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合判の復習のやり方(算数)

日曜日にようやく春期講習が終わりました!いやー、お互い疲れましたね!


と思ったら月曜から授業でした。


カレンダーのやつめ…。


さて、6年生は初めての合判が週末にあります!ドキドキですね。何せアントレでは「偏差値」が出る最初のテストですから^^

今回はテストのことではなくテスト後の話をします。

テスト後は当然復習をする必要があります。国、理、社あたりに関しては普通に直しをすれば良いのですが、算数だけはちょっと復習のやり方を考えなければいけません。

このやり方が結構難しいのです。

基本は間違えたところを直す時に解説を見るわけですが、解説を読んでもわからなかったときは質問に持ってくるようにして下さい。(ただし、自分で粘ってから!)

そして質問内容に関して先に言っておきます。


くだらない質問はしないで下さい。
※ちょっと言葉が厳しいけど!


毎年この件に関して同じような指導を何人もの生徒にしておりますので、その指導内容とほぼ同じことを書き記しておきます。是非参考にして下さい。(手間を省きたいので!笑)

まずは下の画像を見て下さい。

gouhan222.jpg

これは数年前の4月の合判の問題別正答率を示したデータです。


青い線は正答率50%のラインで、50%以上の問題は14問あります。得点としては84点/150点です。
赤い線は正答率30%のラインで、30%以上の問題は18問あります。得点としては108点/150点です。


では、この点数で偏差値はどの位でるのでしょうか?

下の画像を見て下さい。

gouhan223.jpg


表を見てもらえるとわかりますが、半分以上の受験生が解いた問題を落とさないというだけで偏差値53になります。(正答率49.8%の2(7)を入れると55まで上がります!)

算数1教科だけの話になってしまいますが、53あれば偏差値50台後半の学校を複数回受ければそれなりに高い確率で合格できる偏差値です。他教科次第ですが、60ちょっとの学校にもチャンスが出てきます。

そして正答率30%以上のものを全て取れば偏差値62になります。これだけ取れれば御三家の次くらいの学校は問題なく合格できるラインで、御三家レベルも十分狙えてくる偏差値です。



これらを踏まえた上で、まずは自分がどのあたりまでの偏差値が欲しいのか考えてみて下さい。





80くらい欲しいですよね!


愚問でしたので偏差値ではなく志望校との兼ね合いで見ていきましょう。

例えばアントレは地域的なこともあり、富士見志望者がそれなりにいます。ここ数年の2月1日~3日の四谷偏差値を見ると50~54を動いている感じです。

アントレひばりヶ丘の場合、Sクラスでは併願せず、Aクラスでおさえ、Bクラスで適性、Cクラスでチャレンジというレベルです。(クラスの中の位置次第で1ランク変わりますが)

富士見に入るためには合判で正答率50%以上レベルの問題を落とさず取れれば、1回の受験での合格率が80%を越えます。試験が3回あることを考えますと

1-(1*1*1)/(5*5*5)=124/125

99%以上の確率で合格できます。(インフルエンザにかからなければ!)

まあ、実際には計算ミスも発生しますので、確実にいきたければ正答率40%以上をフォローしておけば大丈夫でしょう。

ただし、この模試を11月位にもう一度復習するとなった時には、全体のレベルも上がっているので30%位まで見ても良いかもしれません。




というように、算数に関しては自分のレベル次第で復習をするべき問題を変える必要があります。


毎年のことなのですが、偏差値50を切るような生徒が正答率1%を切っている(1000人受けても1ケタ人数しか出来ていない問題)大問8や9の質問を

「これ教えて」

と持ってきます。

これがくだらない質問という意味です。簡単な問題を質問するなという意味ではありません!

一応

「解説は読んだ?」

と聞きますが、大体「読んでない」もしくは「読んだけどわからなかった(=眺めたけど無理そうだった)」です。

しかし、無理もありません。解説の分量も多いし、問題レベルも高くて読み切れないからです。


一応9番の解説のスキャンを載せておくとこんなカンジです。

gouhan224.jpg


ちょっと眺めて読む気が無くなり、聞けばいいやーとなったのは容易に想像つきますね!

そして極め付けは

「この問題じゃなくて、もっと前の所で出来なかったところ結構あったんじゃないの?」

と聞くと


「だってお母さんが聞けって言うんだもん」


で、でたー!一番困るやつ!


これは子供が家に帰って親にどういう説明をしたかで、評価がガラリと変わってしまうパターン。

上に書いたことを本人がしっかり親に説明できて、親が納得できれば特に問題ありません。

しかし、結構あるのが

「なんか教えてくれなかった」

この一言で終わり。

ひどい場合には

「忙しそうにしてたから聞けなかった」とか「他の生徒と話してたから」等々…。

子供からすると質問内容が理解できたかは比較的どうでも良く、質問へ行ったという証拠さえ親に提示できれば良いだけで、それが出来なかったため色々とあの手この手の言い訳を考えるわけですね…。

子供の言うことをそのまま信じてしまうご家庭は結構多いのですが、ひどい場合だと電話がかかってきて子供にした説明をもう1回親にもすることに…。

しかし電話で伝えたとしても

「ウチの子はバカだから教えても意味がないってこと!?」

みたいにとらえられると火に油を注ぐだけになってしまうこともあったりなかったり。

まあ、アントレに通ってくれているご家庭は非常に質が高いので滅多にあることではありませんが^^



ちなみにアントレで出している白板問題やまとめテストは全てそのクラスに合ったことをやらせているので、そこから出たものを質問として持ってくる時に、それを断るということはまず有り得ません。問題レベルが「適性」~「適性のちょっと上」がほとんどだからです。


しかし、合判のようなテストになるとこういう事態になるんですよね。そこが困ったところです。

まだ九九を教えていないのに2ケタ☓2ケタの掛け算の質問をされるようなものでして、お互い時間だけをロスし、残ったものは「質問をした」という満足感だけです。(その満足感も「親に報告できる」というところが大半)

具体的には正答率1%を切る問題を質問したければ、偏差値65は欲しいところです。ただ、皮肉なことに偏差値65を取る生徒は解説を読む根気も集中力もあるので質問に来ることが少なく、来たとしてもその中の一部だけなので30秒以内で終わります。方針からわからなくても、最初に方針のヒントを与えたら後は自分で解きたがりますし。


出来る子や伸びていく子は質問の仕方や、質問すべき問題レベルをキチンと把握しています。これから後期になると過去問演習に入りますが、「切るべきところは切る」というのをやっていかないと、無駄に時間だけ取られて非常に効率の悪い学習になってしまいます。


「わからないところは質問する」という姿勢自体は良いのですが、思考停止した質問をしないようにして欲しいなと思います。





久々に長いの書いちゃった^^;



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