国より理社の方が潰れた山になりがちです。実際国語は高い山になっていますね。

しかし、算数は10等分にもかかわらず理社より潰れていることがわかります。


今回は関係ありませんが、グラフのチェックをする場合は縦軸の目盛りを必ず気にするようにして下さい。一定でなかったり、切れ目を付けて省略することで例えば100→110を2倍になったかのように見せる手法もあります。

見る側の思考を意図的に誘導するために作られているデータが世の中には多いです。(テレビを見ているとよくわかりますね^^)


あ、某塾のグラフはセンスがあって好きです
※あの立体感最高!


他に気づくことは何でしょう。

白い部分に注目してみて下さい。

算数だけ白い部分が左側に寄っているのがわかります。2017年は単体でもわかりますし、2016年は算国を比べると顕著ですね。


これが潰れている理由にもなっているのですが、何を意味しているのかを考えていきます。


各教科の得点の左の方(低い方)を見ていきますと、国、理、社にはそもそもそれほど人数がいないことがわかります。

しかし、算数だけは得点率3割以下のゾーンの中に相当な人数がおります。その相当な人数いる生徒のうち、合格者の割合はほぼ0です。


もう少し細かく見ていきます。


科目ごとに受験者平均を取れなかった生徒が合格している割合を調べていきます。

2017年を見ますと
国語→約35人
算数→17人
社会→約60人
理科→約60人
※読み取れる範囲の人数です。

2016年も見てみましょう
国語→約40人(予測)
算数→約20人
社会→約50人
理科→約50人


これを見ると、算数が苦手だったり失敗してしまうことだけは許されないというのがわかります。

それでも合格者の1割は算数の受験者平均を下回っても受かっております。この1割について考えてみましょう。


2017年で、算数で受験者平均だったが、残り3教科は全て合格者平均を取ることができたとします。


算40.4+国68.4+社34.1+理38.5=181.4点(合格最低180点) 合格


合格はしましたが、かなりギリギリです。

算数の難易度が高く、差がつきにくかった2017年度でこれです。2016年で見てみましょう。


算48.6+国51.1+社43.4+理39.1=182.2点(合格最低184点) 不合格

4科目中3科目合格者平均点を取っても合格できませんでした。
また、算数37点以下の受験生はデータを読み取ると200人弱(受験生全体の1/3)おりますが


全員不合格です。


もう少し細かく見ますと算数38点~48点で合格者がわずかにおります。先程の結果から、この受験生は国、理、社で合格者平均よりさらにもっと上の得点を取ったことがわかります。

それ程の実力者ならば、算数だけが相当苦手というごくわずかな受験生を除き、本来もっと取れる実力がある可能性が高いです。

そう考えるとこの少数の受験生は、実力はかなりあるけれども単に1回きりの算数テストで失敗してしまった(が、何とか合格に届いた)という生徒がほとんどでしょう。

ということは、頑張っても算数で受験者平均程度しか取れない実力の生徒は、他の3教科がよっぽど素晴らしい成績でない限りそもそも受験資格が無いということになります。(厳しい言葉ですが…)


さて、今度は逆に算数のみ合格者平均で、残り3教科が全て受験者平均しか取れなかったと仮定しましょう。
結果だけ載せます。

2017年
算54.9+国61.1+社29.8+理34.2=180.0点(合格最低180点) 合格

2016年
算67.7+国45.2+社39.0+理39.1=191.0点(合格最低184点) 合格

2016年は余裕を持って合格できています。


今回は2016年、2017年の武蔵を例にとりましたが、学校が変わるとデータの読み方も少し変わってきますので注意して下さい。

受験者層、入試問題のレベルや構成、各教科の配点、倍率等が武蔵と異なるためです。

例えばデータで示した2016年、2017年の武蔵は共に倍率が3倍を超えておりますが、2017年の駒東は受験者514人に対して272人の合格者ですので実質倍率が2倍を切っています。

この場合、合格最低点が受験者平均とほぼ同じラインに来ます。実際、4科の受験者平均249.1点に対して合格最低が249点でした。

こうなるとちょっと変わってきますね。

また、2017年開成は武蔵と同様に算数合格者平均、国理社を受験者平均で合格できますが、理社の配点が高いことと受験者平均自体が高得点であることを考えると、理社の力もしっかりしていないと平気で受験者平均を大きく下回ってしまいます。(最近社会が難しめですが)

各学校ごとにそれぞれ特徴がありますね。

今回示したような細かなデータをお持ちで無くても、赤本には合格者平均、受験者平均、合格最低が載っています。(一部の学校を除く)

是非、ご自身で志望校の分析をしてみて下さい。色々とわかることがあるはずです。


ちなみにここまで読んで


算数だけやればいいのか!


