FC2ブログ

模試の判定は参考になるのか

毎年この時期は合判の問題と生徒の正答率の分析をしています。

11月、12月の5回目6回目になると、過去問対策の方が重要なのであまり意味は無いのですが、この時期の場合、塾として教えてきたことを精査する良い材料になります。

例えば理科の話をしますと、これまでの分析から見えてきたことは、物理、化学の計算系はほぼ100%受験者の平均正答率を上回るということです。

去年は天体の正答率が受験者の平均正答率を下回ったので、この時期のアントレ生の天体の理解が浅いということがわかりました。

そういうこともあり実は春期講習のカリキュラムをこっそり変えたんですよね。

去年は力学系と化学計算をメインにやっていたのですが、合判の出題傾向を見ると


どうやらこの時期は避けている


ということがわかったので(おそらく受験生がまだあまり解けないから)、力学を半分にし、化学知識と天体をカリキュラムに入れました。

内部生の方で去年の春期講習パンフをまだお持ちでしたらわかると思います。

今回見事に両方出題されたので、化学知識の大問は平均正答率をしっかり上回り、天体もイーブンまで持っていけたので、取り組みとしては間違っていなかったのかなというところです。


ただ、ここまで話しておいて言いにくいのですが


あまり意味のあることだとは思っておりません。


結局は1月2月にどこまで力がついたかが重要で、従来のカリキュラムだろうが今のカリキュラムだろうが、タイミングに差がついただけでゴール地点ではそこまで変化しません。

我々指導員は「しかるべき時期にどれだけ力がついているか」ということしか基本的には興味がないのですが、少々困ったことに受験生本人を含め、特にご両親はそうではありません。


道中に出る偏差値こそが大事なのです!


カッシーの判断材料の8割は卒業していったの生徒達との比較です。

色んな生徒を思い浮かべて


(毎年この時期○○中学の志望者で20%なんてわんさかいるよね)

(何だかんだカウントしてみるとそれでも半分近くは合格しているし)

(むしろ去年で言えば合格した○○くんより力があるから、分はいいんじゃないかなぁ)


こんな感じです。


それを踏まえてお母様方に「この志望校でしたら現状の力で言えば五分五分位ですよ」と申し上げても、合判で合格率20%が出ていたら信じてくれません。


本音を言えば合判の結果を広げながら


「偏差値が〇〇ですから、この学校は難しいですね。ではこの学校はどうですか?」


もしくは


「偏差値がこれだけあるのですから、もっと上の学校も狙えますよ」


と話をした方がとっても楽です。

数字が出ているので説得力もあります。

後者の場合で不合格になっていても「合判では偏差値が出ていたから勧めた」という大義名分もあり、何でこんな学校を勧めたんだと責められることもなくなります。

ただ、普段しっかり見ている指導員でしたら生徒によっては数字通りにならないないことはわかるはずです。

80%出ているけれども、実際は結構リスクがあるという話もしますし、20%だけれども、実際はもっと高いという話もします。

「本当に20%位だよね」ということもあれば、20%というのはただの下限であって、実際にはもっともっと低く、はっきり言って無謀ですという話もします。

と、まぁこれだけ書いても、どちらを信じるかとなるとほとんどの方は偏差値を信じます。


それで話を最初に戻しますと、だからこそ時間をかけて春期講習のカリキュラムを変えて教材を作り直すという我々から見れば全く意味のない努力をしました。

また、合判対策週というのを春期講習前に1週間だけ作りました。

20年間この週は全く無視して次の単元へ進んでいたのですが、今年初めて四谷と同じように進むのを止めました。

範囲が無いものを対策したところでそれほど変わりはしないのもわかっているのですが、受けさせる以上、偏差値の数字が1でも上がってくれれば少しでも安心してもらえると思ったからです。

安心してもらえましたでしょうか?





全くできませんでしたね!


すいません…もっと頑張ります(;_;)



↓また次も読んでみたいという方は、更新のモチベーションになるため、クリックで応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ



声掛けの仕方

3月22日の記事

カッシー「今月はあと2回更新します」
yaru.gif





1回だけしかしてませんよね?

