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理社へ走りすぎに注意!

冬期講習が終わりました。

この時期ですからどうしても6年生の話が多くなってしまいますがご容赦下さい!

全体的に気になったのは算数がイマイチだったことです。(特にSやAクラス)



ちょっと理社へ走りすぎ!?



知識的な部分に関して言えば、多くの生徒はエビングハウスの忘却曲線(知らない人は調べてね^^)に負けない程度にやればいいだけです。

理社が大きく足を引っ張っているのならば集中的にやる価値はありますが、何をやれば合計得点が伸びるのかをもっと良く考えなければいけません。

何も考えず、とにかく「ここが弱いからやる」というのは数か月前の話で、残り一ヵ月は算数で失敗しないための準備をしなければいけません。

中学入試の場合、算数で失敗したら残念ながらほぼ挽回がききません。

「失敗した」のレベルが算数だけケタ違いだからです。


どういうことか説明します。


理社の場合、ほとんどの学校が大問に対して小問が5~10程度設定されています。

はじめは軽い知識的な所からはじまり徐々に難しくなっていくことが多いです。(必ずしもそうとは限りませんが)

大体の生徒がはじめの方をしっかり取り、中盤の小問で差がついて、後半の問題を落とします。

仮にある大問の配点が15点で受験者の平均が8点だとした場合、ほとんどの生徒が6~10点の幅に収まります。



これが算数になってくると同じ平均が8点でも、0点~15点の幅になってきます。

恐ろしいのはこの幅になるのは易問~標準の大問であることです。

難問の方が15点取れる生徒がほとんどいないためむしろ差がつきにくいです。

(1)でミスをすればその後の(2)以降を全て落とすということもあります。

算数の場合、その「ミス」が起こる原因が多すぎることです。

計算ミス、数字の読み間違え、書き間違え、問題の意図を勘違い、問われていることと違うことを解答にしてしまう(AさんなのにBさんを答えた。比を逆に書いた等)

挙げればきりがありません。

例えば理科の知識部分で


Q.食塩の結晶の形を答えなさい。
ア 六角形  イ 正八面体  ウ 正四面体  エ 立方体


これをミスで間違えることはほぼありません。知っていることを答えるだけなので、緊張で間違えることも時間を取られることもありません。

知っている受験生は100%即解けますし、知らない受験生は25%か33%か50%の勝負になるだけです。

ただ、算数は緊張等から頭が真っ白になってしまって思考できなくなってしまい、基本的な問題が解けなくなったり、時間を消費しすぎたりすることがあります。


では、どうやったらそのミスが減り、緊張も無くなるのでしょうか。

それは単純なことで、ただ実力をつければ良いのです。(もしくは寺で修行をして悟りを開く)



足し算を習いたての子供は2ケタ+2ケタとかもたまに間違えますよね?

大人がやればこの程度なら熟練度が違うため、まず間違えないと思います。

その子がミスをするのは「ミスしやすい子」とかいったような問題ではなく、単純に熟練度が低く実力が無いからです。



また、何故そのミスに気づけなかったのでしょうか。

それは解いている時に余裕が無いからです。

これは時計算なんかを教えているとすごく実感できます。


Q.5時と6時の間で短針と長針で作る角が初めて90度になるのは5時何分ですか?


例えばこのような問題で、余裕が無い生徒は20分とか25分辺りを答えにして手を挙げてきたりします。

短針の位置は5~6の間ですから、長針が4とか5あたりでは90度にならないというのは、計算するまでもなく誰でもわかるはずなのに、そこまで頭が回っていないのです。

余裕があれば計算ミスでそう答えが出ても

「あ、これは明らかにおかしいや」

と思って修正できます。

その余裕は実力をつけることでしか生まれません。



実力をつけてもミスは避けられませんし、すぐ気づけない時もあります。

私でも基本的な問題をミスすることはあります。

ただ、試験場でそのミスを放置したまま答案用紙を提出することはほぼ無いと思います。

それは試験時間に余裕があり、見直しができるからです。

生徒を見ていても、出来る生徒ほど見直しにかける時間と集中力が半端ではありません。

作業的にやれる分、はじめに解いている時よりやるべきことが明確なので集中できるのでしょう。


ダラダラと書いてしまいましたが、まとめますと

実力があれば

・ミス自体が減らせる。
・ミスをしても余裕があるので気づける。
・ミスを直す時間の余裕ができる。

つまり、入試で高得点を安定的に出すための易問~標準問題を正確にミス無く取れます。

算数で失敗する確率が減ります。

それどころか算数だけで勝負を決めることができます。



理社ばかりやって算数から離れると、徐々に算数を解く感覚が薄れてしまいます。

今まで解けていた問題まで解けなくなってしまうこともあります。

今回の冬期講習で不安を覚えた生徒もいるはずです。

そういう生徒は算数に触れる時間を増やしてください。

大丈夫です。しばらくすれば戻りますから。


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テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育

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No title

>>??? さん
OKです^^

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Re: No title

>>??? さん
むしろ間違えていたら心配だわ…。

頑張ってね!
プロフィール

カッシー

Author:カッシー
首都圏の中学受験専門塾で教室長をやっております。
中学受験情報、塾内での出来事、雑談等を記事にしていきます。
mail:kassy@sk-antore.com
HP:カッシーが教えている塾
Twitter:@kassy_ant

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