と思うのは危険です。

平均点にもよりますが、国理社のどれか1つでも得点率が4割を切ってしまった受験生はほぼ不合格というデータも読み取れますので注意して下さい。



さて、今回は実際の入試だけにピックアップした内容となりました。

次回は模試で出てくる偏差値とこの結果を関連付けて説明したいと思います。(これを書かないと「逆転」の説明ができませんので)


次回は期間をあまり空けずに、早めに更新します!



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逆転合格の真実1

逆転合格!


…良い響きです。


しかし、できれば逆転などという危ない展開ではなく、1回の表からホームランを2、3本ブチかましてそのまま逃げ切るという展開が望ましいですよね。(心の平穏的な意味で)

ところが、現実はそう甘くありません。大体は自軍先発ピッチャーがボコられてからのスタートです。


さて、難関校に逆転合格という例は、毎年どこの塾でも聞く話です。

逆転とはどの位のことを言うのでしょうか。


50%の判定で逆転?


ちょっと弱いですね。


やはりここは模試で最低ランクの判定を取ってこそ、逆転と言うにふさわしいでしょう。

四谷大塚の合不合判定テストの場合、「合格率20%」が最低ランクですね。

これは志望校の80%偏差値より、約10ポイント低くなると出てくる数字です。

模試で0点を取り、実際は合格率0%だとしても、全て「合格率20%」になります。(優しいですね!)



ところで、昔は四谷大塚の最低が5%だったんですよ。

なぜ5%が20%になったのかという大人の事情はさておき、カッシーは小学生の時に四谷の合判で第一志望の武蔵合格率5%を取ったことがあります。

…まあ、そんな恥ずかしい過去の話はどうでもいいのですが、とにかく今回は「模試で最低ランクの判定→合格」を逆転合格と呼ぶことにしましょう。



逆転合格はアントレでも毎年のように何人もいます。

面白いことに、明らかに20%(5%?)を超える人数が逆転をしています。

あ、これは20%でも3回受ければ 1-(4/5)^3=61/125 約50%の確率で受かるとかそういう話ではありませんよ。

1回こっきりの勝負です。


さて、なぜでしょう?


それはですね…


アントレが素晴らしい塾だからです^^b


ではなく…いや、そうなんですけど、そういう気持ちの悪い結論ではなく…


答えは簡単です。


模試の判定がおかしいから


ほとんどのケースが逆転でもなんでもなく、普通に5分5分くらいの勝負をして勝っただけというのが実際のところです。(本当の奇跡もたまにありますが)

なぜ模試で最低ランクの生徒なのに倍率以上の勝負が出来ると判断しているのか。

はっきり言いましょう


長年の勘
※たったの10年




はい、嘘です。

「経験」とか「勘」を一番信用していない人間だったのを忘れていました。


面談などでもカッシーの有り難くないお言葉より、模試の数字の方が威力が高いようです。


「実際には五分五分位ですよー^^」


と伝えてもお母様の心の中では


(どうせ元気付けようとして盛って言ってくれているだけでしょ…)

(嘘つけこの詐欺師!金返せぇええええ!)


と思われているに違いありません。

なぜわかるかって?

こういうのって結果が良かったお母様が終了後に教えてくれるんですよ。


「そういえば先生、面談の時に〇〇っておっしゃったの覚えてます?」

「あー、そんなことも申し上げましたかねぇ」

「あれこれっぽっちも信じてませんでしたよ。嘘ばっか言いやがってって思ってました。ホホホホ」

「勘弁してくださいよー!アハハハ!(こえぇ…)」


いやぁ…本当に恐ろしい…。

って、あれ

ちょっと待て…そうしたら結果が良くなかった人には普通に


詐欺師


と思われているということになりますね。





ほんぎゃああああああああ!!!!!!


まずいまずいまずいまずい!!!バレてしまう誤解されてしまう!!!!

こ、これは、根拠をしっかりと提示するしかない!

失った信用を取り戻すにはデータが必要じゃあああああ!!!!


というわけで、少しデータを使ってそのあたりの説明してみたいと思います。


しかし、残念ながらいつものようにくだらないことばかり書いて無駄に長くなってしまったため、次回に続きます。



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カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
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