カッシー嘘をつきましたよね?


そう思われた方もいたことでしょう。

ご安心下さい。カッシーは皆さんを裏切るようなことはしません。


3月22日は旧暦で言えば2月6日です。

そして本日4月5日は2月20日となります。


はい、セーフ!


むしろ早めに更新したということを褒めてもらいたい位ですね。





すいませんでした



講習で疲れていた上に時間が無かったたんですよ!


いつもより朝がとても早いし、19時までずーっと授業して終わってからも面談があったり、その後飲みに行ったり、帰ってテレビ観たり、ネットしたり、海外ドラマ観たりしてたらもう寝る時間ですよ!?


どこに暇な時間があるというんですか!?





さて、傷口が広がらないうちに、「声掛けの仕方」について書きたいと思います。


中学時代のことですが、授業中に


「やる気がないなら帰れ」


と言われたことがあります。

確か授業中にも関わらず競馬の予想をしていたからだったと思います。

今思えば完全に頭のおかしい生徒でしたが、何かに反抗したい時期って誰にでもありますよね!


その頃は親が学校に呼ばれるレベルの素晴らしい成績を取っていた時期でしたので、そんなことは日常茶飯事でした。

言われても特に何とも思いませんし、むしろ本当に帰っていいなら帰りたかったです。


しかし、同時期に部活でイージーなパスミスを連発した時、コーチに同じセリフを吐かれたことがあります。(バスケ部でした)


めちゃくちゃ腹立つんですよ。


当然自分にです。

その後は二度と言わせるもんかと思い、集中力が増しました。


自分の体験だけでなく、色んなご家庭を見ていて思うのが、本人が本気になっていない時に何か言っても、基本的には変わらないということです。

やる気の無い子供に対してああ言えば良かった、こう言えば良かったと後悔することもあるかもしれませんが、あまり気にしなくて良いと思います。

ただ、本人が本当にやる気になったときに大きなビハインドを負った状態でスタートさせないように、最低限のサポートをしなければいけません。基本的に受験学年以外はそんな学年だと思います。


本気になった時には、しっかり考えて声掛けしてあげると誘導できることも多いです。

しかし、声掛けは「こう言ったら正解」なんてものはありません。(あったらカッシーも知りたいです!)

ポジティブなことを言ってあげたら、元気が出ることもある一方で、調子に乗ってナメてしまうこともあります。

ネガティブなことを言ったら、沈んでしまうこともある一方で、反省して改善されることもあります。

子供と言えども結局他人なので、わかるわけがありません。


ただ、声掛けの目的が決まっている場合、順番は考えて話すべきだと思います。

例えば


「顔はカッコ良いけれども太っているよね」


というのと


「太っているけれども顔はカッコ良いよね」


というのはニュアンスが変わってきます。

順番を変えただけで両者とも同じことを言っていますが、前者は比較的ネガティブな印象で、後者はポジティブな印象です。


白板問題であまり〇が無かった生徒に対し


「今日あまりできなかったよー…」

「6問目は合わせたけど、他はかなり間違えたね」


これだと「できなくて残念だったね」というメッセージになります。どちらかと言えば「共感」する方向になります。

このケースだと大体の場合共感を求めているわけではなく、元気づけて欲しかったりするだけなので


「今日あまりできなかったよー…」

「結構間違えたね笑 でも6問目合わせたじゃん。あれ結構難しいのに」


こう言ってあげれば安心してくれます。

このあたりは普段からカッシーも考えながら生徒達に声掛けしております。

ご家庭内での声掛けの参考になればと思います。


さて…、以上のことから、カッシーにかけるべき言葉は


「もう4月になっちゃったけれども、旧暦だったらセーフだよね」


これが正解です。



↓また次も読んでみたいという方は、更新のモチベーションになるため、クリックで応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ



テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

最新記事
カレンダー
03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ランキング
応援していただけたら嬉しいです。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ


メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR