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カンニングのすゝめ

四谷の合判は左右で試験科目が違うのは有名です。

対策されており大丈夫だと思うかもしれません。しかし


あまり効果はありません


カンニングチェッカーマイスターとしての長年の経験から言わせてもらいますと、カンニングをする生徒には2種類おります。


出来る環境があったからやる生徒 

環境関係なくやる生徒


です。

前者はちょっと顔や目線を動かせば見える環境にある時にやります。大多数の生徒はこのパターンです。

つまり、カンニングが起こるということはほとんどは生徒のせいではなく大人のせいです。


四谷の合判だと前後は同じ科目を受けます。

実は見やすさとしては圧倒的に横より前です。

身体の正面に問題用紙、利き手の前に解答用紙を置いて解くことが多いからですね。

算数も答えだけ書けば良いので、前の生徒がガードが甘く賢い子という恵まれた環境にいればやり放題です。


問題なのは後者の環境関係なくやる生徒です。

このタイプは見えたからやるのではなく、どうやったらできるのかを考えてやります。

もうクセになってしまっているタイプです。

例えば試験中は生徒の様子を見るために机の間を歩くこともたまにあるのですが、通り過ぎた瞬間、つまり背を向けた瞬間に行動に移る子もおります。

また、前に立っていて試験監督がどこを見ているのかをチェックするために頻繁に顔を上げます。

別の所を見ているとわかった瞬間に行動に移ります。

後ろに座っていても後ろを向いてこちらの動向をチェックします。


ここまで来ると明らかに怪しさ満点なのに本人は気づかないんですね。

ですからそういう生徒とは試験中何度も目が合います。

そうなると生徒もきまりが悪いので、残り時間をチェックして顔をあげたんだ風を装うのですが

「残り20分位あるのに30秒単位でチェックするアホがどこにいるんだ」

というツッコミをちゃんとしてあげた方が良いのかいつも迷うところです。


熟練者になってくると椅子の上に正座をします。

座高を上げることで物見やぐらとしての機能を果たすことができるからです。

ちょっと視線を外すと一気に伸びあがります。

その様子はまさしく

prairie.jpg


プレーリードッグ





他にもやり方はいくらでもあります。

隣の生徒は違う試験を受けているという主催側の慢心を逆手に取るのです。

まさしく孫子の兵法のごとく相手の強みを逆手に取る戦術ですね。


主催側は横は大丈夫と思っているはずです。つまり横の間隔は比較的甘くなっていはず。

つまり、隣が算数を受けているときに


答えを写しておく


これが最強です。


本当にここまでやるのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが


やります


やる子はやります。彼らをナメてはいけません。


彼らは別に性格が悪いわけではありません。

良い点取って誉めてもらいたいんです。

ちょっと手段を間違えてしまっただけであり、本質はそこにあります。


ズルをして高得点を取った子ほど周りに主張したがる傾向があります。


「高得点取ったよ!すごくない!?」


とわざわざ言ってくる子に対して

(なんでこいつはわざわざ目立ちにいくんだろう、大人しくいればいいのに…)

とか

(性格的に大丈夫かなぁ。将来が心配だわ…)

などと思ったものですが、それがわかってからは落ち着いて対応できるようになりました。


ええかっこしいの性格の子にありがちですが、性格に関係なく誉められなれていなかったり、親の期待が本人の実力に対して大きすぎたりするとこういう傾向になるように思います。


特に後者が大きいです。


期待をかけることも健全な子供の成長に大事です。


しかし、何事もバランスです。


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テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

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困ったものですが結局、親が目的と手段を取り違えてるんですね。まあ、大学も入ることが目的になっていましたけど。社会にでたら本当の教養が必要たと気付くことが多いですが、その前に人生を棒にする事だけは阻止しないといけないですね。

No title

>>??? さん
塾長はフンチャンです!笑
購入者1人(カッシー)だったりして…。

後ろを見るというのは中々豪快ですね^o^;

電卓使ってミスしちゃうやつですねそれ!笑


>>ななし さん
そこまで先のビジョンが見えている子なんて皆無ですからね^^;

ほとんどの子が親や先生から誉められたくてやっていたり、現実逃避でやっているだけです。

そこを大人が理解してあげられればうまく誘導できるはずなんですけれども、中々難しいですよね。

カンニングについて

衝撃の実態です!
ここまでやるとは…
家の子はどうなのかと思ってしまいます。
この時期にやっていたら目も当てられません。
教えていただきありがとうございます。

No title

>>塾生のパパ さん
親はその辺を把握するのが難しいですからね…。
普段ずっと見ている指導員からすれば丸わかりなんですけれども^^;

この時期ではさすがにほとんどおりませんので、そこまで心配しなくても大丈夫です!
プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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